本記事は、ボルト97話の振り返りと感想考察記事です。Vジャンプ最新話の情報を含んでいるので、まだ読んでいない方はネタバレになることをご理解お願いします。
前回の97話では大きな戦いはなく、「飛雷神の術」に関する説明やエイダの恋バナがメインでした。
改めて96話の内容をまとめると、以下のとおりです。
96話の振り返り
- ボルトの「飛雷神の術」の解説。四代目火影・波風ミナトのものとは異なり、ボルトの「飛雷神の術」は金属に自身のチャクラを付与し、それを感知することで転移先を定める仕組みだった。
- 果心居士は、未来の情報を他者に伝えることのリスクをボルトに説く。人々が未来を知ることで行動が変化し、結果として未来が複雑に枝分かれし、予測が困難になる可能性があると指摘します。このため、未来を知る者は「運命の特異点」となり、陰ながら望むべき未来を後押しすることが最善の行動であると述べるのであった。
- エイダは千里眼で果心居士とボルトの会話を目撃しますが、それをサラダたちに伝えることを控えます。サラダはボルトが一人で全てを背負い込もうとしていることに苛立ちを感じますが、スミレはボルトの優しさから情報を隠しているのではないかと諭します。このやり取りの中で、スミレは自身もボルトに好意を抱いていることを明かし、二人の間に緊張が生まれます。
- シカマルはエイダからの情報を基に、砂隠れの里への任務を手配。木ノ葉丸、サラダ、ミツキは風の国に入り、砂隠れの忍であるヨドとアラヤと合流。しかし、そこで人神樹「祭」と「粒」を発見。
96話のラストは、人神樹「祭」と「粒」を砂隠れの里で発見するシーンで終わりました。
木ノ葉丸先生たちと戦闘になるのか・・・続きは本記事をどうぞ最後までご覧ください。
漫画「ボルト」97話(第2部17話)のネタバレ感想考察【十羅が木ノ葉の里の本屋へ!そしてヨドとアラヤは喧嘩】
ボルト97話の展開ですが、ざっくり以下の流れで進行していきました。
- 委員長の言葉を思い出すサラダ
- 粒と祭は木ノ葉丸達に気付いていない
- ヨドとアラヤは喧嘩中
- シカマル(果心居士)の策
- 人神樹「粒」と「祭」の動向を見るエイダ
- 木ノ葉の本屋に現れる十羅
- カワキとアマドの問答
それぞれ感想と考察をまとめていきます。
委員長の言葉を思い出すサラダ
ボルト97話は、サラダの心の中からスタートしました。どうやら委員長との軽い言い合いについて、いろいろと悩んでいる感じです。
「あの時・・・あたしの目の前で、あたしの気持ちを・・・ほんの少しでも考えてくれた?」という委員長の問い詰めは、思ったよりサラダに刺さったみたいですね。
ただ、サラダは何とも言えない表情です。後悔はしてないような気もしますが、だからといって委員長に悪いと思っていないということはなさそう?
この辺りは委員長とサラダが再び会った時の反応でわかるでしょうね。
ちなみに、サラダが悩んでいることはミツキが気づいているようでした。さすがスリーマンセルを組んでいただけあって、仲間の変化には敏感な様子。
粒と祭は木ノ葉丸達に気付いていない
そこからシーンは変わって、人神樹「粒」と「祭」へ。二人はボルトが残した蛙の死骸を見つけていました。
そして、「祭」は「蛙はボルトが置いていったもの。木々達がそう言っている」と発言しているので、どうやら「祭」は「木」の声を聴くことができるのでしょうね。
そして、その木は「どこにだってあるわよ。地中深くにだってね」と言っているので、いわゆる根っこのようなものも声を聴く対象になるのでしょうか。
そして、二人はどうやらボルトを追って砂隠れの里まで来ているようなのですが、恐らくこれはボルトの罠。飛雷神で砂隠れの里に飛び、蛙を置いていったのでしょう。人神樹をおびき寄せるために・・・
ヨドとアラヤは喧嘩中
人神樹「粒」と「祭」の会話からシーンは変わり、木ノ葉丸先生側へ。ヨドは耳がいいのか、もしくはその能力で会話を盗み聞き。
「ボルトを追ってきている。祭は感知タイプで、ここがバレるのも時間の問題」とすぐさま分析。ここまでは冷静だったのですが、棘魂を入手してシンキをもとに戻すために、かなり無茶な戦いでも挑みそうな勢いです。
さすがにアラヤは無茶をするなよと頭を覚まそうとするのですが、「保護者面すんなよアラヤ・・・無茶でも何でもやるっての」と、ヨドは怒っている様子。

そんなこんなで雰囲気は最悪な状況ですが、相手は待ってくれないので、すぐに木ノ葉丸先生たちは作戦を実行するのでした。
その作戦とは・・・
シカマル(果心居士)の策
シカマル・・・というより果心居士が言うには、人神樹は「生まれて間もない猛獣の子供」のような存在とのこと。明確な悪意はなく、ただ単に純粋なだけ。
だからこそ、シカマル(果心居士)は木ノ葉丸に対して「人神樹と仲良くなれ。手懐けろ。そして最後に裏切れ」というのでした。
これが今回の作戦。ナルトが嫌いそうな作戦ですが、シカマルだからこそ通った作戦です。ただ、そううまくいくのか・・・木ノ葉丸先生、ミツキ、サラダは人神樹に接触しました。
普通に自己紹介をし、ボルト捜索という目的が一緒なら協力しようと持ち掛けるのでした。そして、手分けするという名目で人神樹をばらけさせる。
木ノ葉丸先生が祭、残りのメンバーは粒と行動を共にすることに。
このメンバーわけにも意図があり、というのもモエギは木ノ葉丸のことが好き。恐らく、感情も若干引き継いでいるので、交渉にも応じれるのではないかという予想だったのですが・・・
案の定予想通りで、祭は木ノ葉丸を前にすると赤面してしまいました。
人神樹「粒」と「祭」の動向を見るエイダ
そのころ、カワキとボルトはというと・・・ボルトが出ていくと十羅に間違いなく狙われて殺されるので、ボルトは動けない状況です。
そしてカワキも、まだリミッターを解除できていないので、すぐには動けません。よって、現状はエイダに人神樹「粒」と「祭」の動向を探らせるくらいしかできません。
エイダ的にはバグに介入されるので千里眼は使いたくないと駄々をこねるも、千里眼を使用。
人神樹「粒」と「祭」が木ノ葉丸先生、ミツキ、サラダ、ヨド、アラヤと接触。木ノ葉丸先生が「祭」を一人で相手にしていることを確認しました。
どうやら果心居士の視た未来の通りのようです。人神樹は強いです。群れられると討伐がかなり難しくなるので、ばらけさせて個別撃破が理想なのでしょうね。
木ノ葉丸VS祭に関して戦闘にならないでしょうが、「粒」VS「ミツキ、サラダ、ヨド、アラヤ」は確実に戦闘になります。
いったい、どのような戦闘になるのか・・・気になる内容は98話で描かれるでしょう。
木ノ葉の本屋に現れる十羅
そのころ木ノ葉の里には・・・人神樹「十羅」が木ノ葉の本屋に訪れていました。

十羅は木ノ葉の里の本屋に興味を示しているシーンがあり、突然十羅が木ノ葉の本屋へ来ることも想定されていたのですが・・・まさかこんなにも早く来るとは思いませんでした。
ただ、十羅は変に刺激せず、いったんは放置。こちらから何か仕掛けない限りは、十羅も何もしてこないです。今の十羅は本=知識習得に夢中ですからね。
そして、十羅は本屋の店主に金を払い、本を購入してその場を去りました。
カワキとアマドの問答
現状、ボルトが動けないので、現場での指示や状況把握がエイダの千里眼に頼っている状況です。
それはそれで強力なのですが、現場判断ができないのは痛い・・・よって、カワキが現場で動けるだけの力を身に着ける必要があるのですが・・・
97話ラストでは、アマドに自身のリミッターを外すように凄むカワキが描かれました。ついに、カワキのパワーアップです。
いったい、どのレベルまで戦闘力を上げるのか・・・続きは98話で描かれるでしょうね。
まとめ
今回はボルト97話の振り返りと感想考察をまとめました。
本記事のように、当サイトではボルト最新情報をまとめております。
次の98話についても同様にまとめていくので、ボルト最新情報を知りたい方はまた当サイトへお越しくださいね。