リボーンの最終回がひどいって言われているけど、本当にそんなひどいの?
このように気になる人も多いと思うんので、本記事ではリボーンがひどいと言われている理由をまとめました。
リボーンがなぜひどいと言われているのか?気になる人は必見です。
「家庭教師ヒットマンREBORN!」の作品情報
作品名 | 家庭教師ヒットマンREBORN! |
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作者 | 天野明 |
巻数 | 全42巻・文庫版全21巻 |
連載雑誌 | 週刊少年ジャンプ |
連載期間 | 2004年26号 – 2012年50号 |
~作品紹介~
ダメ人生を送る中学生・ツナの家に、家庭教師がやって来た!見た目赤ん坊、本業殺し屋のリボーンの目的は、ツナをマフィアの10代目にすること!死ぬ気になれば何でもできる!?と命がけのお勉強が始まった!
「リボーン」第1巻より引用
『家庭教師ヒットマンREBORN!』は、「天野明」先生による作品。
この作品は「リボーン」とも略され、家庭教師を題材にしたアクションジャンルの漫画です。2004年から2012年まで『週刊少年ジャンプ』に連載されました。
全42巻で、連載期間中には休載せず、累計発行部数は2016年7月時点で3000万部を超えています。
そして2006年から2010年にかけてテレビアニメ化され、テレビ東京系列で放送されました。さらに、アニメの続きとなる「継承式編」が2010年12月に動画コミック形式で放送されています。
「リボーン」が打ち切りで最終回だったのか?真相を解説
長期間にわたり『週刊少年ジャンプ』で連載され、多くの読者に支持されましたが、最終的な物語の展開や終わり方については賛否両論があるのは事実。
しかし、『家庭教師ヒットマンREBORN!』については、一部のファンの間で打ち切りとされることがありますが、公式にはそのような発表はありません。
一般的に見られる意見としては、物語の後半、特に最終章において急激に物語が進行し、つまりは駆け足で物語が進んだことが原因で打ち切りではないかとの憶測が出ています。
しかし、具体的な打ち切りの証拠や公式の発表はないので、打ち切りではないただの完結と言えます。
「家庭教師ヒットマンREBORN!」の最終回がひどいと言われる理由!
- 路線変更が酷い!
- 徐々にがシリアスに傾倒するのが酷い!
- アニメ化が酷い!
- 沢田綱吉の扱いが酷い
- テレビに編集に振り回されたのが酷い!
リボーンがひどいと言われている理由をまとめました。
それぞれ詳しく解説していきます。
理由①:路線変更が酷い!
元々「家庭教師ヒットマンREBORN!」はギャグ漫画として連載がスタートした作品でした。
しかし途中で路線変更した事で、この作品の評価は大きく変わってしまい、当初とは違うシリアスな路線変更が酷いとする意見があります。
コレに関しては・・・仕方の無い路線変更だったとも言えますが、当初の作風を好んでいた読者にとってはギャグからシリアスなバトル展開への変化は、読者にとって受け入れがたいものだったとも言えるでしょう。
主人公の沢田綱吉が一人前のマフィアのボスになっていくドタバタコメディな内容が楽しかったとするも、黒曜編になってからの物語の展開は、日常編での事が何も無かったかのように進んでいくなど、読者を完全に置いていく内容の変換ともなってしまい、それがいわゆる読者への裏切りと捉えられてしまい、ひどいと思われてしまう要因ともなったと言えます。
もっと読者に寄り添った形での連載を維持すれば、酷いと評価される事は無く、安定した人気を得ていたのではと思えるも、テコ入れは漫画界の通過儀礼みたいなモノで、安易にこれが良かったのではと答えを出す事は出来ないでしょうね。
理由②:徐々にがシリアスに傾倒するのが酷い!
最初はギャグ漫画として物語が始まった筈の「家庭教師ヒットマンREBORN!」・・・しかし前半となる日常編が終わり、黒曜編が始まって行く中で、物語はバトル展開へと進んでしまい、本来のギャグの面白さが次第に損なわれていき、物語の大きな転換が行われてしまいました。
それまで気軽に楽しめていた内容が、最初から無かったように扱われてしまい、徹底してシリアスなバトル展開に染まってしまったゆえに、ギャグが無くなってしまったことが酷いとする意見もあります。
面白いギャグ漫画として期待していた筈なのに、ギャグをする事が無く、そんなかつての演出も無かったことにされたとするシリアスの傾倒は、多くの読者を失望させた要因とも言えるでしょう。
理由③:アニメ化が酷い!
「家庭教師ヒットマンREBORN!」が酷いとされるもう一つの理由の中に、アニメ化が大きく影響している事も挙げなければいけません。
アニメに関する批評は凄まじく、声優に関しても辛辣な評価が描かれてもいました。
個人の悪評はここでは控えさせていただきますが、あまり好意的な言葉では無く、ただ辛辣なまでの意見だったと言える程に、演技に関して酷評されていました。
またアニメ内の演出に関しても力不足だと、また原作を壊しているなどの意見も散見されるほどに、このアニメは徹底して叩かれていました。
そのせいかそれは原作までも飛び火してしまい、原作に対する酷評ともなってしまいました。
確かにアニメ化した内容を見れば、指摘された部分にはいくらかの問題はあるも、少々過激な発言だと思える部分もありました。
アニメの出来映えによって評価されてしまう事はしばしばとあるも、原作に対する酷評に飛び火してしまう事は、大きなデメリットとも言えるでしょうね。
理由④:沢田綱吉の扱いが酷い
本作の主人公となる沢田綱吉の扱いが酷いとする意見も多くあります。
彼は本作の物語が開始した直後から、ダメツナと呼ばれてしまう程に成す事全てが良い結果を出すことのない、運に見放された主人公として描かれていきます。
そんな彼がある日、マフィアのボスとして英才教育を受けることになってしまうと、さらなる不幸が訪れる事になってしまうなど、彼に対する扱いの酷さが問題視されてもいました。
彼は基本的には性格がねじ曲がった人間などではなく、困った人を見捨てておけない、芯の強い少年として登場しましたが、回を重ねるごとにシリアスな展開となっていき、ツナの性格は大きく変わっていく事となります。
そんな彼の性格の変化を見て、違和感を覚えてしまう読者も大勢いたみたいです。
出来れば最初の頃の様な性格でいて欲しかったとする意見もあるも、成長したことで大きく変わったツナに寂しさを覚えてしまう意見だったのかもしれませんね。
理由⑤:テレビに編集に振り回されたのが酷い!
本来ならばギャグ漫画路線で進むはずだった内容が、まさかのバトル展開になってしまいと、またアニメなどは声優や開発業者が暴走してしまいなど、編集とアニメ制作側に振り回されすぎたことが酷いとも、されています。
もっと自由な形で作品を展開することが出来たのならば、この作品の評価は大きく変わっていたのかもしれません。
しかしアニメや路線変更に振り回されながらも、一つの作品を描きあげて物語を無事に終えさせる事が出来たことは、評価に値する行動とも言えるでしょう。
原作とアニメでは大きな相違が確かに目立ってしまうも、一つのジャンルを開花させた作者の努力だけは、誰もが認める事の出来る演出の才能だと言えます。
「家庭教師ヒットマンREBORN!」の最終回がひどいと言われる理由まとめ
- 路線変更が酷い!
- 徐々にがシリアスに傾倒するのが酷い!
- アニメ化が酷い!
- 沢田綱吉の扱いが酷い
- テレビに編集に振り回されたのが酷い!