漫画「バンビーノ」の最終回はひどい!?賛否両論の終わり方まとめ

漫画「バンビーノ」の最終回はひどい!?賛否両論の終わり方まとめ

最終回がひどいと言われている「バンビーノ」ですが、なぜひどいと言われているのか?

気になる人も多いと思うので、本記事では賛否両論のある「バンビーノ」の最終回について徹底的に解説します。

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目次

「バンビーノ」の作品紹介

漫画「バンビーノ」の最終回はひどい!?賛否両論の終わり方まとめ
「バンビーノ」第1巻より引用
作品名バンビーノ
作者せきやてつじ
巻数第1部:全15巻
第2部:全13巻
連載雑誌ビッグコミックスピリッツ
連載期間第1部:2004年12月6日-2009年2月23日
第2部:2009年4月6日-2012年12月17日

~作品紹介~

伴省吾は、福岡市内のイタリアンレストラン「サンマルツァーノ」でアルバイトしつつ調理師免許もとって、将来は恋人・恵理と店を持つことを漠然と夢見る大学3年生。ある日、店のオーナーから、彼の弟分がオーナーシェフを務める東京・六本木の店へのヘルプを勧められる。だが、その調理場のペースに全くついていけず、皿洗いに回されてしまい…!?調理場という名の戦場を描く、イタリアン料理人成り上がりストーリー!!

「バンビーノ」第1巻より引用

「バンビーノ」の最終回がひどいと言われる理由

  • 単身でイタリア修行に行く考えがあり得ない
  • 料理漫画としての終わり方らしくない
  • 登場人物の“その後”が描かれなかった
  • ご都合主義が極まったラストだった
  • 駆け足で終わってしまった印象だった

バンビーノがひどいと言われる理由は上記の5つです。

それぞれ解説していきます。

理由①:単身でイタリア修行に行く考えがあり得ない

理由①:単身でイタリア修行に行く考えがあり得ない

最終回では、主人公の伴省吾はイタリアに修行に行くシーンが描かれました。

本来であれば、料理をテーマに描かれた本作ならば正しい終わり方を迎えたかのように思われるシーンですが、主人公のパートナーとなる日々野あすかは妊娠をしている状況です。

なお、日々野あすかのお腹の中の子どもは、結婚する予定だった羽山靖秀との間に出来た子です。

しかし、羽山靖秀は事故死してしまったことで、主人公の伴省吾はそれらを理解した上で彼女と家族になることを望みました。

そんな中で、これから出産や育児が待っているというのにも関わらず、2年間もの間、イタリアへ単身で修行に行く選択をした主人公に、「あり得ない」「ひどい」といった声が相次ぎました。

血の繋がった親子でさえこの大切な時期を疎かにするものではないのに、実の親でない人がこのような選択をするのであれば、子どもも“父親”としての認識は持てないだろう…と現実的な意見を述べる人もいました。

自分のことしか考えていないともとれるこのような描写は、読者からはマイナスな意見が殺到する結果となってしまったようです。

理由②:料理漫画としての終わり方らしくない

理由②:料理漫画としての終わり方らしくない

バンビーノは第一部と第二部に分かれており、内容としては主人公の伴省吾がイタリアンの料理人としての腕を磨いていくストーリーとなっています。

しかし、終盤に向けて用心棒のようなキャラクターとの戦いが目立ち、料理に対する描写や解説等がおざなりになりすぎていたと感じた人は多かったようです。

クライマックス感を演出したかったのだろう…と考察する人もいましたが、料理漫画でありながら、戦いがメインのように描かれている最終回には、終わり方がひどいと不満の声が続出しました。

なお、主人公がさらに料理の腕をあげたり、何か結果を残すといったような終わり方を望む人が多かったようです。

理由③:登場人物の“その後”が描かれなかった

理由③:登場人物の“その後”が描かれなかった

最終回に望むことの多くが、完結したあとのそれぞれの登場人物の“その後”について知りたいという意見。

物語は完結しながらも、それぞれの登場人物がその後どのような生活を送っているのかを知りたい読者は非常に多く、バンビーノでも“その後”が気になるファンは多くいました。

しかし、主要キャラクターの各エピソードはほとんど描かれず「もう少し見せて欲しかった」「あの人はどうなったの?」などとモヤモヤが残る結果となってしまったようです。

その後の未来は、読者それぞれが想像しましょう…といった、答えのない描写をされたのだといった憶測もありますが、やはり明確な各キャラクターの未来を知りたい人は多いようでした。

理由④:ご都合主義が極まったラストだった

理由④:ご都合主義が極まったラストだった

第一部では、魅力ある設定と脇枠が生み出されていたにも関わらず、第二部になってからはそれらが全く生かされることがなかった…と不満の声が多く見受けられます。

さらに第二部では、拍車がかかっていたご都合主義が極まっていたラストだったと、「まさかこんな駄作になるとは」「最後の最後まで残念」などとがっかりした人も多かったようです。

第一部から、バンビーノの内容に関して「ご都合主義」だという声は度々見られていた本作。

最終回でもお決まりの“ご都合主義”だった結末に「最後まで自己中心的」「最後まで自分勝手」など否定的な声が上がっていました。

理由⑤:駆け足で終わってしまった印象だった

理由⑤:駆け足で終わってしまった印象だった

最終回では、登場人物たちの恋愛についてや、シェフとしての苦労話等があまり深く描かれず、駆け足でストーリーが進んでいき完結してしまったと感じた人が多数いました。

最終回だからこそ、それぞれのキャラクターについて丁寧に描いたり、恋愛についての彼らの未来や、シェフとしての苦労してきた過去等の総まとめをじっくりと見たかった人が多かったようです。

どれも深くは描かれず、あっさりと駆け足に終わってしまったことで、「もう少し余韻に浸りたかった」「あっけない」などと言った声も見受けられました。

なお、第一部と第二部合わせて、28巻も発刊された漫画本なだけに、長年のファンからは「終わって欲しくない」という声も多く囁かれていました。

しかし、「終わり方にはがっかりだ」「駆け足すぎてひどい」などの否定的な声も実際には多く、ひどいと言われる理由の一つとなってしまったようです。

まとめ

本記事では、「バンビーノ」の最終回について、ひどいと言われる理由をまとめました。

最後にもう一度ひどいと言われる理由を以下にまとめておきます。

  • 単身でイタリア修行に行く考えがあり得ない
  • 料理漫画としての終わり方らしくない
  • 登場人物の“その後”が描かれなかった
  • ご都合主義が極まったラストだった
  • 駆け足で終わってしまった印象だった

尚、バンビーノのように最終回がひどいと言われる漫画を知りたい方は、以下の記事をどうぞご覧ください。

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>>打ち切りで最終回?漫画のひどい噂まとめ

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