「頭文字D」の最終回がひどい!?賛否両論の終わり方を徹底解説

「頭文字D」の最終回がひどい!?賛否両論の終わり方を徹底解説

頭文字Dは、車の運転技術や車体性能を競う「走り屋」をテーマとしたレース漫画です。

連載当時の自動車業界に大きな影響を及ぼしたほどの大人気作品ですが、2013年に迎えた最終回は、長寿作品と思えないほどのアッサリ感から読者の間で賛否両論を巻き起こしました。

今回は頭文字Dの最終回が「ひどい」といわれる理由を、5つのポイントに分けて解説します。

「頭文字D」の最終回・終わり方がひどいと言われる理由を知りたい方は必見です。

目次

「頭文字D」の作品紹介

「頭文字D」の作品紹介
「頭文字D」第1巻より引用
作品名頭文字D
作者しげの秀一
巻数全48巻
連載雑誌週刊ヤングマガジン
連載期間1995~2013年

~あらすじ~

群馬県の県立高校に通う拓海(たくみ)は車についての知識なんてほとんどない普通のとうふ屋の息子。ある日、拓海は親友の樹(イツキ)と共に、バイト先の先輩である池谷(いけたに)の走り屋チーム・秋名スピードスターズの走りを見に行くことに……。するとそこに赤城最速といわれる高橋兄弟が率いるチーム・赤城レッドサンズが現れ、秋名スピードスターズに挑戦を申し込んできた!!地元で負けるわけにはいかないと燃える池谷だったが……!?

「頭文字D」の第1巻より引用

「頭文字D」の最終回・終わり方がひどいと言われる理由

  • ラストレースがイマイチだったから
  • 主人公の愛車「ハチロク」が廃車になったから
  • ラストレースの後日談がほとんど描かれなかったから
  • 完結理由として「作者が別ジャンルの漫画を描きたがっている」説が浮上したから
  • 最終回の掲載前に拓海死亡説が出回ったから

頭文字Dの最終回は、主に上記のような理由で賛否両論を巻き起こしました。

1つずつ解説していきます。

①ラストレースがイマイチだったから

①ラストレースがイマイチだったから

本作のクライマックスでは、神奈川を拠点とする「チームスパイラル」のダウンヒル(下り坂)担当・乾信司との戦いが描かれます。

主人公・藤原拓海と同じ車「ハチロク」を操ること、および経歴が似ていることから、「過去の拓海自身との戦い」と評されました。

ただ、ポッと出の少年が百戦錬磨の拓海と互角以上の戦いを繰り広げる展開に、納得のいかないファンも多かったようです。

車にあまり熱心でないことに加え、ブレーキを一切踏まないという非現実的な戦法をとる乾の姿は、イマイチ読者の心を掴めなかったのでしょう。

なお、レース自体は両者スピンという大波乱の末、バッグ走行で粘った拓海が辛くも勝利しています。

②主人公の愛車「ハチロク」が廃車になったから

②主人公の愛車「ハチロク」が廃車になったから

ラストレースの終盤、拓海のハチロクはエンジンブロー(故障)によって走行不能に陥ります。

故障展開そのものは過去のレースで一度描かれており、その際は新型のエンジンに換装することで車体性能の進化に繋げました。

しかしラストレース決着後、再びエンジンを換装するか聞かれた拓海がこれを否定したため、ハチロクはそのまま廃車となってしまいます。

また、そのあと何事もなかったかのようにインプレッサに乗り換えていたことに対し、ハチロクの扱いが残念過ぎるという意見が多く聞かれました。

そんな声を受けてか、アニメ版では拓海が父親に頼み込み、故障したハチロクを家の駐車場に保管するという展開に変更されています。

③ラストレースの後日談がほとんど描かれなかったから

③ラストレースの後日談がほとんど描かれなかったから

ラストレースが決着すると、急に時間が2週間後に飛び、拓海が属する走り屋チーム「プロジェクトD」の解散パーティーが催されます。

その後さらに1週間飛び、プロジェクトDのリーダー・高橋涼介が恋人の墓前で夢を語るシーン、および拓海が新車で山道を走るシーンが描かれました。

このエピローグに対しても、「レース直後のことを描いてほしかった」「プロに向けての決意表明が欲しかった」など、物足りなさが指摘されていました。

なお単行本の最終巻では、本編終了後の拓海が、不世出の天才と呼ばれる世界的レーサーに成長したことが描かれています。

④完結理由として「作者が別ジャンルの漫画を描きたがっている」説が浮上したから

④完結理由として「作者が別ジャンルの漫画を描きたがっている」説が浮上したから

頭文字Dの完結後、しげの先生は『高嶺の花』『セーラーエース』といった別ジャンルの作品を立て続けに連載しています。

ここから生まれたのが、頭文字Dの連載中、先生が車以外の漫画を描きたがっていたという説です。

説の真偽は定かでないものの、上記作品がどちらも一桁巻数で打ち切られていることを考えれば、先生のファンがあくまでも車漫画を求めていたのは明らかでしょう。

実際、頭文字Dの後継作として始まった『MFゴースト』は、累計発行部数が450万部以上の大人気作品となっています。

⑤最終回の掲載前に拓海死亡説が出回ったから

⑤最終回の掲載前に拓海死亡説が出回ったから

最終回の掲載を前にして、ネット上では拓海死亡説がささやかれます。

その原因となったのは、最終回のネタバレと銘打って公開された、「涼介が手を合わせる墓前に拓海の写真が飾られている」という衝撃画像です。

これにより、最終回の掲載を待たずしてプチ炎上が巻き起こったものの、いざ掲載された後はすぐに鎮静化しました。

事前公開された画像の真相は、涼介が恋人の墓前で夢を語る実際のコマに、拓海の写真を合成したもののようです。

まとめ:「頭文字D」の最終回・終わり方がひどいと言われる真相

本記事では、「頭文字D」の最終回・終わり方がひどいと言われる理由について解説しました。

まとめると、ひどいと言われる理由は以下の5つです。

  • ラストレースがイマイチだったから
  • 主人公の愛車「ハチロク」が廃車になったから
  • ラストレースの後日談がほとんど描かれなかったから
  • 完結理由として「作者が別ジャンルの漫画を描きたがっている」説が浮上したから
  • 最終回の掲載前に拓海死亡説が出回ったから

たしかに最終回に対してマイナスの意見を言う方はけっこういましたが、それでも「頭文字D」と言う漫画の人気は絶大です。

最終回だけで判断せず、作品全体を通してみれば世間一般的な評価も高いです。

まだ読んだことがない人は、「最終回ひどいならいいや」と思わず、一度手に取ってみてください。

新しい漫画に手を出すことで、人生観が変わるかもしれないですよ。

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