「慎重勇者」に打ち切りの噂が流れているのですが、本当に打ち切りしたのでしょうか?
アニメ化にもなった人気作品「慎重勇者」。本記事では、そんな「慎重勇者」の打ち切りの噂について解説します。
「慎重勇者」作品情報
作品名 | 慎重勇者 |
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作者 | 作画:こゆき 原作:土日月 キャラクター原案:とよた瑣織 |
連載雑誌 | ドラゴンコミックスエイジ |
出版社 | KADOKAWA |
~作品紹介~
救世難度Sクラスの異世界・ゲアブランデを救う命を受けた女神・リスタルテは、運良く見つけた超ハイスペック勇者・竜宮院聖哉を召喚! 万事快調と思いきや、聖哉は“ありえないくらい慎重”な性格の持ち主で…!?
「慎重勇者」第1巻より引用
『この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる』は「土日月」先生によるライトノベル作品で、2016年に『カクヨム』で連載開始、2017年から書籍化されました。
「こゆき」先生によるコミカライズは『月刊ドラゴンエイジ』で2018年から2022年まで連載され、2019年にはテレビアニメ化もされました。
物語は、新米女神リスタルテが救済難度S級の世界「ゲアブランデ」を救うために、超強力なスキルを持つが慎重すぎる勇者・竜宮院聖哉を召喚することから始まります。
聖哉は極度の慎重さでリスタルテを振り回しつつ、仲間を増やし、強敵を倒しながら絆を深めていきます。物語が進む中で、聖哉の過去やリスタとの意外な関係も明らかになっていきます。
「慎重勇者」が打ち切りしたと言われる3つの理由
- ①漫画版が完結しているため
- ②Web小説の更新がされない時期があったため
- ③書籍版の最新刊が発売されないため
噂の理由をまとめると、上記3つとなります。
それぞれ解説していきます。
①漫画版が完結しているため
“慎重勇者~この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる~”は、原作が小説投稿サイト「カクヨム」で2016年6月4日から連載がされており、2017年2月からは「カドカワBOOKS」より書籍化もされています。
原作である小説はまだ完結しておらず物語は続いていますが、漫画版においては全6巻で完結しているのです。
漫画版が完結していることから、「慎重勇者は連載終了したの?」と原作においても完結したのだと勘違いをする人がおり、打ち切り説が浮上するきっかけとなってしまったようです。
なお、漫画版は原作となる小説の第51章までが描かれています。
原作を読んでいる人からすると、「ここで終わり?」と中途半端に感じてしまうかもしれませんが、小説の宣伝をするためにあえて原作の途中で漫画を終わらせた可能性もあります。
漫画版は完結しているものの、「カクヨム」にて小説の連載は続いているので、今後も更新されるのを楽しみにしたいところですね。
②Web小説の更新がされない時期があった
“慎重勇者”は、小説投稿サイト「カクヨム」で掲載されている作品ですが、更新頻度にはばらつきがあります。
2024年に入ってからは毎週のように更新されていますが、例として第170章は2020年9月4日、第171章は2020年10月4日といったように月一ペースでの更新でした。
そして、第172章は2024年3月1日の更新となり、前回より3年5ヶ月も間が空きました。
あまりにも更新がされなかったため、「これって打ち切りだよね?」「更新されないのは連載終了ってこと?」と心配の声が多く上がったようです。
Web小説に関しては雑誌の連載とは異なり、自分のペースで更新することができるため、作者に何かしらの事情があったのでしょう。
あまりにも長い期間、更新されなかった事から、打ち切りだと勘違いをする人が増えてしまった結果となってしまいました。
③書籍版の最新刊が発売されないため
冒頭でも述べたように、本作品はWeb小説をもとに執筆した書籍版が発刊されています。
2017年2月に第一巻が発売されて以来、約4ヶ月~1年ほど毎に最新刊が発売されてきました。
しかし、第7巻が2019年12月10日に発売されて以降、2024年現在でも第8巻が発売されていない状況となっています。
およそ5年以上も最新刊が発売されていない状況のため、「連載終了っぽい」「打ち切りになったのか」と勘違いをしてしまう人が多かったようです。
実際には打ち切りにはなっておらず、原作の小説が更新をやめていたために書籍版を発売できなかったけでは…という声もありました。
まとめ
「慎重勇者」打ち切り説の理由
- ①漫画版が完結しているため
- ②Web小説の更新がされない時期があったため
- ③書籍版の最新刊が発売されないため