本記事は、ワンピース最新1140話以降の考察をまとめた記事となっています。1138話までのネタバレを含むので、ネタバレが嫌な方はここでページを閉じるようお願いします。
尚、1138話の考察を振り返りたい方は、こちらのワンピース1138話のネタバレ感想考察【シャムロックの剣は「ケルベロスの実」を食べた?「来い」の人物はギャバンで確定か?】をどうぞご覧ください。
ワンピース1140話までに見て欲しい考察【鉄巨人エメトは「トキトキの実」で過去から飛ばされた?】
ここからは、この先のワンピースがもっと面白くなるような考察をまとめました。
できれば、1140話が公開される前に以下の読んでいただきたいです。
- ジョイボーイの本名は何?Dの一族で確定だが
- 「覇気」は800年前から存在していたことが確定
- エメトの「×印」は仲間の印か?
- 鉄巨人エメトは「トキトキの実」で過去から飛ばされた?
①ジョイボーイの本名は何?Dの一族で確定だが
1122話で初めてシルエットが公開されたジョイボーイ。作中終盤で「眼帯の海賊」が描かれると尾田先生が発言しているのですが、ジョイボーイのことなのでしょうか。
そんな感じでジョイボーイについてはまだまだ分からないことが多いのですが、意外にも話題になっていないのが「ジョイボーイの本名」です。
1122話でルフィの名に「D」が付いていることを知ったエメトは、何かうれしそうな声で「お前は死なせない。お前は死なないでね」と言って奥の手「ジョイボーイの覇気」を使用し、力尽きました。
ここからわかることは、ジョイボーイと同じ「D」の名を持った男が、ジョイボーイと同じ二カとなって戦っていることがうれしかったと考えます。
よってジョイボーイの名も「D」が付くはずなのですが、巷で予想されている考察は「モンキー・D・ビンクス」。ジョイボーイは通り名であり、本名ではないのです。
では、「モンキー・D・ビンクス」が本名である理由ですが、「ビンクスの酒」がヒントのようです。海賊たちが歌う「ビンクスの酒」。ルフィ達も酒の席では歌いますし、ロジャー海賊団も歌っていました。

そんな「ビンクスの酒」は、誰かはわかりませんが、「ジョイボーイ」の何かを語り継ぐために作った歌の可能性が高いです。
「ビンクスの酒を届けに行くよ」・・・あの歌にも、何かジョイボーイに関する暗号が隠されているかもしれません。
②「覇気」は800年前から存在していたことが確定

800年前に封じ込められていたジョイボーイの覇気。エメトはその強大な覇気を使用して、五老星を撃退しましたが・・・過去回想でもジョイボーイは「覇気を結んで封じ込めた」と発言しています。
よって、覇気は800年前から存在しており、その名も変わらずに継承されていることが確定しました。現時点で明かされているのは「覇王色の覇気、見聞色の覇気、武装色の覇気」の3つ。
そして、それは段階的に使用難易度が違うと考えており、まとめると以下のとおりです。
- 「覇王色の覇気」をぶつける。覇気をぶつけられたものは、精神的に未熟であれば気絶してしまう。
- 「覇王色の覇気」を纏う。簡単に言うと攻撃力アップ。防御力の高いカイドウでもダメージを負うほどの威力になる
- 「覇王色の覇気」を授ける。ジョイボーイがエメトに覇気を授けている。覇気を授かったものは、自身の能力に関係なく、覇気所有者の本来の威力のまま発動させることができる?
注目したいのは、3つ目の「覇王色の覇気」を授けるです。これが可能なら、誰もが「覇王色の覇気」を使用することができるのですが、現時点で使用したのは鉄巨人エメトのみ。
よって、「ぶつける」→「纏う」→「授ける」の順で使用難易度が上がり、エメト以外が授かった覇王色を使用していないということは、現時点では海軍、世界政府側で覇王色を授けることができる人物はいないということです。
では、海賊側はどうなのか?こちらも授かった覇王色を使用したキャラはいないのですが、注目したいのはロジャーです。海賊王レベルであれば、ジョイボーイと同等クラスの覇気だったと予想しているのですが・・・
なので、ロジャーは誰か、もしくは何かに覇気を封じ込めていると考えます。個人的には人ではなく、物に覇気を封じていると考えており、候補は愛刀「エース」と海賊帽子です。
愛刀「エース」の所在は不明ですが、帽子はレイリーが譲り受けていました。ロジャーはレイリーに対して、「次の時代のために使え!」といった感じで、覇気を封じ込めた帽子を授けたのではないでしょうか。
③エメトの「×印」は仲間の印か?

1122話のエメトとジョイボーイの過去回想で、エメトの右腕に×印が描かれていたことが判明しました。ルフィがアラバスタで、「仲間の印」としてビビを含めた麦わらの一味に付けた×印・・・

ジョイボーイも過去に、同じように仲間に×印を付けたのでしょうか。であれば、今後登場する未知なる新キャラクターの右腕に注目したいですね。
また、現時点では描かれていないですが、ズニーシャや過去から飛んできたと言う天月トキの右腕に、×印があったのかも気になるところですね。
④鉄巨人エメトは「トキトキの実」で過去から飛ばされた?
200年前に突如としてマリージョアを襲撃した鉄巨人エメト。しかしながら、突如として稼働停止したようなのですが、エメトはどこから来たのか?
エッグヘッド編でエメトが稼働したのはルフィが二カとなり、ジョイボーイの気配を感じたからなのですが、ジョイボーイ、及び二カに該当する人物は五老星の発言からも過去800年間は出現していません。
よって、200年前にエメトが動く理由が見当たらないのですが、であるからこそ私は鉄巨人エメトは「トキトキの実」で過去から飛ばされたと考えています。具体的な根拠は以下の2つ。
- 「ジョイボーイの覇気」を今まで使っていなかった
- 途中でエメトは稼働停止している
自分の命、もしくは誰かを守りたい、いざって時に使えるようにとエメトに封じ込めたジョイボーイの強大な覇気。普通なら、800年前にジョイボーイが敗北する瞬間、エメトが加勢するために使うはず。
それなのに使っていなかったのは、「そもそも使う場」にいなかったと考えるのが普通です。800年前にジョイボーイとエメトは今のマリージョアで戦闘していた。しかし、突如としてトキトキで600年後に時間移動。
これが200年前に突如としてマリージョアにエメトが現れた理由と考えます。そしてジョイボーイ、もしくは二カの存在が動力源となっているようなので、その場にいないため稼働停止したのでしょう。
ワンピース1139話以降のネタバレ展開予想【希少種族が物語のキーパーソンとなる】
1139話以降の展開考察
- 希少種族が物語のキーパーソンとなる
- ワンピース争奪戦は7つの組織で行われる
- 物語はワンピース発見→世界政府と戦う?
- ジョイボーイが敗北した理由が明かされる!?
- ついにイム様が動き出す!?
- マリージョアの国宝の正体が明かされる
希少種族が物語のキーパーソンとなる
1121話で描かれたベガパンクの「執拗に滅亡を望まれる稀有な種族」というセリフ。このタイミングでわざわざこのセリフを言い、バッカニア族・ルナーリア族・三つ目族を描いた理由。
尾田先生のことですから、まず間違いなくこの3種族は今後のワンピース世界で大きな役割があると考えています。でなければ、こんなところで描く必要はなかったですから。
この3つの種族は、いずれも特殊能力持ち。ルフィ達の障害になるのか。今後の展開が見逃せません。
ワンピース争奪戦は7つの組織で行われる

1121話ラストで描かれた12名が、ワンピース争奪戦のメインメンバーと考えられるのですが、それぞれを組織ごとでまとめると、大きくは7つとなりました。
組織名 | 戦力 |
---|---|
麦わら大船団 | ルフィ、及びその一味と友好のある海賊など |
黒ひげ海賊団 | 黒ひげ、及びその一味と友好のある海賊など |
赤髪海賊団 | シャンクス、及びその一味と友好のある海賊など |
バギーズデリバリー(クロスギルド) | バギー、ミホーク、クロコダイル、その他クロスギルドのメンバー |
世界政府(世界貴族) | イム様、五老星、神の騎士団、海軍(SWORD以外) |
SWORD | コビー、及びその他SWORDのメンバー(所属の海軍であって海軍ではない秘密の組織) |
革命軍 | ドラゴン、サボ、イワンコフなど革命軍メンバー |
物語はワンピース発見→世界政府と戦う?
私の考えでは、ワンピースは以下のような流れで進行していくものと考えていました。
- ワンピースをルフィが発見し、真実をすべて知る
- すべての歴史を背負ってルフィは世界政府に戦いを挑む
- 世界中を巻き込む巨大な戦いが描かれる
他にも、このような展開であると予想していた方は多かったのではないでしょうか。
しかし、1121話で物語の進行は以下の流れになると予想されます。
- ワンピース争奪戦が始まる(7つの戦力による大乱闘)
- 勝者はルフィ。真実をすべて知る
- すべての歴史を背負ってルフィは世界政府に戦いを挑む
- 世界中を巻き込む巨大な戦いが描かれる
本当にあと数年で終わるのか・・・7つの戦力による大乱闘だけで5年くらいかかりそうですね(笑)
ジョイボーイが敗北した理由が明かされる!?
空白の100年時代の主人公ジョイボーイ。科学技術が発達していたとはいえ、「20の王国」と戦った勇敢な海賊。
「20の王国」というとてつもなく巨大な敵を相手にしているのですから、負けるのは「まぁ仕方ないよね」と思っていたのですが・・・1122話で描かれたジョイボーイの覇気。
その威力は作中最強で、五老星は全員が能力解除させられ、イム様は怯えている様子でした。ここから思うのは、本当にジョイボーイは負けたのか?です。
あれだけ強い覇気を持つジョイボーイが戦闘で負けるような気はしません。またエメトが「奥の手」を今の今まで使っていなかったのも不思議。ジョイボーイが負けそうなときに使うはずですから。
なので、ジョイボーイは普通に戦った敗北したのではないと考えています。このあたりのジョイボーイが敗北した本当の理由が明かされる日も近いのではないでしょうか。
ついにイム様が動き出す!?
ベガパンクの配信が始まってからは、1122話でイム様は登場しました。世界のトップであろうイム様は、この配信を聞いて何を考えているのか。何かを発言することはなく、ただただ配信を聞いているだけの様子でしたが・・・
五老星は人を人と思っていないような奴らなので、さらに上のイム様はもっと冷徹な人物のような気がしますが、そのイム様がベガパンクの配信を静観しているのはかなり不思議でした。
大陸をなんの躊躇いもなく消すような人物ですから、ベガパンクの好きにさせる程、優しくはないと思うのですが・・・結果的に好き放題ベガパンクにやられたので、さすがにイム様自身が動くでしょう。
ちなみ、イム様は「オペオペの実」の不老手術を受けたと予想されており、空白の100年時代を生きた「20の王国」のどこかの王様。名はネロナ・イム聖であることから、ロとナを組み合わせて申。ネを合わせて「ネ申=神」。
さらに「イム=仏」でもあることから「神」と「仏」の名を持っていることになるので、「神仏」がもとになっている可能性がかなり高いです。そんな唯一王の名を持つイム様がどう動くのか。今後の展開は見逃せません。
マリージョアの国宝の正体が明かされる
マリージョアに眠ると言われる国宝。今のところ正体は不明ですが、恐らく古代兵器で間違いありません。
というのも、ルルシア王国を沈めるほどの破壊力を持った兵器であり、かつ世界を沈める=海面上昇を誘発するほどの兵器は、古代兵器以外には考えられないからです。
現状、古代兵器はポセイドンはしらほし=魚人島に。プルトンはワノ国にあることが分かっているので、最後のウラヌスが世界政府の国宝で間違いないでしょう。
そして、ウラヌスの管理者は、1000年前から生存していることが予想されているイム様。最初の20人の王の一人で、1000年前からずっと管理しているものと思われます。
その国宝が、いつ正式に明かされるのか。近々シルエットだけ登場すると考えています。読者にのみ想像できるようね。
まとめ
本記事は、ワンピース1139話の考察をまとめました。
意外にもエルバフ編の展開は早いです。
このペースでいくと、世界中を巻き込む戦いもすぐですかね?
今後の展開に目が離せませんね。