本記事は、ボルト99話の考察をまとめた記事となっています。最新のVジャンプ情報を含むので、ネタバレにはご注意ください。
さて、前回は粒との戦闘が開始したシーンで終わりましたね。
詳しくは、こちらの漫画「ボルト」98話（第2部18話）のネタバレ感想考察raw【寝言は寝て言え】をどうぞご覧ください。
さて、99話はどのような展開になるのか・・・祭と木ノ葉丸の行方は・・・
漫画「ボルト」99話（第2部19話）はいつ読める？Vジャンプ配信情報を公開
漫画「ボルト」99話（第2部19話）は、2025年2月21日（金）発売のVジャンプで読むことができます。
BORUTO公式サイトから2ページだけ先行公開してくれるので、そちらは2月14日（金）と2月18日（火）と考えられます。
漫画「ボルト」99話（第2部19話）の最新ネタバレ感想考察【眠りの中、影は焦がれる】
シンキのチャクラによって施された「磁鉄粒封刃」で、砂鉄に封じられたミツキを救出する事に成功するも、粒の前にサラダ達は苦戦を強いられてしまいます。
はたして粒を倒す事が出来るのでしょうか？
そして祭に吸収されてしまいそうになっている木ノ葉丸。
窮地に追い詰められて行く面々に起死回生の方法はあるのかと、緊迫の展開を迎えていきます。
ボルト99話の振り返り
今回のお話ではアラヤとシンキの過去について触れられている場面がありましたね。
特に気になるのがヨド関連の事らしく、アラヤがシンキに対してヨドの事を気にかけるようにと忠告していました。
これはヨドの気持ちを察して、シンキにもっと彼女の事を考えてやれと、アラヤなりに二人の関係を上手く取り持とうとしている、なんとも不器用な助言の仕方ですね。
ヨドはシンキの事が大好きなのですが、当のシンキはヨドに対して全く関心は無く、関心があるのは義父上と我愛羅の事ばかりです。
どれだけ我愛羅の事が大好きなんでしょう？
で、アラヤからすればヨドを守って欲しいと思っているのですが、シンキはヨドの事ばかりだぞと、言葉を返してきます。
これはシンキはアラヤにヨドを守ってくれと言ってくれているのでしょうか？
中々に複雑な男心が披露されている展開ですね。
はたしてヨドに向き合ってくれるのは、どちらなんでしょうか？
さてそんな男の複雑な過去を後にして、アラヤが放った磁鉄粒封刃が、ミツキを操っていた砂鉄を吹き飛ばしてくれました。
そしてアラヤはミツキとサラダに攻撃を指示し、粒が操る砂鉄はアラヤが対応すると、連携で攻めていきます。
しかし相手は粒･･･一筋縄で勝てれば苦労はありません、背後にある神術「爪痕」から、大量の砂鉄が伸び出していき、そのままサラダ達を攻撃してきます。
でも既に大量の砂鉄に対処済み。
アラヤによる連続斬撃で粒を牽制し、その隙を突いてサラダの火遁・豪火球の術が放たれます。
これは決まるかと思いきや、粒は砂鉄で防御壁を構成させ、サラダの術を凌いでしまいます。
が、背後から無数の蛇が現われ、瞬く間に粒を捕えてしまいます。
そう、ミツキが潜影蛇葬を使用し、地中からも数匹の蛇を飛び出させて粒を拘束していき、放たれた蛇によって身体が千切れ飛んでしまいます。
これは決まったのかと、安堵しかけてしまうヨドですが、ミツキによれば粒は砂鉄に変えて実体を隠してしまったとの事。
ここでヨドが聴力で粒の動きを感知していき、アラヤはヨドが示した粒がいると思われる場所に刃を向け、砂鉄を集めていきます。
そして姿を現わしてしまう粒と、なんと砂鉄を集めて分解ししまった粒を構成させてしまったのです。
これはまさに千載一遇のチャンス。
ミツキの3匹の蛇が粒へと向かい、身体を食い千切る勢いで飛びかかり、再び砂鉄になろうとする一瞬の隙を突いてサラダが写輪眼を展開し、千鳥で粒を貫いたのです。
これで粒を倒せたかと思うサラダでしたが、散った粒はまだ死んでいないと判断し、隠れていると予断を許しません。
はたして粒を倒せるのでしょうか？
そして今回の一番気になるところは、何と言っても祭と木ノ葉丸の痴話喧嘩でした･･･
おまえらサラダが死闘を繰り広げているのに何をしているんだよ！
と、こんなことを言いたくなってしまうほど、なんか痴話喧嘩だなぁと思える内容でしたね。
木ノ葉丸ちゃんと呼びたい祭。
そう呼びたいだけと言う祭に、木ノ葉丸は嫌だと強く拒絶しています。
いや、呼び方くらいは良いんじゃにないの？
状況が状況なんだから、そこは上手く･･･ねえ。
でも木ノ葉丸は認めようとは出来ません、でも祭はモエギはそう呼んでいるのにと、ヤンデレ厄介な持論を展開しと、ヒートアップしていく一方。
なんだこの女？
ついには木ノ葉丸を絞め殺そうとしてくると、これは相当に厄介彼女ですね。
そんな窮地の木ノ葉丸を見るエイダと今にも食い殺されそうだとボルト達に告げます。
ボルトは今にでも助けに行きたいのでしょう。
でもここで動くわけにはいかないと、必死に堪えているようです。
祭の厄介な思想を見て十羅がここで奇妙な事を言います。
生命は本能の赴くままに進化し、邁進することが思想との事。
人間たちは社会性ゆえに進化を求める本能を曇らせる致命的な問題があるみたいですね。
十羅いわく知性がもたらす弊害には深刻な問題があり、その正体が愛と言います。
確かになる程と思える見解ですね。
確かに愛で人間は複雑な想いを抱いてしまい、見失ってしまうこともあります。
現に祭が木ノ葉丸に対して固執しているのも、愛が原因とも言えるでしょう。
そして愛が行き過ぎて歪んでしまえば、取り込んでしまえば良いと、完全に祭はヤンデレ化してしまいました。
祭は木ノ葉丸を捕食して、自身の苦しみを解消しようと考えているみたいですね。
で、そんな中で人神樹の面々は猪鹿蝶が優秀な忍だったと、その分だけに理解が出来ない行動が多かったとも言っています。
その行動は愛によってもたらされてしまった行動なのではと、愛とは重大な不具合を起こす欠陥と見てしまっているようですね。
愛を理解し、克服しろと言うも、愛を理解出来るのでしょうか？
で、ここで再び場面が代わり粒との戦闘へと戻ります。
ヨドが粒の居場所を感じ取ったのか、その方向に向ってアラヤが刀で砂鉄を集めようとするのですが、粒が姿を現わす中で爪アカを使役してきます。
そして次々に飛びかかってくる爪アカと、ミツキは大蛇雷を使い、サラダは火遁・鳳仙華の術を放つも、大量の爪アカの前では無意味でした。
数で攻めてくる爪アカの大群の前に、サラダ達は対処しきれずに、ついにはヨドは背後から爪アカに噛みつかれ、アラヤは助けようと爪アカに刀を振り下ろすも、刀は振り切る事が出来ず、アラヤの刀が刺さった爪アカを吸収し、刀を奪ってしまいます。
粒の砂鉄に対抗する方法が失われてしまいと、祭に取り込まれそうな木ノ葉丸と、完全に窮地に追い込まれてしまいます。
いったいどうなっていくのでしょうか？
ボルト99話の考察
さて今回のお話で窮地に追い込まれたアヤラですが、粒の砂鉄を対処出来ないとこれでは勝ち目はありません。
で、ここで勝つ可能性となれば、土壇場で新能力に開花する事です。
アラヤは磁鉄粒封刃をシンキから付与された力として使っていましたが、これを刀なしで扱える様になったかもしれません。
砂鉄を操作することができる刀を失っても、アラヤの剣術として乗せることが前提となれば、刀が無くとも使用出来てしまうかも？
粒の身体を何かで攻撃する事が出来れば･･･刀が無くとも対抗出来るかもしれません。
刀の代わりになるもので、アラヤが攻撃をするかもしれないとなれば、ここは何か新能力を得る展開しかないですね！
シンキと協力して、アラヤに能力が覚醒すると、そんな激アツ展開なら嬉しい限りです。
そして粒の能力もこれで終わりでは無いような気がしますね。
自身の体を砂鉄に変えて分散することができれば、別のモノに変身することも出来るかも知れません。
アラヤに追い込まれてしまい、自分の事をかえりみなくなってしまい、粒は最終手段として何かを隠し持っている可能性があるでしょう。
砂鉄になって出現させることが出来れば、身体を別の何かに造り替えることも出来る筈と、何か最後の手段を隠している可能性がありますね。
そして気になるのが祭によって風前の灯火になっている木ノ葉丸と、彼はこの窮地をどうやって切り抜けるのでしょうか？
ここは上手く祭の気持ちを動かす事が出来れば、問題はないと思うのですが、やはり難しいでしょうし、また木ノ葉丸は彼女に媚びないと思います。
ここは祭が感覚的に何かに目覚めるかもしれません。
彼を失ってしまう事を考えてしまい泣き出してしまうと、涙を流す事に感情が抑えきれなくなってしまいと、そんな動揺を見せるかもしれません。
そして十羅が祭の中に愛が芽生えたことを知り、何かを悟ってしまう可能性もあるでしょう。
愛に目覚めた祭は何を思うのかと、気になるところですね。
ボルト99話の感想
さて今回のボルト･･･窮地に立たされているサラダ達。
そしてヤンデレ化してしまう祭と、追い込まれてしまう木ノ葉丸と、それぞれのところで苛烈な戦いが進んでいる様子ですね。
しかし祭の存在がますます厄介な感じになっていると、木ノ葉丸は大丈夫なんでしょうかね？
彼女にしたら今後ともヤバそうな束縛系な彼女になってしまうのではないのでしょうか？
彼の事が好きすぎてしまった、これからどう動いてしまうのかと、気になるところです。
そして粒と戦うアラヤは、どうやって彼を倒すのかと、次回辺りで決着するのでしょうか？相手は倒すのは容易ではありません。
助っ人でも出てくれれば良いのですが･･･不安要素の多い状況の中で、どうやって起死回生の勝利を得るのか？気になるところです。
ボルト99話以降のネタバレ考察
ボルト99話では、木ノ葉丸が祭と対峙し、彼の中にある迷いや葛藤が浮き彫りになりました。
一方で、モエギの「影に焦がれる想い」も示唆され、彼女と木ノ葉丸の関係にも新たな視点が加わりました。
そんな中、次話では木ノ葉丸がどのようにこの状況に向き合い、どのような決断を下すのかが大きな焦点となります。
また、ボルトとの関係、さらには忍たちが祭や粒という二つの強大な敵にどのように立ち向かうのかも重要なポイントです。
ということでここからは、「木ノ葉丸の覚悟」「モエギの想い」「ボルトとの関係」「祭と粒との戦い」「木ノ葉隠れの未来」という5つの視点から、99話と100話を徹底考察していきます。
木ノ葉丸の覚悟が試される時
木ノ葉丸は祭と対峙し、かつての仲間だったモエギの姿に動揺します。
しかし、祭は完全に別の存在であり、単なる敵とは違う複雑な感情を抱かざるを得ません。木ノ葉丸は、この戦いで何を選択するのでしょうか。
また、ボルトは現在、果心居士と行動を共にしており、戦場に向かうことを止められています。
しかし、木ノ葉丸やサラダたちが危機的状況に陥れば、ボルトがその制止を振り切り、戦場へ向かう可能性も考えられます。
彼が現れることで戦局が大きく動く展開が期待されるでしょう。
モエギの想いと木ノ葉丸の変化
木ノ葉丸とモエギは第十班の仲間として強い絆を築いていましたが、神樹の分裂体である祭の登場により、彼は過去との向き合い方を問われます。
かつての関係は、彼の決断にどのような影響を与えるのでしょうか。
また、祭が木ノ葉丸を「木ノ葉丸ちゃん」と呼ぶ場面がありましたが、彼は強く拒否しました。
これはモエギとの過去を否定し、祭を彼女とは別の存在として認識している証かもしれません。
この拒絶の意味が次話で明かされるかもしれません。
そして木ノ葉丸は、祭を敵とみなすのか、それとも別の道を選ぶのかという選択を迫られます。
モエギの想いや自分の信念が、この決断にどう影響するのかが注目されます。
彼が導き出す答えが、物語の大きな転機となるかもしれません。
ボルトと木ノ葉丸の関係は修復されるのか？
木ノ葉丸は全能の影響でボルトを敵視していますが、かつて彼はボルトに螺旋丸を教えた師でもありました。
全能の支配を超えて、その絆が修復される可能性はあるのでしょうか。
可能性としては、ボルトは言葉ではなく行動をもって師の心を揺さぶるかもしれません。その最たる例が、彼の「螺旋丸」です。
戦いの最中、木ノ葉丸はボルトの螺旋丸を目にすることになるでしょう。それはかつて彼自身が教えたものでありながら、今のボルトはそれを独自に進化させています。
この光景に、木ノ葉丸は無意識のうちに違和感と懐かしさを覚えるかもしれません。
もしボルトの姿が木ノ葉丸の記憶を呼び覚まし、彼の心に揺らぎを生じさせることができれば、全能の影響を超えた師弟の絆が復活する可能性があります。
そして、もし木ノ葉丸がボルトを受け入れる決断を下せば、共闘の可能性が一気に高まります。
ボルトはすでに独自の戦闘スタイルを確立し、師から教わった螺旋丸をさらに進化させています。
一方、木ノ葉丸もただの上忍ではなく、強者としての力を秘めています。
戦いの最中、ボルトと木ノ葉丸の息の合った連携が描かれる展開があれば、師弟の絆を超えた熱いバトルシーンとなるでしょう。
さらに、木ノ葉丸が師としての誇りを取り戻し、ボルトと共に新たな戦法を見せる場面があれば、BORUTOファンにとって忘れられない名シーンとなるかもしれません。
祭と粒、二つの脅威に忍たちはどう立ち向かう？
祭は神樹の分裂体でありながら、強大な力を持っています。木ノ葉丸は彼女との戦いを避けることはできるのでしょうか。それとも、彼自身の忍としての覚悟が試される展開になるのでしょうか。
粒に関しては、シンキの封印を解く鍵を持つ可能性があります。忍たちはこれをどう攻略するのかが鍵となるでしょう。単なる力押しでは勝てないとすれば、何らかの秘策があるのかもしれません。
また、ボルトとサラダは、この戦いのどこで介入するのでしょうか。特にボルトは木ノ葉丸との関係を修復するだけでなく、実力でも彼を納得させる必要があるかもしれません。
木ノ葉隠れの未来、次なる脅威が迫る
祭や粒との戦いが続く中、木ノ葉隠れの里そのものにも大きな脅威が迫っている可能性があります。次話では、その前兆となる何かが描かれるかもしれません。
そんなときカワキは、アマドを脅してさらなる攻撃性能の向上を図っています。もし彼の体が完全に戦闘特化へとアップグレードされれば、現在のボルトにも匹敵する戦闘力を得る可能性があります。
しかし、ボルトもまた進化を続けており、すでに飛雷神に似た忍術を習得しています。単純なパワーだけでなく、技の精度や戦術の幅という点でボルトが優位に立つ可能性もあるでしょう。
カワキが本当にボルトと互角になれるのか、それとも依然として力の差があるのか。二人の再戦がどのような形で描かれるのかも注目です。
尚、ボルトはすでに飛雷神に似た能力を発現させていますが、今後どこまで発展するのでしょうか。果心居士の指導のもと、精密な空間転移を習得できれば、戦場を支配する存在へと進化する可能性があります。
また、大筒木の力【カーマ】を自在に扱えるようになれば、新たな螺旋丸の派生や、忍術との融合が生まれるかもしれません。
特に、忍の技と大筒木の能力を組み合わせた「完全な独自スタイル」を確立できれば、さらなる強敵にも対抗できるでしょう。ボルトの進化が、物語の今後の展開を大きく左右することになりそうです。
まとめ
『BORUTO -TWO BLUE VORTEX-』第20話では、木ノ葉丸が祭との対峙を通じて大きな決断を迫られることになりそうです。
彼が「木ノ葉丸ちゃん」と呼ばれることを拒んだ理由、そしてモエギへの想いがどう影響するのかが注目されます。
また、ボルトとの関係修復の可能性や、祭と粒という二つの脅威への対応も重要なポイントです。ボルトは木ノ葉丸の心を動かすことができるのか、そして忍たちは粒との戦いにどう立ち向かうのか。
さらに、カワキやボルトのさらなる成長が今後の物語にどのような影響を与えるのかも気になるところです。
次回の展開では、木ノ葉丸の覚悟が明確になり、物語が大きく動くことが予想されます。戦いの結末がどうなるのか、次なる脅威がどのように描かれるのか、『BORUTO -TWO BLUE VORTEX-』第20話に注目です！
