キングダム831話のネタバレ感想考察【洛亜完の敗走で韓が崩壊寸前!寧姫と信の運命は・・・】

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敗戦によって喧々囂々の新鄭を余所に、英呈平原での戦いを終えた飛信隊。

多くの仲間が傷つき、救えずに命を落としてしまう仲間の死を前に、彼等は前進するしかありませんでした。

そんな中で始まる東砂平原の戦い。

もう後に引くことの出来ない洛亜完。

決死の彼の戦いは、はたして騰に勝つとこが出来るのか?

自軍の勝敗に揺れ動く新鄭に謀略の影が蠢き始め、困窮と滅亡に追い詰められていく韓をはたして救う事が出来るのか?

寧姫の願いは届くのか!

風雲急を告げる韓VS秦の戦いはクライマックスへと近づきます!

目次
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勝利の夜

今回の始まりは英呈平原での戦いを終えた秦軍の夜からとなります。

無事に洛亜完を退ける事に成功するも飛信隊の陣営は決して無傷では済みませんでした、多くの仲間が傷つき、負傷者の治療に奮闘している状況です。

しかもこの時代の医療はそんなに進んではいないので、高度な外科的治療は望めないでしょう。

それに野外での治療となれば、破傷風や感染症も発症する事もあるので、例え治療しても助かる見込みも少ないでしょうね。

傷だらけの飛信隊、琳の奮闘

そんな絶望的な中でも琳は先頭に立って仲間達の治療に当たっていきます。

必死に懸命に治療を尽くしてはいくも、負傷者の数ただ多く、直してもキリは無く、治療が後回しにされ、体力が少ない者から次々に命を落としてしまっています。

こんな事なら依央達にも来てもらうべきだったと漏らすほど琳も辟易しています!

それほどこの負傷者の数は尋常ではありませんでした。

あっちこっちで怒号が飛び交い、悲鳴や死臭など、まさに阿鼻叫喚の地獄絵図とも言える光景です。

そんな中で琳は解体するより命を救う方が難しいと語る心中は、とても複雑なのでしょう。

まして大きな戦争が終えた後で負傷した兵士達は、生き残るかの瀬戸際にいるわけですから、生き残るための戦いはまだ終わっていないと言う事ですね。

そんな琳を気遣うように貂は琳がいてくれたからこそ、多くの人間が助かったのだと言ってくれます。

戦場の矛盾に苦悩する風

しかし風は納得出来ないような物言いをします。

例え今のこの命を助けても、また戦場に出て命を掛けて殺し合うと、意味の無いことをしているみたいだと、彼女はバカみたいだと言います。

この言葉の意味もわかりますね。

例え今必死に助けても、また次の戦場に出かけて戦えば、傷ついて苦しんで死ぬだけだと、戦争の矛盾を感じているようです。

風は自分と同じ歳の娘を持つおじさんを救えずに、今のこの惨状にウンザリしている様子と、今後の展開で闇堕ちしないか心配ですね。

信、東砂平原へ出陣

場面は変わり、信が次は洛亜完の首を取ってやると意気込んでいました。

あれだけの傷を負っていたのに、まさかここまで回復してしまうとは・・・彼の生命力には驚くばかりです。

そして次の日を迎え、東砂平原の戦いへと辿り着く信と騰。

洛亜完はここで秦軍を沈めると、死んだ博王谷に誓いながら第二戦を始めて行きます!

不穏な動きを見せる新鄭

韓上層部の混乱と張宰相の対策

さらに場面は変わり、新鄭では洛亜完の勝利を願ってやまない文官達が、行く末を案じている様子ですが、みんな自分達の事ばかりと、ここぞとばかりに責任者である張宰相に詰め寄っています。

もしこの戦に負ければ、責任と取って貰うと彼に詰め寄っているなど、韓側の士気は完全に低下していますね。

もしこの戦に負けでもすれば、内部で内乱が起きてしまう雰囲気です。

結束が固そうに見えても、実際に戦争の負ける瀬戸際に来れば、忠義も何もあったもんじゃないとする、そんな不心得者みたいな人間も出てきますからね。

しかも今回の韓側では高級文官の間で不穏な空気が見えていますし、油断も隙もあったもんじゃありません。

そんな中で張宰相は先読みしているのか、非常事態だからと治安維持軍の長である夏侯龍を城内に入れていました。

まさか治安維持軍の長がここにいるとはと、これで高級文官達は簡単に張宰相を宰相から引きずり落とすことは出来なくなりましたね。

しかしこれはそれだけ今の韓側に結束力の低下を顕著に示している事にもなります。

もし今回の戦で洛亜完が負けてしまえば・・・間違い無く内部で反乱が起きてしまうでしょう。

講和か降伏か徹底抗戦かと、絶対に揉めてしまいます。

そしてもしこの情報が民に流れてしまえば、間違い無く大混乱は必至。

そうなればもはや統制の取れない状況になってしまいと、韓は内部から崩壊する恐れになってしまうでしょう。

騰の懸念していた事はこういう事なんでしょうね・・・

寧姫の奔走と市民の不安

寧姫も今のこの状況を見て王都が物騒になってしまったと悲しそうな言葉を呟いてしまいます。

以前はこんな事がなかったのにと、戦争によって崩れてしまう平和を目の当たりにしているようですね。

そして寧姫は今も混乱する王宮内を駆け回りながら、各部署を説得しているみたいです。

彼女って苦労人ですね・・・騰も気に掛けてしまうのも頷けます。

いっそこんな国なんてなくなってしまえばいいんですよね。

過労死してしまうのではと思える寧姫・・・なんともう夕暮れ時だと、時の経つ速さに驚くほど、色々と奔走していたみたいですね。

彼女はふと、街を眺めてしまいます。

今は平穏で物静かな雰囲気ですが、どこか不気味な感じもします・・・もし東砂平原の戦いで負けたと知れば、民は大混乱を起こし、街は大騒ぎになってしまうでしょう。

下手をすれば暴動が起きてしまうかもしれません。

そんな事にはさせないと、寧姫は洛亜完の勝利を祈りますが・・・はたして彼女の願いが通じるのでしょうか?

洛亜完、敗走す!

敗走する洛亜完と新鄭の危機

今回のキングダムのラストは衝撃的な幕引きで終えてしまいます。

なんと洛亜完が敗退し、新鄭を目指して退却中との事。

・・・これは運命が決してしまいましたね。

絶望感に染まっていく新鄭と、次回は混乱する展開になってしまいそうです。

これは新鄭で暴動が起きるかも知れません。

いえ、その前に血が流れてしまう可能性もあります。

現在の韓の上層部は完全に二分化されている状態です。

次回辺りで張宰相の責任追及がはじまり、洛亜完の責任問題などで盛り上がるかも知れません。

今は責任をとやかく言う前に、秦軍と交渉する事が大事だと思うんですけどね。

このまま降伏を受け入れそうにない韓側と、徹底抗戦を示しそうです。

でも徹底抗戦をすれば、間違い無く新鄭は火に包まれてしまうでしょう。

民は逃げ惑い略奪や暴動などが起き、多くの血が流れてしまう最悪の状況になります。

それこそ騰の告げていた懸念が現実になってしまう状況です。

いったい韓の行く末はどうなってしまうのでしょうか?

寧姫と韓の未来

寧姫のこれからはどうなってしまうのかも気になります。

彼女の場合は、騰に助けられる可能性もありますので大丈夫だと思いますが、張宰相など、国の重臣はことごとく処罰されてしまうでしょうね。

特に王様に関しては間違い無く命を奪われてしまう事でしょう。

そうなりたくないと、徹底抗戦をする動きになれば、この戦の被害はより大きくなってしまうでしょう。

次回辺りではそんな動きがメインになる可能性が大きいですね。

寧姫は無事でいられるのでしょうか?

彼女の場合ですから、王に降伏を勧めるかも知れません。

民に被害を出せないと進言するも、裏切り者とか言われてしまう可能性も考えられるので、下手をすれば血が上った王に斬り殺されてしまうのではと、そんな最悪な結末が予想出来ます。

でも次回は東砂平原の戦いが描かれるかも知れません。

洛亜完が敗北するまでの経緯が描かれ、信との対決の経緯なども描かれるかも。

はたして次回はどうなるのでしょうか?

まとめ

✅ 飛信隊は大きな代償を払いながらも、前線に立ち続ける

✅ 新鄭内部では責任逃れと裏切りの空気が蔓延

✅ 洛亜完の敗走により、韓は崩壊の危機に

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