本記事は、ワンピース1137話の展開を考察した記事となっておりますので、ネタバレが嫌な方はご注意ください。
尚、前回の1136話については、こちらのワンピース1136話のネタバレ感想考察【ロキは神の騎士団に入るのか?】をどうぞご覧ください。
ワンピース1137話のネタバレ展開考察【ロキと話をしていたモサ公の正体とは】
ついに辿り着いたエルバフ。様々な謎が生まれているウォーランド王国と、謎の尽きない未知なる島に挑む事になるルフィ達!
今回の考察は、謎の多い島であるエルバフの秘密とこれから起きるであろう、様々な謎を考察していきたいと思います!
エルバフに長居してはならない理由
今回のエルバフ編の舞台となっているウォーランド王国ですが、ルイ・アーノートいわくこの島には長居をしてはいけないと記されています。
この長居をしてはいけないとは、いったいどういう意味なのでしょうか?
今回はそんなウォーランド王国の謎となるエルバフに長居はしてはいけない秘密について考察していきましょう!
まず、ルイ・アーノートはこう語っています。
「巨大とは感動である。この絶景を一体誰が正しく言葉にできようか。ここはエルバフ島ウォーランド王国。通俗的にはその総称で「エルバフ」と呼ばれる巨人たちの王国。草や木 蔓や花 虫・魚・鳥 動物たちに至るまですべてが巨大でただ息をのむ。冒険者達よ。返却されぬ去りし時を悔いる事なかれ」
この文章から推測するに、エルバフにおいて、ここは巨人の国である事から、一般の人間が過ごす事の出来ない世界となっていると記されています。
そしてエルバフにおいて大きな謎ともなっているのが、何故エルバフは天竜人に狙われずに今日まで無事に独立を貫く事が出来たのか?です。
また黒ひげ海賊団やカイドウなどを含めた四皇の支配も受けていないなど、有り得ない独立を勝ち取っている王国とも言える状況。何せ世界政府から非加盟で通っている国なんて希な国とした言い様がありません。
なんで独立を貫ける状態のままでいられているのか?それはエルバフは、人間には生活出来ない過酷な環境である事が挙げられます。
まずエルバフは蟲までもが大きく、植物に動物なども巨大で、とても人間が住める島ではありません。まして巨人が住む島でもあるのに、その島を支配するともなれば、とんでもない労力を掛けてしまう事になります。
まして巨人族を敵にして支配しても、その分の旨味がなければ意味もありません。
しかしエルバフには宝樹アダムが存在し、この宝樹を手に入れる為ならば、侵略を仕掛けてもおつりは出るかもしれません。まして天竜人ならば宝樹を手に入れたくなる筈です。
そんな巨大な資源があるにもかかわらず、なぜ世界政府や天竜人はエルバフを支配する事はなかったのか?
巨人を倒してでも宝樹は他の島にも存在し、無理をして手に入れる必要がないからと言えば、確かに納得は出来るも、あれだけの巨大な樹は、世界政府にとっても大きな資源になる筈です。
そして何よりもイム様が動いていないのも謎が多すぎます。エルバフには空白の百年の秘密が眠っており、これはどうしてもイム様が欲しがるはずの代物でもあります。
それを手にせずにエルバフを放置しているのは、エルバフは特別な島であることが窺えるからです。
そうエルバフには、何かが隠されているとされています。
そして長居をしてはいけない理由に、巨大化する生命体にエルバフの長寿などを考えれば、エルバフは他の島と違って、時間の流れが遅い島なのかも知れません。
エルバフで過ごす一日は外とは違い、もし一ヶ月も過ごす事になれば、一年も過ごす事になってしまう島なのかもしれません。
もしうっかりと長居をすれば、世間は数百年も経っている可能性が出てしまい、またエルバフから出てしまえば、一気に歳が押し寄せてくるかもしれません。
エルバフが巨大な島であるのは、そんな時間の制約があるからこそ、巨大な島であり、また多くの勢力が見逃してきた理由にもなるでしょう。
ロキと話をしていたモサ公は誰なのか
ロキが電伝虫を使って何者かと電話をしていましたが、この相手とはいったい誰なのでしょうか?
電伝虫を使えば、外海に電話することもできる事から、外海に電話を掛けている可能性もあります。ロキは外海に繋がりを持っているのか?
まず考えるのは既に登場している誰か?もしくはまだ登場していない新キャラ?の二点になります。
その相手とは誰になるのかを考えれば、もしかすればそれは五老星の誰かになるかもしれません。
- トップマン・ウォーキュリー聖
- イーザンバロン・V・ナス寿郎聖
- ジェイガルシア・サターン聖
- シェパード・十・ピーター聖
- マーカス・マーズ聖
この五人の誰かと電伝虫で話していたとなれば、誰がその人物になるのかが解ると思います。
まずモサ公と呼んでいるのならば、その特徴のある部分が判断基準になるでしょう。
モサモサと考えれば毛がふさふさに生えている、もしくはヒゲがふさふさと考えるべきです。
そうすればイーザンバロン・V・ナス寿郎聖は、まず除外されてしまいます。
そしてジェイガルシア・サターン聖は、すでに死んでいるので除外されます。
残るのは、「トップマン・ウォーキュリー聖」「シェパード・十・ピーター聖」「マーカス・マーズ聖」のこの三人がモサ公になるのですが、この三人がロキと関係している可能性は低いと考えるのが良いでしょう。
現在の段階でこの三人がロキと交渉する可能性は低いからです。あくまでも五老星は世界政府の利益になる行動しかしません。わざわざ危険な事を起してまで、エルバフの内情に関わるつもりはないでしょう。
五老星は動かず、水面下で動いていた人物を挙げれば、それはフィガーランド・ガーリング聖になります。彼が密かに動き、エルバフを狙っていた。
そしてその交渉する相手にロキを狙い、彼を上手く利用しているのではと考えられます。
現にフィガーランド・ガーリング聖は、現在の五老星の中で最も暗躍している人物として挙げられている人物です。
ベガパンクの内部の裏切りとなるヨークを見出したなど、彼は作中でも多くの破壊活動に手を出している人物とも言えるでしょう。
そして何よりも今回のエルバフに訪れた二人の人物。シャンクスに似た男と、もう一人の女らしき人物。この二人はフィガーランド・ガーリング聖の身内なのかもしれません。
またフィガーランド・ガーリング聖はシャンクスの肉親ではないのかとする考察もあり、密かに動いている可能性もあるでしょう。
ではフィガーランド・ガーリング聖は、ロキを使っていったい何を企んでいるのか?それはエルバフに眠る空白の百年の秘密を手に入れる事ではないのでしょうか?
またエルバフの内情を操り、世界政府もとい天竜人の駒として使える様に暗躍していると考えれば、彼の行動にも納得のいく答えになります。
しかしフィガーランド・ガーリング聖はなんでそんな事をしているのか?もしかすれば彼は、現在の五老星の支配を壊そうとしているのかもしれません。
常に永遠にトップに居座る五老星を邪魔に思い、それを排除すべく、イム様に自分の存在価値を認めさせ、新たな支配構造に座ろうとするフィガーランド・ガーリング聖。
今回のエルバフでの騒動も、彼が裏で動いているかも知れません!
2人の侵入者になぜ誰も気が付かないのか
エルバフに侵入して来た二人の人物。何故、誰も気づいていないのか?現在のところでは大きな謎ともなっています。
まずルフィやゾロにウソップなどは見聞色が使える筈なので、侵入者の感知をすることは出来る筈です。
ただあの時に浮かれていたことや警戒心が抜けていたから、感知する事が出来なかったとすれば、それは仕方がない事だと思います。
またエルバフにおいて、あの魔法陣の移動は、当たり前に存在する技術なのかと言う、大きな疑問も生じています。
あの魔法陣は、侵入者の二人が用意したモノであり、二人でしか反応しない代物となれば、誰もエルバフの城に入ってきたと感じる事も出来ないでしょう。
ここで考えられるのが、この魔法陣のシステムはイム様を始めとする五老星側の何らかのシステムではないのでしょうか?
失われた空白の百年の中で培われたシステムを使い、転移してきたと考えれば、一応の納得も出来る筈。
そしてもしフィガーランド・ガーリング聖が関わっていれば、この魔法陣は、彼等の秘密の能力ともなるかも知れません。
五老星の持つ能力を使い、島に乗り込んできた二人。また巨人を一瞬で倒してしまう力など、規格外の存在でもある事から、未知の力で気配を消しているとも考えられます。