- 「エリアの騎士ってって打ち切りになったの?」
- 「エリアの騎士って突然終わったけど、どうして?」
このような疑問を持っている方も少なくないのですが、結論からいうと作者のSNS曰く、打ち切りとも円満とも言えないそうです。
では、なぜ打ち切りになってしまったといった憶測が飛び交っているのでしょう。今回は、連載終了や打ち切りしたという噂の理由について明らかにしていきます。
「エリアの騎士」作品情報
作品名 | エリアの騎士 |
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作者 | 原作:伊賀大晃 漫画:月山可也 |
連載雑誌 | 週刊少年マガジン |
出版社 | 講談社 |
~作品紹介~
“日本サッカーの至宝”“U-15の天才エース”と呼ばれる兄・逢沢傑(あいざわ・すぐる)に憧れながらも、とある過去の呪縛によって、マネージャー職に「逃げ」てしまった元FW(フォワード)の駆(かける)。人前ではボールを蹴れないそぶりを見せつつも、本当はサッカーをしたくてたまらない――。ジレンマだらけの駆だが、「お前は世界レベルのFWになれる!」という檄(げき)を浴びる。……厳しくやさしい「言葉」の主は、いつも仰ぎ見る兄だった!!
「エリアの騎士」第1巻より引用
U-15サッカー日本代表のエースを兄に持つ主人公は、ハートの強さが足りないというFWとして致命的な欠陥を持っていたため、サッカーをやめようとしていた。
一方、兄はピッチで全力のパスを出せる相手がいないことに悩んでいた。また、そのパスを主人公に受けてほしいと考えていた。
ある朝、主人公と兄は交通事故に巻き込まれてしまうが、兄の心臓を移植することで主人公は奇跡的に目が覚める。
兄の思いも背負った駆がひたむきにワールドカップ頂点を目指す王道サッカーマンガです。
「エリアの騎士」は打ち切りだった?ひどい最終回と言われている理由
エリアの騎士が連載終了や打ち切りしたと言われる理由は以下の通りです。
- 最終話ワールドカップ決勝の内容が描かれいない
- アニメの視聴率が下がったから
- 「DAYS」に人気を取られたから
1つずつ解説していきます。
①最終話にワールドカップ決勝の内容が描かれいない
エリアの騎士は、あらすじでも簡単にお話ししたように、主人公が兄の思いも背負いながらワールドカップ優勝を目指しています。
最終回は、高校時代の輝かしい活躍から数年後という設定で幕をあけます。準決勝で、アルゼンチンに勝利をした日本代表。ドイツとの決勝戦がキックオフという場面で、最終話は終わってしまいます。
ドイツ戦が描かれなかったことで読者から不満が上がり、打ち切りでは?という声が多く生まれました。
また、高校からワールドカップまでの間が描かれていないのも一つの違和感になりますね。
②アニメの視聴率が下がったから
エリアの騎士のアニメは2012年の1月から9月まで全37話で放送されました。
毎週土曜日の朝6時から6時30分の時間帯で放送されていましたが、朝が早すぎてエリアの騎士を読んでいた年齢層のファンは見られないことも多かったようです。そのため、視聴率も伸び悩んでしまいました。
内容では、原作序盤の展開を上手く描いており1クール目から多くのファンに期待されていました。
しかし、アニメでも漫画同様に決勝戦の内容が描かれないまま最終回となってしまいました。
また、終盤は急展開であり、話にまとまりがなく詰め込んだような内容となったため打ち切りでは?と噂されるようになりました。
③「DAYS」に人気を取られたから
エリアの騎士はマガジンにて連載していましたが、同時期にDAYSという漫画も連載していました。
DAYSという漫画は、主人公がサッカー強豪高校に入学して成長していくお話しです。
同じサッカー漫画であるために、読者を取られてしまったため打ち切りになったのではという憶測が生まれました。
「エリアの騎士」が打ち切りで最終回と言われる理由まとめ
- 最終話ワールドカップ決勝の内容が描かれいない
- アニメの視聴率が下がったから
- 「DAYS」に人気を取られたから