SNSで話題になった「食糧人類」ですが、実は最終回がひどいと言われています。
どんな最終回だったのか。気になる人も多いと思うので、今回は「食糧人類」の最終回に焦点を当てて記事をまとめました。
本記事では、「食糧人類」の最終回・終わり方がひどいと言われる理由について詳しく解説していきます。
「食糧人類」の最終回のリアルな評価を知りたい人は必見です。
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「食糧人類」の作品紹介
作品名 | 食糧人類 |
作者 | 原案:水谷健吾 原作:蔵石ユウ 漫画:イナベカズ |
巻数 | 7巻 |
連載雑誌 | ヤングマガジン海賊版 |
連載期間 | 2016年9月20日〜2018年11月5日 |
ある日、高校生の伊江とカズの2人は、学校からバスで帰宅する途中、車中に催眠ガスを撒かれ拉致されてしまう。目が覚めると、そこは人が敷き詰められたトラックの上。辺りには冷凍された裸の人間たちが並び、生きた人間たちによって解体されていた…。ここは一体どこなのか? この地獄から、脱出する術はあるのか?
「食糧人類」第1巻より引用
「食糧人類」の最終回・終わり方が打ち切りのようでひどいと言われる理由
- ストーリーの規模に比べて巻数が少ない
- 主人公(=伊江)に魅力がない
- 設定が無理矢理すぎる
- 謎が回収されずに最終回を迎えた
- グロさを売りにしてる
- そもそもグロいのが無理
「食糧人類」の最終回・終わり方がひどいと言われる理由は上記の通りです。
それぞれ解説していきます。
①ストーリーの規模に比べて巻数が少ない
「食糧人類」は、地球に住んでいる人間が、実は地球外生命体の食糧になるべくして作り上げられた生命体(=人間)であるという、宇宙を巻き込んだ壮大なストーリーとなっています。
このようなスケールの大きいストーリーの場合、他の類似系統の人気漫画では、少なくても数十巻続いていることがほとんどですが、「食糧人類」はまさかの10巻いかずで最終回を迎えます。
そんなこともあり、読者がアッと驚くような伏線回収などはほとんど見られません。
良く言えばシンプルで分かりやすく、悪く言えばストーリーに深みがない内容と言えるでしょう。
また、ストーリーの規模と巻数のギャップから、「食糧人類は打ち切りによって無理矢理終わらされた漫画」という噂があるようですが、真相は定かではありません。
個人的には、あらすじとしては最後まで無理矢理感なく上手くまとまっていますし、打ち切りになったようには思えません。
「食糧人類」の続編が出てるくらいですから、人気の高さも伺えますし、打ち切りなった可能性はかなり低いと考えられます。
②主人公(=伊江)に魅力がない
主人公である「伊江(いえ)」に、ストーリーの最後まで魅力がなかったことを指摘する声も口コミで一部見られました。
確かに、伊江の周りにいる主要キャラ「ナツネ」と「山引(やまびき)」の2人には、独特かつストーリー上の鍵を握るキャラ設定があり、キャラクターがそれぞれ際立っています。
伊江(いえ)という人間に、全く魅力がない訳ではありませんが、上記の2人の個性や重要度がかなり強いため、伊江(いえ)が見劣りしてしまうのも無理ありません。
以下では、主要キャラである「ナツネ」「山引(やまびき)」「伊江(いえ)」のキャラクター情報を詳しく見ていきましょう。
ナツネ
ナツネは、尋常ではない再生能力を宿している「完全増殖種」という、実験によって生まれた人間です。
完全増殖種とは、地球外生命体の過剰な食欲に応えるために生み出された実験体で、ナツネは唯一の増殖種の完成体でした。
地球外生命体に強い憎しみを持つナツメは、完全増殖種の特殊な能力を使い、ストーリーの終盤にかけて世界を救うキーマンになっていきます。
山引(やまびき)
山引(やまびき)は、動物と人間を掛け合わせたキメラを生み出す非人道的実験を成功させた天才科学者です。
桐生に陥れられ、強い放射線を浴びせられ致死状態にあった山引(やまびき)でしたが、多様な動物の遺伝子を自身に補うことにより一命を取り留めます。
それにより、様々な動物の能力を身についた山引(やまびき)は、天才的な発想と自身の動物の能力を活かしながら、地球外生命体を全滅させるためにナツネを導きます。
伊江(いえ)
伊江(いえ)は、見たものを瞬時に覚えることができる瞬間記憶能力を持つ学生です。
バスの中で催眠ガスで眠らされてしまった伊江(いえ)は、地球外生命体の食材にされるために怪しい施設である「ゆりかご」に連れていかれます。
そこで出会ったナツネと山引(やまびき)が「ゆりかご」からの脱出しようとするのを発見し、自身も連れて行ってくれと懇願します。
なんとか2人について行くことができた伊江(いえ)は、最初はナツネと山引(やまびき)の勢いに戸惑いながらも、後半にかけて勇気を出して立ち向かう場面が少しずつ増えていきます。
③設定が無理矢理すぎる
「食糧人類」の、ストーリー上の設定が無理矢理すぎる点にモヤっとしている読者も多く見受けられました。
例えば、「食糧人類」に出てくる地球外生命体は、人間の知能を遥かに超える生き物として紹介されていますが、終盤ではそんな地球外生命体がまさかの虫のように共食いを始めてしまいます(見た目も虫そのものです)。
そもそも、地球外生命体が本当に人間より遥かに知能が高いのであれば、人間であるナツメや山引(やまびき)、伊江(いえ)らが計画した地球外生命体を滅ぼす戦略に陥れられるはずもありません。
まずその計画に即座に気づき、何かしらの対策を施すでしょう。
このような無理矢理すぎる設定が「食糧人間」を読んでいると多数確認されるため、ストーリーの違和感や無理矢理感を苦手とする読者にとっては、「面白くない」という評価に繋がってしまうのも無理ありません。
④謎が回収されずに最終回を迎えた
先ほども紹介したように、「食糧人類」は全巻7巻と非常に短いストーリーとなっています。
そのことから、漫画を読み進めると出てくる多くの謎や疑問が回収しきれずに最終回を迎えてしまっています。
一部例を上げると、地球外生命体は自分達の食糧を作るために、長い年月をかけて猿から「人間」を作り上げたようですが、なぜ「人間」にする必要があったのか真相は明かされていません。
食糧を確保するためであれば、伊江(いえ)達のような「人間」をわざわざ作り上げるよりも、もっと繁殖力が強く知能の低い生き物を作った方が、食糧として管理する上では遥かに効率的です。
「人間」でないとダメな理由があるのであれば、最終回を迎えるまでに回収してほしかった謎の1つですが、これは読者に想像を促す作者の意図的なものなのでしょうか。
それとも、ただただ謎を回収しきれなかった作者側のミスなのか、真相は作者以外の誰にも分かりません。
⑤グロさを売りにしてる
「食糧人類」は巻数の少なさから、どうしてもストーリーの深みがあまりなく、予想外な展開などがほぼありません。
そのことから、ストーリーに面白みを感じなかった読者の中で、「グロさを出せばいいと思っている」という声が確認できました。
ポジティブに捉えると、「グロさを表現する描写技術が素晴らしい=グロさ頼りの漫画」という指摘であるため、作者にとっては非常に惜しい口コミです。
最近では、「ワンピース」や「進撃の巨人」といった、読者も鳥肌が立つほどの伏線回収を成功させる漫画が当たり前のように存在します。
そのため、読者の漫画に求めるレベルが非常に厳しいものになってきています。
伏線回収が多い漫画は、その分しっかり集中して読まないとストーリーが理解できなくなってくる場合が多いですが、「食糧人類」のようなシンプルな構成の漫画は流し読みでもストーリーを追いやすいという魅力があります。
このあたりは、人の好みによるところが強いと言えますね。
⑥そもそもグロいのが無理
これに関してはどうしようもない問題ですが、「食糧人類」の描写のグロさが、まず受けつけることができない読者も多数確認できました。
確かに、「食糧人類」の描写は非常にリアルなため、グロい描写が苦手な方にとっては、読み続けるのがしんどくなるのも無理ありません。
SNSでは、よく「食糧人類」の広告が流れていますが、規制があるのかグロい部分の掲載はカットされています。
そのため、グロいのが苦手な方でもSNSの広告で見た「食糧人類」のストーリーの続きが気になってしまい、漫画を読み始めるパターンが多いようです。
グロい漫画が好きな読者も案外多くいるため、決して「食糧人類」のグロい描写が悪いわけではなく、人を選ぶ漫画だから仕方がないと言えます。
まとめ:「食糧人類」の最終回・終わり方がひどいと言われる真相
本記事では、「食糧人類」の最終回・終わり方がひどいと言われる理由について解説しました。
ひどいと言われている理由について、以下にもう一度まとめます。
- ストーリーの規模に比べて巻数が少ない
- 主人公(=伊江)に魅力がない
- 設定が無理矢理すぎる
- 謎が回収されずに最終回を迎えた
- グロさを売りにしてる
- そもそもグロいのが無理
賛否両論の多い最終回でしたが、全体を通してみると評価は高い作品です。
また、評価は読者それぞれで違うので、「最終回はひどい」と感じる方もいれば、「よかった」と思う方もいます。
読んだことがない人は、まずは一度読んでみてください。
「ひどい」と感じるのか、「よかった」と感じるのか。読まないことには、結局わからないままですよ。
尚、食糧人類のように最終回がひどいと言われる漫画を知りたい方は、以下の記事をどうぞご覧ください。