まずはおさらい!
831話のあらすじと流れ
英呈平原での激闘を終えた飛信隊は、深手を負った仲間たちの治療に追われていた。 琳が必死に命をつなぎ、貂や風も戦争の現実と矛盾に心を揺さぶられる中、信は次なる戦地・東砂平原に向けて立ち上がる。
一方、韓王都・新鄭では文官たちが混乱し、責任のなすりつけ合いが始まり、治安の維持すら危うい状況に。 寧姫は王都の崩壊を防ぐために奔走するも、暴動の予兆は日に日に強まっていった。
そして── 洛亜完は撤退の命を無視し、東砂平原での“背水の陣”を選択。 韓の運命を賭けた最終決戦の幕が、ついに上がったのだった。
東砂の激戦がもたらした衝撃の展開
832話では、洛亜完率いる韓軍がまさかの壊滅的敗北。
戦いの舞台・東砂平原において、韓軍は沛曇、眉景という要の将を失い、主力の半数を喪失するという惨状に。
さらに洛亜完自身も深手を負い、戦場を離脱せざるを得ない状況に追い込まれます。
この大敗は、単なる軍事的な損失だけでなく、韓という国家そのものを揺るがす決定打に。
まさに国の命運をかけた戦が、ここで大きく動いたと言えるでしょう。
羌瘣、閃光の突撃!──戦況を一変させた女将軍
今回のハイライトとも言えるのが、羌瘣率いる羌瘣隊の突撃。
旗を掲げ、微笑みながら先頭に立つ羌瘣の姿はまるで戦神──その一閃が戦場に希望をもたらしました。
羌瘣の突撃が合図となり、飛信隊も猛攻。
敵軍の第一陣を粉砕し、そのまま沛曇の本陣にまで切り込みます。
羌瘣と羌礼の連携で、ついに沛曇将軍を討ち取るという大戦果!
この一撃が、韓軍全体の士気をへし折り、敗走の流れを決定づけました。
読んでいて鳥肌立つ展開……!
新鄭に走る激震──王都が揺れる
戦場での敗北の報が届いた新鄭では、王族や文官たちの混乱が一気に加速。
「誰の責任か?」「逃げるべきか?」「降伏か抗戦か?」──
国家の中枢が、この非常時にまとまらず、自滅に向かう様は胸が痛い。
さらに、王族の中には国外逃亡を計画する者まで現れ、国家崩壊の足音がはっきりと聞こえてきました。
一方で、寧姫は必死に民を守ろうと訴えかけますが、混乱の波にその声はかき消されてしまいます。
この“中から壊れていく”空気感、キングダムファンとしてはまさに韓の終焉を感じざるを得ません……。
次回予想:信と騰、ついに王都へ?
戦局的には、秦軍が新鄭へ向けて進軍を開始するのは時間の問題でしょう。
騰、信、羌瘣たちは、次なる戦場へ──。
内部崩壊寸前の韓王都。
この混乱に乗じて一気に制圧するか、それとも寧姫の奔走が一縷の希望となるのか?
833話では、おそらく秦軍の王都進軍と並行して、寧姫がどう動くかが鍵になるはず。
寧姫がもし王に「降伏」を進言すれば、彼女の命すら危うい。
けれど、民を守るためならきっと立ち上がるはず。
──信じたい、寧姫のその強さを。
まとめ:最前線の戦神、王都の混乱、そして未来へ
✅ 羌瘣の突撃が、戦場の空気を一変させた!
✅ 韓軍は主力を喪失、王都新鄭は完全パニック
✅ 次回、信&騰による“決断”が迫る
キングダム832話は、まさに”歴史が変わる瞬間”を読んでいる感覚でした。
韓という国が、この戦でどう終わりを迎えるのか──。
キングダムファンとして、目が離せない展開が続きます!