『東京リベンジャーズ』の最終回、なぜ多くの人が「ひどい」と感じたのでしょうか?この疑問は、熱狂的なファンも、たまたま話に耳を傾けた人も、きっと抱いているはずです。
感動と興奮に満ちたストーリーが終わりを迎えるとき、その終末はしばしば賛否両論を巻き起こします。
そこで本記事では、『東京リベンジャーズ』の最終回に対する否定的な意見について、「物語の進行、キャラクターの成長、そして最終的な結末の扱い」などから、ファンがなぜ失望を感じたのかを明らかにします。
また、『東京リベンジャーズ』の終わり方に関する一般的な観点からも分析を加えるので、あなたがこの記事を読むことで、『東京リベンジャーズ』の最終回への新しい理解を得ることができるでしょう。
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「東京リベンジャーズ」の作品紹介
作品名 | 東京リベンジャーズ |
作者 | 和久井健(わくいけん) |
巻数 | 31巻 |
連載雑誌 | 週刊少年マガジン |
連載期間 | 2017年3月1日-2022年11月16日 |
~あらすじ~
ダメフリーター花垣武道は、ある日ニュースを見ていると、最凶最悪の悪党連合”東京卍會”に、中学時代に付き合っていた人生唯一の恋人が殺されたことを知る。壁の薄いボロアパートに住み、レンタルショップでバイトしながら6歳年下の店長にこき使われる日々。人生のピークは確実に彼女がいた中学時代だけだった……。そんなどん底人生まっただ中のある日、突如12年前へタイムリープ!!恋人を救うため、逃げ続けた自分を変えるため、人生のリベンジを開始する!!
ebookjapanより引用
読む前はよくある不良漫画かと思っていましたが、意外とミステリー要素が含まれており、「続きはどうなるんだろう…」「黒幕は誰だろう…」と考察する日々を送っておりました。喧嘩が弱くても強い心を持った主人公・タケミチに心惹かれる。
「東京卍リベンジャーズ」の最終回はどんな話?
東京卍會は見事全国制覇を果たし勇退から11年後。緊張したタケミっちへ少し寂しそうにマイキーは話しかけます。「もう無茶は出来なくなっちまうなぁ!」と。
そう、今日は夢にまで見た花垣武道と橘日向の結婚式が開かれているのです。二人が幸せそうに歩く傍にはそれぞれの夢を叶えた‘‘仲間たち‘’の姿があります。
シーンは変わって千冬視点にそれぞれが今何をしているのか紹介されています。今まで亡くなったキャラクター達も元気な姿を見ることができ少し感動・・・。
武道は何度も失敗するも挑戦しタイムリープを遂げ、ついに一番幸せな未来へとたどり着くことができました。
最終回の展開にはネット上で様々な意見がありましたが筆者は今まで苦しみ続けた武道や万次郎がタイトル通り「リベンジ」を遂げ、幸せな未来を生きる姿を見られて何よりです!
「東京リベンジャーズ」の最終回がひどいと言われる理由
- 最後のタイムリープから展開が雑すぎる
- 未回収の伏線や謎がある
- ストーリーがごちゃごちゃしている
- 設定に無理矢理感がある
- 読んでいると恥ずかしくなる
「東京リベンジャーズ」の最終回がひどいと言われる理由は上記の通りです。
それぞれ深堀していきます。
①最後のタイムリープから展開が雑すぎる
「東京リベンジャーズ」の主人公である花垣武道(ハナガキタケミチ)は、過去にタイムリープを繰り返すことで、周りの人達が亡くなってしまう現在(未来)を変えようとしますが、何度繰り返しても全てが上手くいくことはありませんでした。
それが1〜30巻のかなりザックリとした展開ですが、31巻の終盤では、過去を変えるためのキーマンであった佐野万次郎(マイキー)と2人で小学生時代にタイムリープすることに成功します。
それから、タケミチとマイキーは2人で改めて仲間を集めて「東京卍會」を結成し、全員死なずにハッピーエンドに向かう過程が描かれていますが、これがかなり手を抜いていると、一部炎上しているのです。
理由としては、やはり最後のタイムリープからのストーリーを簡潔に数ページでまとめすぎてしまったことが要因でしょう。
確かに、やっと全員が生きている未来を歩めるわけですから、もう少し余韻に浸れるような濃いストーリーを読みたかった読者も多いはずです。
個人的には、東京卍會を再結成してから解散するまでの過程が一部始終とはいかずとも、一部だけでもピックアップして描写されているとグッと込み上げるものがより増したように感じます。
「東京卍會」を再結成して数ページで解散、というのは呆気なさすぎて、個人的にも非常に残念でした。
②未回収の伏線や謎がある
「東京リベンジャーズ」は、最終回までに回収しきれなかった伏線や謎がいくつかあります。
やはり、数年にわたり読み続けてきた「東京リベンジャーズ」のファンにとっては、伏線や謎が未解決で読み終えてしまうのはかなり辛いことでしょう。
以下では、東京リベンジャーズの最終回までに回収しきれなかった伏線や謎を一部紹介します。
- 真一郎(シンイチロウ)のトリガーは誰?
- 稀咲鉄太(キサキテッタ)の「オレは」
- なぜマイキーもタイムリープできたのか
それぞれ解説していきます。
真一郎(シンイチロウ)のトリガーは誰?
タケミチのタイムリープする瞬間を見れば分かるように、タイムリープをする際には「トリガー」という存在が必要となります。
タケミチの場合は、橘直人(タチバナナオト)がトリガーですが、マイキーの兄である真一郎(シンイチロウ)のトリガーは一体誰だったのでしょうか。
それとも、何らかの理由で真一郎はトリガー無しでタイムリープすることができたのでしょうか。
残念ながら、真一郎のトリガーらしき存在の描写は作品中には確認できず、その真相は最終回の最後まで明かされることはありませんでした。
稀咲鉄太(キサキテッタ)の「オレは」
関東事変後、すぐにトラックに轢かれて亡くなってしまう稀咲鉄太(キサキテッタ)ですが、トラックに轢かれる直前に「オレは・・」という言葉を残しています。
もちろん、トラックに轢かれていなければ、その言葉に続く文言があったはずですが、稀咲鉄太の「オレは・・」の続きを聞くことは叶いませんでした。
ただ、このシーンの直前にタケミチに「オレがタイムリーパーだと思ってんのか?」と話す稀咲鉄太の姿があるため、「オレはタイムリーパーじゃない」といったニュアンスを伝えたかった可能性が高いと個人的には予想しています。
この謎は、稀咲鉄太が亡くなってしまうことで必然的に回収できなくなりますから、読者に考えてもらう作者の意図的な描写と言えますね。
なぜマイキーもタイムリープできたのか
「東京リベンジャーズ」の最終巻の終盤で、タケミチとマイキーの2人が小学生時代へタイムリープします。
しかし、本来ならタイムリープできるのは1人のはずなので、なぜタケミチとマイキーの2人が一緒にタイムリープできたのか、様々な憶測が飛び交っています。
また、どんな理由であれ、最後の最後で急に本来のタイムリープのルールを無視した状況を作り出したことに関して「無理矢理感がすごい」という批判的な声が多くの口コミで確認できました。
確かに、全員が生きているハッピーエンドで終了するのはとても嬉しいことですが、そのハッピーエンドに持っていくために無理矢理作り出したチートのタイムリープ感が凄いのも否定できません。
ベンケイとワカが敵になった理由
「三天抗争」後、元「梵(ブラフマン)」の首領である瓦城千咒(カワラギセンジュ)は、「二代目東京卍會」に合流したのに対し、「梵(ブラフマン)」の主力の2人であったベンケイとワカはマイキー側の「関東卍會」に寝返っています。
しかし、なぜベンケイとワカが「関東卍會」側についているのか語られることはないまま、最終回を迎えてしまいました。
そのため、「関東卍會にいるのはマイキーの暴走を抑えるため」「東京リベンジャーズの世界では勝利した側の下につくのが道理」など様々な憶測が出回っていますが、真相は定かではありません。
ベンケイとワカについて、もう少し掘り下げたストーリーが見られると予想してた読者も多かったようなので、何も語られることなく終了してしまったのはかなり残念ですね。
③ストーリーがごちゃごちゃしている
「東京リベンジャーズ」は、主人公であるタケミチが過去と現在を行ったり来たりすることで、現在を良い未来に変えようとするストーリーです。
つまり、適当に流し読みしてしまうと、過去と現在の時間軸がごちゃごちゃしてきてしまい、ストーリーが理解できなくなる読者も一部いるようです。
「東京リベンジャーズ」をきっちり楽しみたいのであれば、流し読みではなくしっかり頭で状況を整理しながら読み進める必要があるため、サクッと読みたい方には向いていない漫画と言えるでしょう。
特に、終盤にかけてストーリーがごちゃごちゃしてきますので、少なくとも中盤くらいからは集中して読むことをおすすめします。
④設定に無理矢理感がある
そもそも、「東京リベンジャーズ」の設定に無理矢理感があることで、前のめりに読む気になれない方も確認できました。
例えば、主人公であるタケミチは、中身は26歳のまま中学時代にタイムリープすることができますが、タイムリープ先(過去)で中学生であるマイキーやドラケン、千冬達に論破されてしまったり圧倒されてしまうことが結構あります。
タケミチの考え方が中学生レベルなのではなく、周りのマイキーやドラケン、千冬といった仲間達が中学生とは思えない違和感のある頭の切れ方をするため、そこに違和感を感じる方が多いようです。
確かに、設定に違和感を感じながら漫画を読み進めてしまうと、その漫画の面白さが半減してしまう気持ちも理解できます。
⑤読んでいると恥ずかしくなる
「東京リベンジャーズ」は10代〜20代の若者に非常に人気の漫画ですが、30代以降の読者による「読んでいると恥ずかしくなってくる」という口コミが一部で確認できました。
「東京リベンジャーズ」の舞台は「不良(ヤンキー)達の世界」です。
大人から見たら「東京リベンジャーズ」のキャラ達は、まさに「中二病」に見えてしまうことがあるようで、「作品内に登場するキャラ達の言動を見ていると、不良(ヤンキー)の自分に酔っているようでイタい」という声もありました。
確かに、年齢層が高めな方ほど「東京リベンジャーズ」の世界は年齢的なギャップが大きいため、キャラの言動に共感するのが難しく、感覚的な違和感を持ってしまうのも無理ありません。
まとめ:「東京リベンジャーズ」の最終回はひどい?
本記事では、なぜ「東京リベンジャーズ」の最終回がひどいと言われるのかまとめました。
結論、ひどいと言われる理由は以下のとおりです。
- 最後のタイムリープから展開が雑すぎる
- 未回収の伏線や謎がある
- ストーリーがごちゃごちゃしている
- 設定に無理矢理感がある
- 読んでいると恥ずかしくなる
人気漫画の最終回は賛否両論があるのは当然なのですが、「東京リベンジャーズ」に関してはマイナスな評価が多かったです。
「ひどい」と言われても仕方のない結末かもしれないですが、それでも作品を通して物語は面白いと感じています。
なので、まだ「東京リベンジャーズ」を読んでいない人で、本記事で「読むのやめようかな」と思っている方はちょっと待ってください。
実際に読んでみて面白いと感じる方も大勢いるので、世間一般的な意見で作品を評価するのではなく、まずは読んでから評価してください。
尚、東急リベンジャーズのように最終回がひどいと言われる漫画を知りたい方は、以下の記事をどうぞご覧ください。