「夏目友人帳」が打ち切りで連載終了しいたとの噂が流れているのですが、実際はどうなのでしょうか。
気になる人のために、本記事では「夏目友人帳」のリアルをまとめました。
打ち切りや連載終了と言われている理由を知りたい方は必見です。
「夏目友人帳」の作品紹介
作品名 | 夏目友人帳 |
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作者 | 緑川ゆき |
出版社 | 白泉社 |
連載雑誌 | LaLa |
~作品紹介~
「妖怪が見える」という秘密を抱えた孤独な少年・夏目。強力な妖力を持っていた祖母・レイコの遺品である「友人帳」を手にして以来、妖怪たちから追われる羽目に!!祖母が妖怪たちと交わした「契約」をめぐって、用心棒・ニャンコ先生とともに忙しい日々を送ることになった夏目は…!?あやかし契約奇談!
「夏目友人帳」第1巻より引用
『夏目友人帳』は「緑川ゆき」先生による作品で、2007年から『LaLa』誌で連載中です。
初出は2003年の『LaLa DX』で、その後2005年からは隔月で読み切りシリーズとして連載され、一部は『LaLa』にも掲載されました。そして2022年1月時点で、国内累計発行部数は1700万部を超えています。
アニメシリーズは2008年から6作が放送され、2018年には劇場版も公開されました。また、ドラマCDが『LaLa』の付録として制作されたこともあります。
さらに、2013年から2019年にかけては、スピンオフ4コマ漫画『ニャンコ先生が行く!』が白泉社のウェブコミックサイトで連載されました。
「夏目友人帳」は打ち切りで連載終了した?
結論、「夏目友人帳」は完結していません。「打ち切りで連載終了した」は、デマです。
では、なぜこのようなデマが流れて言うのでしょうか。これは3つほど理由がありまして、次の項で詳しく解説していきます。
「夏目友人帳」が連載終了や打ち切りしたと言われている理由
- ①月間LaLaでの更新頻度が減ったため
- ②作者の死亡説が浮上していた
- ③新作が掲載された
噂の理由をまとめると、上記3つとなります。
それぞれ解説していきます。
①月間LaLaでの更新頻度が減ったため
“夏目友人帳”は2003年「LaLa DX」で初出しされ、2007年から現在にかけて「LaLa」で連載されている少女漫画です。
アニメシリーズは2008年から6作が放送され、2018年9月には劇場版が公開。
2022年1月時点で国内累計発行部数は1700万部を突破するほど、現在でも勢いのある漫画作品となっています。
しかし、当初は毎月のように連載されていた「夏目友人帳」ですが、近年では2ヶ月ごとの連載へと変更となりました。
また、読み切り作品が掲載されていた時期もあり、その間「夏目友人帳」は休載されていたようです。
これらのことから、「連載が終了するのでは?」「打ち切りなのかな?」と不安に思う読者は多かったようです。
なお、2ヶ月ごとの連載となっていることに伴い、コミックの発売頻度も減る傾向となっています。
コミックの発売頻度の減少も、連載終了や打ち切りの噂に繋がる理由の一つとなっているようでした。
②作者の死亡説が浮上していた
「夏目友人帳」と検索すると、「作者が死亡」といったワードが多く出てきます。
インターネット上では、作者が亡くなられたという噂を鵜呑みにし、「要するに連載終了ってことか」と誤解が発生している状況となっているようでした。
詳しくは、こちらの「夏目友人帳」の作者「緑川ゆき」が死亡した!?真実を公開をどうぞご覧ください。
しかし、2024年現在でも夏目友人帳の作品はしっかりと連載が継続されており、作者が亡くなられた事実もありません。
ではなぜそのような噂が囁かれているのかと考察した際に、夏目友人帳がアニメ化された際にキャスティングされた声優の方が2名ほど亡くなってしまったという事実と結びつきました。
夏目友人帳に携わったキャストの方の死が、「夏目友人帳 作者死亡」といった間違った情報へと変換されてしまい、連載終了という噂に繋がってしまっているようでした。
③新作が掲載された
夏目友人帳がまだ連載真っ只中である中で、新作の読み切り作品「啼かない鳥の帰る樹は」が掲載されました。
読者にとってこのタイミングでの新作発表には、夏目友人帳を終了させ新しい作品に移行するのではないか…と推測した人も多くいました。
そのため「打ち切り」「連載終了」といった噂がたってしまったようです。
しかし、過去にも「アツイヒビ」や「蛍火の杜へ」などの短編集を書かれており、単に読み切り作品を掲載しただけだった、という結果となっていました。
「夏目友人帳」が打ち切りや連載終了と言われている理由まとめ
- ①月間LaLaでの更新頻度が減ったため
- ②作者の死亡説が浮上していた
- ③新作が掲載された