東京リベンジャーズの実写はひどい!とよく言われていますが、実際のところはどうなのか?本記事では徹底的に評価していきます。
東京リベンジャーズの実写版を見ようか悩んでいる人は必見です。
東京リベンジャーズの実写情報
~あらすじ~
負け犬フリーター=タケミチの元恋人ヒナタが殺された。事件を知った翌日、タケミチは駅のホームから転落、目覚めた先はなんと10年前–負け犬人生を歩むきっかけとなった最悪の高校時代にタイムリープしてしまった。もう一度繰り返される、あの頃。最悪の過去でようやく見つけたヒナタを救う唯一の方法は、ヤクザも恐れる危険な組織“東京卍會”を消滅させること。熱い仲間たちとの出会いの中で、ヒナタを救うため、逃げ続けた人生を変えるため、タケミチは弱虫だった“過去”の人生にリベンジし、“今”を変えられるのか?
「Amazonプライムより引用」
原作 | 和久井健 |
監督 | 英勉 |
脚本 | 髙橋泉 |
主題歌 | 「名前を呼ぶよ」SUPER BEAVER |
キャラクター | キャスト |
花垣武道(タケミチ) | 北村匠海 |
佐野万次郎(マイキー) | 吉沢亮 |
龍宮寺堅(ドラケン) | 山田裕貴 |
橘直人(ナオト) | 杉野遥亮 |
橘日向(ヒナ) | 今田美桜 |
清水将貴(キヨマサ) | 鈴木伸之 |
三ツ谷隆(ミツヤ) | 眞栄田郷敦 |
半間修二(ハンマ) | 清水尋也 |
千堂敦(アッくん) | 磯村勇斗 |
稀咲鉄太(キサキ) | 間宮祥太朗 |
東京リベンジャーズの実写はひどい?総合評価
Amazonプライムの東京リベンジャーズ実写評価は、4,018件のグローバルレーティングで星4.2でした。
細かい内訳は下記のとおりで、星5つがもっとも多い結果となっています。
星5つ | 58% |
星4つ | 19% |
星3つ | 14% |
星2つ | 5% |
星1つ | 4% |
また、星4つ以上が77%で星3つ以下は23%であることから、東京リベンジャーズの実写映画は高評価であると言えるでしょう。
尚、東京リベンジャーズの実写版を実際に視聴した人の感想を、評価ごとで下記にまとめます。
東京リベンジャーズの実写はひどい?星5を付けた人の感想
ひ弱そうなタケミチがヒナの為に過去に戻って戦う姿は、自分との戦いの様で、成長していく姿に感動です。
マイキーやドラケン、キヨマサなど役にぴったりなキャストです。とても面白かった。
Amazonプライムより引用
東京リベンジャーズの実写はひどい?星4を付けた人の感想
表現は悪いですが、ただのヤンキー映画と思い、期待せずに流し見をしようとしたら見入ってしまいまいした。ひ弱ですが、主人公のも成長もみれます。
Amazonプライムより引用
東京リベンジャーズの実写はひどい?星3を付けた人の感想
キャスティングもよく原作のチープさもよく表現できてたと思う。
ただ続編もあるみたいだけど、それ考えるとこの終わり方で良かったんかなって感じ。
Amazonプライムより引用
東京リベンジャーズの実写はひどい?星2を付けた人の感想
吉沢亮ファンなので観た程度。だけど山田君に押されちゃってハジケっぷりは今一つ。残念。そもそも暴力衝動が理解できないのでストーリーの方は観る前からどうでも良かった。
Amazonプライムより引用
東京リベンジャーズの実写はひどい?星1を付けた人の感想
中途半端で映画終わった感じ。マンガ見てからの視聴はものたらないかんじ。
Amazonプライムより引用
東京リベンジャーズの実写がひどいと言われる理由
- 原作と異なる設定や登場人物のカット
- 主要キャラの強さが感じられない
- スケールが小さい
- リアリティに欠ける
- 「SF」「サスペンス」要素がない
- キャストの年齢に違和感がある
- コンプライアンスの意識が低い
- アニメの主題歌を起用して欲しかった
東京リベンジャーズがひどいと言われる理由は上記の8つです。
それぞれ解説していきます。
ひどいと言われる理由①:原作と異なる設定や登場人物のカット
ひどいと言われる理由の1つ目として挙げられるのが、原作と異なる設定や登場人物のカットです。
原作無視の設定やシナリオなど本当につまらない、マイキーとドラケンの病院のシーンは見たかった、ペーヤン、エマ、半間はどこいった?などの意見があり、原作との違いに不満を抱いたり、推しキャラがカットされるなど、がっかり、ひどいと感じる人が多くいるようです。
全体的に描写が簡潔になっていてストーリーを知るには良いけれど、一人ひとりのキャラクターが見えてこないが為に感情移入ができず、涙脆い私でも泣くことはできなかったという声もありました。
ひどいと言われる理由②:主要キャラの強さが感じられない
ひどいと言われる理由の2つ目として、主要キャラであるマイキーとドラケンの強さが実写版ではあまり感じられないことが挙げられます。
原作では、マイキーは東京卍會の総長を努め「無敵のマイキー」と呼ばれて圧倒的な強さを持つキャラクターであり、ドラケンは東京卍會の副総長を努めブラックドラゴンの兵隊100人をたった一人で倒すほどの強さが描かれています。
しかし、実写版ではマイキーが対峙しているボスキャラが原作より強敵であったり、ドラケンの闘うシーンでは50人以下の敵になっていたなど、本来もつ強さを感じられない、迫力がないなど残念に感じる人の声が目立ちました。
ひどいと言われる理由③:スケールが小さい
ひどいと言われる理由の3つ目に、実写版におけるスケールが小さいということが挙げられます。
東京卍會は1部隊20人以上から構成されており、全体では100人規模になるグループであるものの、実写版で描かれていた集会では50人程度に見えてスケールが小さいといったことの指摘もありました。
また、東京リベンジャーズの原作といえば、登場人物や武器や展開なども派手で豪快なイメージがありますが、実写版となるとそのような派手さや豪快さが上手く表現されておらず、スケールが小さくなったという声も囁かれていました。
ひどいと言われる理由④:リアリティに欠ける
ひどいと言われる4つ目の理由として、リアリティに欠けるということが挙げられます。
キレの悪いアクション、雑な演技、おざなりな構図など東京リベンジャーズの実写映画は低級であり全体的にリアリティがないという意見も多く見られました。
無敵のキャラで一発のキックで相手を失神させたかと思えば、次の乱闘シーンでは顔面に何発もパンチやキックをヒットさせているのに相手が全然倒れない、大乱闘の末救急車で運ばれ手術をしているのに警察は介入しないなど、リアリティに欠けるといった声も多く、展開ドキドキ系原作の面白みをみんなでダメにした感が否めないといった厳しい声も多々ありました。
東京リベンジャーズは乱闘シーンが多いだけに、アクションが見せ場の一つとなっています。
原作では迫力あるシーンに描かれていたものの、実写となるとリアリティに欠けてしまい違和感があったという声も目立ちました。
ひどいと言われる理由⑤:「SF」「サスペンス」要素がない
実写版東京リベンジャーズは一見「ヤンキー漫画」「バトルアクション」といったジャンルかと思えるほどアクションシーンが多いものの、本来のジャンルとしては「ヤンキー漫画」「バトルアクション」の他に「SF(タイムトラベル)」や「サスペンス」も入っています。
実写版ではアクション・バイオレンスシーンがメインとなり不良漫画のイメージが強く、「SF」「サスペンス」部分は削られてしまったり、丁寧に描かれていないなど原作ファンからの指摘が多いのも事実です。
タイムリープした際の世界観や黒幕は誰なのかを推理していく要素もバランスよく実写版で表現して欲しかったという声が多く、結果として原作リスペクトが感じられない、ひどいといった声に繋がり、ひどいと言われる理由の5つ目として「SF」「サスペンス」要素がないことが挙げられます。
ひどいと言われる理由⑥:キャストの年齢に違和感がある
ひどいと言われる理由の6つ目に挙げられるのが、キャストの年齢に違和感があること。
原作では中学生、実写版では高校生という設定ではありながら、実際に演じているキャストは20~30代の俳優たち。
役の雰囲気は合っている、イメージ通りなどといった好評価な部分もありますが、「学生には見えない」「リアリティがない」「これはひどい」などといったマイナス評価も見受けられました。
一方で、紅一点となった橘日向(ヒナ役)を演じた今田美桜さんに関しては、「可愛い」という意見が多数見られたものの、ウィッグに違和感があったという意見も多くあり、ウィッグや衣装に関しても指摘の声は度々上がっています。
とはいえ、キャストは全員良くキャスティングは高評価である意見も多数。
しかし、漫画を実写化することは難しいという声もあり、そもそも実写化することが難しい内容なのでは…といった意見もありました。
何度も原作を読み返している原作ファンからすると、微妙、がっかり、つまらない、ひどいといったマイナス評価が多数を占めています。
ひどいと言われる理由⑦:コンプライアンスの意識が低い
コンプライアンスの意識の低さも、ひどいと言われる理由の一つとして挙げられます。
煽り運転や高齢者の事故が問題になっている現代において、映画による大きな影響力を考慮すると今風のコンプライアンス意識がなさすぎるのではないか…といった声もあり、もう少し今の時代に合った設定をするべきだったのでは…という声も上がっています。
どこまで原作に寄せるかが難しい作品でもありますが、東京リベンジャーズなどの不良漫画があることで、憧れを抱く人もおり不良は減らないのでは…という声も見られました。
ひどいと言われる理由⑧:アニメの主題歌を起用して欲しかった
ひどいと言われる理由の8つ目に、好評価であったアニメの主題歌が起用されなかったことが挙げられます。
実写版の主題歌となったSUPER BEAVERが歌う「名前を呼ぶよ」は、映画を観たあとに聴くとより歌詞の意味を感じることができる、イントロから心を掴まされる、「東京リベンジャーズ」と「名前を呼ぶよ」はハイレベルなマッチングでかなりインパクトも大きかったなどといったプラスな評価も上がっていました。
しかし、アニメの主題歌の評価が良すぎるが故に、アニメのかっこいい主題歌が抜けていて残念という声があり、アニメの主題歌をそのまま実写版でも起用して欲しかったという意見が見られました。
まとめ:東京リベンジャーズの実写はひどい
本記事では東京リベンジャーズの実写がひどいと言われる理由について解説しました。
結論、ひどいと言われる理由は下記のとおり。
- 原作と異なる設定や登場人物のカット
- 主要キャラの強さが感じられない
- スケールが小さい
- リアリティに欠ける
- 「SF」「サスペンス」要素がない
- キャストの年齢に違和感がある
- コンプライアンスの意識が低い
- アニメの主題歌を起用して欲しかった
総合評価としては非常に良い作品ですが、「ひどい」と言われることも多いです。
こればっかりは実際に見てもらわないと判断がつかないと思うので、まずは東京リベンジャーズを視聴してみて、それで本当にひどいのか判断してください。
また、同じように、実は原作最終回もひどいと言われています。
詳しくは、こちらの漫画「東京リベンジャーズ」の最終回はひどい!?賛否両論の終わり方まとめで解説するので、気になる人はどうぞご覧ください。