「望まぬ不死の冒険者」が打ち切りしたという情報が出回っているのですが、本当でしょうか。
気になる人のために、「望まぬ不死の冒険者」の現在の状況と、打ち切り説が流れている理由を解説します。
「望まぬ不死の冒険者」作品情報
作品名 | 望まぬ不死の冒険者 |
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作者 | 中曽根ハイジ 丘野優 じゃいあん |
連載雑誌 | ガルドコミックス |
出版社 | オーバーラップ |
~作品紹介~
最高位の神銀級冒険者を目指して十年。いまだ銅級冒険者のレントは、いつものように単独で《水月の迷宮》に潜り、鍛錬と日銭稼ぎをするつもり――だった。だが、初心者向けの迷宮にいるはずもない《龍》と遭遇。圧倒的な力の前に為す術なく喰われてしまう。そして、死んだはずのレントは“目覚めた”――『骨人(スケルトン)』の姿で。途方にくれたレントだったが魔物の持つ『存在進化』を用い人間を目指すことを決意。迷宮でひとり魔物へと挑み始める!
「望まぬ不死の冒険者」第1巻より引用
『望まぬ不死の冒険者』は丘野優先生によるライトノベルで、「小説家になろう」で連載が開始。後にオーバーラップノベルスから刊行されました。
イラストはじゃいあん先生が担当しており、中曽根ハイジによるコミカライズも展開されています。
そして2022年にはテレビアニメ化が発表。シリーズの累計発行部数は2023年12月時点で200万部を超えるほどの人気作です。
「望まぬ不死の冒険者」は打ち切り?現在はどうなってる?
「望まぬ不死の冒険者」は打ち切りになっておらず、現在も連載中です。
ただ、打ち切りと言われてしまうような理由はしっかりありまして、読者が勘違いしてしまうのも否めない状況です。
一体、どんな理由があるのでしょうか。気になる人は次の項へどうぞお進みください。
「望まぬ不死の冒険者」が打ち切りでひどい最終回と言われる理由
- 原作であるWeb小説の更新頻度が遅くなったから
- 作者死亡説が流れるようになったから
- 漫画の発売が遅くて打ち切りだと勘違い
- アニメが中途半端な部分で最終回を迎えたから
理由として挙げられるのは上記の4つ。
それぞれ解説していきます。
①原作であるWeb小説の更新頻度が遅くなったから
「望まぬ不死の冒険者」は小説家になろうに投稿されているWeb小説が原作です。
連載当初は数日に1話ペースで更新されていたものの、最近では半年ほど投稿ペースが空くこともあります。
2024年5月時点では、2024年1月を最後に更新が止まっています。過去編を除けば2021年6月が最後の更新なので、3年ほど物語が止まっている状態です。
原作の更新頻度が遅いことが打ち切りの噂となり、漫画版もいずれ打ち切りになるのでは?と勘違いされていると考えられます。
②作者死亡説が流れるようになったから
小説家になろうでの更新頻度が落ちた結果、読者の間で作者死亡説がささやかれるようになります。
更新に関するアナウンスがなく、投稿頻度が減ったことで作者が亡くなったのでは?と考える人が増えたのでしょう。
原作が作者死亡で打ち切りになるならば、漫画版も物語の途中で打ち切りになるという勘違いが広まったのだと考えられます。
実際は原作者は存命であり、今後も完結を目指して物語が更新され続けると思われます。
③漫画の発売が遅くて打ち切りだと勘違い
「望まぬ不死の冒険者」の漫画版は、週刊連載の漫画などと比べると刊行ペースが遅いうえに不定期です。
これまでの刊行ペースは6ヶ月か7ヶ月に1冊ほどで、半年に1冊のペースで最新刊が発売されています。
不定期での刊行のため、発売を待ちきれなくなった人の中で最新刊が発売されないのは打ち切りになったからだという噂が広まったのではないでしょうか。
④アニメが中途半端な部分で最終回を迎えたから
2024年1月に放送された「望まぬ不死の冒険者」のアニメですが、1クール全12話での放送のため原作を全て描くことはできませんでした。
未完結の物語のため、今後を匂わせるような最終回でアニメの放送が終了。中途半端な終わり方に原作小説や漫画が打ち切られたからと考える人がいたようです。
「望まぬ不死の冒険者」が打ち切りでひどい最終回と言われる理由まとめ
- 原作であるWeb小説の更新頻度が遅くなったから
- 作者死亡説が流れるようになったから
- 漫画の発売が遅くて打ち切りだと勘違い
- アニメが中途半端な部分で最終回を迎えたから