野球漫画『クワトロバッテリー』は、ピッチャー、キャッチャー、そして二人の控えバッテリーが一つのチームとして成長するストーリーを描いた作品。彼らの挑戦は感動的な名シーンを数多く生み出してきました。
しかし、突然「打ち切り」と検索される事態に。その理由や経緯、さらには今後の展開に注目が集まっています。まさか物語が中途半端に終わってしまうのか、それとも新たな展開が待ち受けているのか？
続きが気になって仕方がないファンも多いはず。打ち切りの背景には何があったのか？作者の意向や編集部との方針の食い違い、または読者人気の変動など、さまざまな憶測が飛び交っています。
『クワトロバッテリー』の未来がどうなるのか、その真相に迫るための情報を探している方は、どうぞ本記事を最後までご覧ください。
「クワトロバッテリー」作品情報
| 作品名 | クワトロバッテリー |
|---|---|
| 作者 | 高嶋栄充 |
| 連載雑誌 | 別冊少年チャンピオン |
| 出版社 | 秋田書店 |
～作品紹介～
ノーコンスピード狂投手のイチタ、愚直で優しい捕手のユタロウ、長身天才投手のアマミヤ、冷静沈着頭脳派捕手のヒナミ。想いの方向が一方通行である４人の球児の運命が交錯!!４種のバッテリーは完成するのか…!?
「クワトロバッテリー」第一巻より引用
『クワトロバッテリー』は、野球をテーマにした漫画で、4人のバッテリーが中心となる物語です。
主人公はノーコンスピード狂の投手・一汰（イチタ）、愚直で優しい捕手・優多郎（ユタロウ）、長身天才投手・天宮（アマミヤ）、そして冷静沈着な頭脳派捕手・氷波（ヒナミ）という個性豊かな4人です。
彼らのそれぞれ異なる想いや能力が交錯しながら、4人のバッテリーとしての成長や絆を描いていきます。
この作品は、別冊少年チャンピオンで連載されており、スポーツ漫画の中でも友情やチームワークに焦点を当てた青春ストーリーが魅力です。
「クワトロバッテリー」は打ち切りした？
『クワトロバッテリー』は連載終了が決定しました。作者・高嶋栄充先生によれば、担当編集者からの連絡で終了が決まったとのことで、いわゆる打ち切りというやつでしょうか。コミックスは16巻で完結です。
「クワトロバッテリー」が打ち切りとなった2つの理由
『クワトロバッテリー』は作者の高嶋栄充先生がX（旧Twitter）で報告した内容によると、担当編集者から連載終了の連絡を受けて打ち切りが決定されたとのことです。
詳しい打ち切りとなった理由は公式には明らかにされていませんが、恐らく以下2点が理由で間違いないでしょう。それぞれ詳しく解説していきます。
- 14巻の売り上げが低かった
- 知名度があまりなかった
14巻の売り上げが低かった
クワトロバッテリーは16巻で打ち切りとなるのですが、実は2024年4月時点で打ち切りが決定していました。その内容は以下のとおりで、打ち切り決定とはいえ、まだ粘ってみるというもの。
そこから時は流れ8月。14巻の時点で打ち切りの情報は作者公式X（旧Twitter）で報告されていました。
それは以下のとおりで、なんと14巻の売り上げによっては打ち切りを回避できるというものでした。
14巻の売り上げはどうだったのか・・・ここまで順に読んでいる方はもうお分かりかと思いますが、クワトロバッテリーは16巻で打ち切りとなります。
ということは、14巻の売り上げがよくなかったのでしょう。公式には発表されていませんが、公式Xでの投稿を順に読み進めていくことで、「14巻の売り上げが低かった」が打ち切りの大きな理由でしょう。
知名度があまりなかった
売り上げが低かった理由ですが、間違いなく知名度があまりなかったからでしょう。作品自体の評価は次の項でもまとめる通り、かなり高い作品でした。
実際、打ち切りになる前の月では、漫画アプリ「チャンピオンクロス」でのランキングでは急上昇して2位を獲得していることがわかります。
急上昇理由は間違いなく作者公式Xでの告知がバズったからなのですが、時すでに遅かったのか、14巻の売り上げ貢献には繋がらなかったのでしょう。
残念ながら、そのまま打ち切りとなりました。
「クワトロバッテリー」の作品評価
打ち切りとなってしまいましたが、「クワトロバッテリー」はさまざまなバッテリーの組み合わせによる成長が面白いと読者の心を掴んでおり、野球経験者からも共感を得ている作品であると評価されています。
そんな「クワトロバッテリー」を読んだ人の感想や評判について以下にまとめたので、リアルな評価を知りたい方はどうぞ最後までご覧ください。
面白い組み合わせと展開
読者の多くが、異なる特性を持つバッテリー（ピッチャーとキャッチャーのペア）がシャッフルされる展開に魅力を感じています。
幼なじみバッテリーと天才バッテリーが組み替えられることで、新たな化学反応が生まれ、プレーの多様性が広がるところが見どころとされています。
この「4種のバッテリー」がどのように完成するのかが物語の魅力であり、展開を楽しみにする声が多くあります。
実際の野球経験者にも共感できる要素
野球を経験したことのある読者にとって、誰とバッテリーを組むかでピッチャーが大きく変わるという描写は非常にリアルで共感できるポイントのようです。
バッテリーの組み合わせによってピッチャーの成長が変わるという視点は、野球に関わる人にとって「あるある」と感じられ、より作品に引き込まれる要素となっています。
バッテリーの関係性を描く中で、ピッチャーとキャッチャーの絆や信頼感がリアルに描かれている点が評価されています。
読みやすさとキャラクターの魅力
物語の中で成長する主人公・イチタをはじめとする登場人物たちのキャラクター性が魅力的で、読者からの共感を得ています。
特に、最初は未熟なピッチャーだったイチタが成長していく姿や、バッテリー同士の組み合わせで生まれるドラマティックな展開が「これからどう試合を組み立てるのか」「野手とどう付き合っていくのか」といった期待感を煽ります。
また、各キャラクターの特性や行動がしっかりと描写されており、物語に引き込まれるという声が多く見られます。
女性向けにも親しみやすいスポーツ漫画
『クワトロバッテリー』は、いわゆる汗臭い根性論に偏りすぎず、誰でも読みやすい野球漫画として評判です。女性読者の中には、これまで野球漫画があまり好きでなかった人でも楽しめたという感想もあります。
汗や根性だけに焦点を当てず、キャラクター同士の関係性や心情にしっかりとフォーカスが当てられているため、読みやすく親しみやすい作品として好評を得ています。
期待感と批評のバランス
『クワトロバッテリー』は、異なる組み合わせのバッテリーが試合を通して成長していくという、シンプルでありながらも多様な可能性を秘めた物語として読者から評価されています。
「2×2のバッテリーの組み合わせによって可能性を広げる」というアイデアが面白く、野球の戦略やキャラクターの個性が生かされている点が高評価を得ています。
特に、ピッチャーとキャッチャーのペアリングによるドラマがしっかり描かれているため、スポーツ漫画としての楽しみが十分に詰まっています。
まとめ
本記事では、クワトロバッテリーの打ち切り情報についてまとめました。
残念ながら一部の読者からクワトロバッテリーの評価は高いですが、大衆向けではなかったのか数字は取れず打ち切りとなってしまいました。
しかし、野球が好きな人からするとかなり面白い漫画だったようなので、野球好きの方は一度手に取ってみることをおすすめします。
