漫画「ボルト」104話raw(第2部24話)『うずまきカワキ』ネタバレ感想|十羅戦の共闘――再び繋がった“うずまき兄弟”の行方とは

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引用/ ©岸本斉史 /集英社 NARUTO -ナルト- /BORUTO-ボルト- -TWO BLUE VORTEX-
目次

うずまき兄弟、共闘再始動――ボルトとカワキの現在地

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久々の連携は意図的か、それとも偶然か

十羅との戦闘でボルトとカワキが連携する場面が描かれましたが、これは単なる戦術上の判断か、それとも再び信頼関係が生まれつつある証なのでしょうか。一時的な共闘で終わるのか、継続的な協力に発展するのかが今後の注目点です。

カワキの成長――リミッター解除による戦闘力の変化

カワキは十羅との接近戦で、以前とは一線を画す身体能力の向上を見せました。これは術や新技ではなく、リミッターの解除による基礎戦闘力の上昇と見られます。次回以降、さらに進化した力の使い方に注目が集まります。

ボルトの狙いは時空間戦略にある

ボルトは直接的な戦闘を避けるように、十羅との戦いの裏で飛雷神の術によるマーキングを進めていました。この行動は、敵の注意をカワキに向けさせる意図的な作戦であり、今後の逆転劇の布石と考えられます。

十羅の脅威と、戦術としての“飛雷神”

十羅の能力はまだ底が見えない

十羅は圧倒的な肉体性能と感知能力を兼ね備えており、ボルトたちの動きにも即座に反応していました。今回見せた力はまだ一部にすぎない可能性が高く、本格的な“真珠の怪物”としての真価は次話以降に現れると予想されます。今後、さらなる特殊能力や再生系の術が明かされる可能性もあるでしょう。

カワキの攻撃は通じたのか

カワキの肉弾攻撃は十羅に一定のダメージを与えているようにも見えましたが、実際のところどこまで効果があったのかは不明です。十羅がダメージリアクションを見せなかったことから、耐久力や回復能力の高さが推測されます。次回でその反応が描かれることで、戦力差がより明確になるかもしれません。

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飛雷神の術はまだ完成段階ではない

ボルトが使用した飛雷神の術は、四代目火影が使っていた完全なバージョンとは異なり、自身のチャクラを基点とした限定的な発動形式です。マーカー設置と感知のタイミングに制約があり、瞬時発動は難しい様子。今後は戦術にどう落とし込むかが鍵になりそうです。

ナルト生存の示唆――ボルトの発言の真意とは?

十羅は「確信」した――生きている、うずまきナルトは

十羅がナルトの生存を確信したのは、過去の訪問時の情報ではなく、カワキの“目”でした。「まっすぐな目を見て確信した」と語る十羅の台詞からは、彼の感情を読む能力、そして生命の存在を気配ではなく心の動きで掴む観察眼が感じられます。情報ではなく、心の証拠でナルトの生を認識する。それが十羅という存在の底知れなさを際立たせます。

嘘が下手な者同士――カワキと十羅の静かな対話

十羅はカワキに対し、「お前も私と同じく嘘が下手だ」と語ります。これは挑発ではなく、似た者同士としての共鳴に近い言葉でした。十羅は、表に出さないはずのカワキの内心――ナルトへの執着と祈りのような感情――を瞬時に見抜いています。ここに描かれたのは、敵同士の会話というより“価値観の交錯”です。

ナルトを“喰う”意味――愛を理解するための渇き

十羅は「うずまきナルトを喰ってみたい」と語りますが、それは単なる捕食衝動ではなく、“愛”という感情への希求が根底にあります。ナルトが多くの術者と心を絡ませてきた理由――それを理解することで、自分も何かを掴めるのではないかという問いがそこにはあります。彼の敵意は、実は感情の理解に飢えた孤独にも見えます。

神樹の次なる標的はエイダか――マムシの動きに注目

未来が変わった――神樹が“新たな狩り”に動く

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本来の未来では、ボルトは十羅との戦いで命を落とす運命にありました。しかし、強化されたカワキが乱入し、戦局が一変。結果的にボルトは生き延び、未来が“書き換えられた”のです。この変化を感知した神樹の一人・マムシは、新たな狩りの対象として、エイダに目を向けはじめました。

マムシが選んだ標的――エイダ、お前だ

マムシは冷静かつ淡々と、次の標的としてエイダの名を口にしました。感情的な執着ではなく、計画の再構築として選んだ“狩り”の対象。対するエイダは「超やだ」と反発し、緊迫した空気がその場に生まれます。今後は彼女を守るための戦いが幕を開けると考えられます。

恋のベクトルが揺らぎ始めるかもしれない

エイダはカワキに好意を抱いてきましたが、ここにきてボルトに対しても「かっこいい」と関心を見せています。カワキを好きな理由は、彼に魅了の能力が効かないことでしたが、ボルトも同じ条件を満たしています。戦いとともに進行する、三者の関係性にも注目が集まりそうです。

うずまき兄弟の未来は敵か味方か――共闘の終着点を探る

共闘は一時的か、それとも信頼の再構築か

十羅戦では、ボルトとカワキが明確に連携し、互いを補完しながら戦いました。この描写からは、過去の確執を超えた“仲間としての再会”が垣間見えましたが、それが一時的な利害一致によるものなのか、関係の再構築なのかは現時点では断定できません。今後の言動次第で、その関係性の行方が大きく分かれることになりそうです。

カワキの姿勢に見えた“戦友”としての自覚

ボルトをかつて敵視していたカワキですが、今回は感情をぶつけることなく、戦闘のパートナーとして機能していました。この変化は、かつての敵意が消えたことを意味するわけではないにせよ、状況を冷静に受け入れ、戦いに集中する覚悟を持ち始めている証拠といえます。カワキ自身の内的な成長も注目に値します。

兄弟関係が再び物語の軸になる可能性

ナルトが不在の今、ボルトとカワキの関係性は新たな物語の“軸”になる可能性を秘めています。飛雷神を活かすボルトと、身体強化を進めるカワキ。戦闘スタイルも価値観も異なる彼らが、どこまで歩み寄れるか。共闘が続くのか、それとも再び道を違えるのか――未来を握るのは、この兄弟にほかなりません。

まとめ

第24話では、十羅との戦闘において、ボルトとカワキが共闘する姿が描かれました。とはいえ、そこに劇的な和解や兄弟愛があったわけではなく、共通の敵である神樹を倒すための、あくまで利害一致による協力関係です。互いの目的が交わる“今だけ”の関係に過ぎません。

そして、未来の変化により、神樹の一人・マムシが新たな標的としてエイダに動き出しました。本人は拒否反応を見せていますが、これをきっかけに、エイダを守る側と狩る側の構図が明確になり、戦線はさらに複雑化していくことになります。

感情的な変化はまだ動き出していないものの、ボルト、カワキ、エイダ、それぞれが新たな局面へ向かおうとしています。

第25話では、共闘の継続か、分断か。神樹との戦いがいよいよ本格化していくはずです。

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