黒執事の実写はひどい!とよく言われていますが、実際のところはどうなのか?本記事では徹底的に評価していきます。
黒執事の実写版を見ようか悩んでいる人は必見です。
黒執事の実写映画情報
~作品紹介~
完璧な執事が贈る、<超絶>アクション・エンターテイメント!!あなたの命が尽きる、そのときまで 。
「Amazonプライムより引用」
原作 | 枢やな |
監督 | 大谷健太郎、さとうけいいち |
脚本 | 黒岩勉 |
主題歌 | 「Through the ages」ガブリエル・アプリン |
キャラクター | 声優 |
セバスチャン | 水嶋ヒロ |
幻蜂清玄(汐璃) | 剛力彩芽 |
リン | 山本美月 |
田中 | 志垣太郎 |
若槻華恵 | 優香 |
明石 | 丸山智己 |
チャールズ・ベネット・サトウ | 城田優 |
葬儀屋ジェイ | 栗原類 |
猫磨実篤 | 岸谷五朗 |
鴇沢一三 | 安田顕 |
松宮高明 | 大野拓朗 |
九条新兵 | 伊武雅刀 |
黒執事の実写映画はひどい?総合評価
Amazonプライムの黒執事実写評価は、91件のグローバルレーティングで星3.8でした。
細かい内訳は下記のとおりで、星5つがもっとも多い結果となっています。
星5つ | 48% |
星4つ | 11% |
星3つ | 19% |
星2つ | 13% |
星1つ | 9% |
また、星4つ以上が59%で星3つ以下は41%であることから、黒執事の実写映画は高評価であると言えるでしょう。
尚、黒執事の実写版を実際に視聴した人の感想を、評価ごとで下記にまとめます。
黒執事の実写映画はひどい?星5を付けた人の感想
面白かったです。よくできた映画だと思います。水嶋さんのセバスチャン、優香さんがとても素敵でした。美しい顔立ち顔だちの人が怖い役をやると本当に怖い。終盤、屋上でのグレートーンのシーンが特に好きです。グレーの景色と空、そこに天使のはしご。そして主役のお二人。
Amazonプライムより引用
黒執事の実写映画はひどい?星4を付けた人の感想
水嶋ヒロ演じる黒執事=セバスチャン、剛力彩芽演じる坊ちゃん=幻蜂清玄、山本美月演じるハウス・メイド=リンのキャラクター、コスチューム、アクションがとても魅力的で引き込まれました。三人とも見かけと異なる裏の顔があり、お互いの関係も一筋縄ではいかないところが作品に厚みを与えています。
Amazonプライムより引用
黒執事の実写映画はひどい?星3を付けた人の感想
面白かったです。原作を知っているので公開当初は観たいとは思いませんでしたが、プライムで観れたので怖いもの見たさで視聴。原作と比べるとそりゃ見劣りしますが、別物と割り切れる人ならまあまあ楽しめる。彩芽ちゃんの声がシエルと似ていてびっくり。シエルに寄せようとしてたのかな?とても好感が持てました。
Amazonプライムより引用
黒執事の実写映画はひどい?星2を付けた人の感想
かなり無理な設定でしたが、原作とは違う作品としてみることにしましたが、やっぱり違和感満載。ぼっちゃんはどうしても女の子にしか見えず、台詞も固い。これでは自分を僕という痛い女の子にしか見えない。
Amazonプライムより引用
黒執事の実写映画はひどい?星1を付けた人の感想
原作本を読んでいるものからすると、設定変え過ぎて萎えた。原作が凝りに凝られた内容なだけに、ここまでの改変を作者が許可したことに驚く。
Amazonプライムより引用
黒執事の実写映画がひどいと言われる理由
- 時代設定が変更されている
- 主人公が日本人へと変更
- 性別が変わっているキャラクターがいる
- 主人公の名台詞の改悪
- キャラクターの雰囲気が崩れている
- 剛力彩芽さんの演技力不足
- ロケ地がひどい
黒執事がひどいと言われる理由は上記の7つです。
それぞれ解説していきます。
ひどいと言われる理由①:時代設定が変更されている
原作の設定を大きく無視してしまったことが一番のひどいと言われる理由となった黒執事。
原作漫画での設定では、19世紀のヴィクトリア女王が即位するイギリスが舞台となっていますが、実写映画ではそれから約150年後の現代の時代背景に変更となっています。
当時の列強諸国などの不安定な経済状況によって様々な問題が起きており、原作漫画でもそれらの問題を取り扱った内容も多々ありました。
しかし、時代設定が大きく異なったことによって少なからず無理矢理感が出てしまい、違和感のある内容となってしまった為、話の流れが分かりづらいと言った声が多発してしまいました。
ひどいと言われる理由②:主人公が日本人へと変更
原作ではヴィクトリア女王の番犬として裏の仕事をしている主人公のセバスチャン(水嶋ヒロ)ですが、実写映画では日本人の設定となっています。
イギリスが舞台であるにも関わらず、主人公が日本人へと改変されたことで、さらに違和感がある、不自然すぎるといった声に繋がってしまいました。
黒執事の中世のゴシック調な世界観も少なからず崩れてしまい、残念、がっかりといったマイナスな声も囁かれていました。
ひどいと言われる理由③:性別が変わっているキャラクターがいる
原作漫画では男性であるシエル・ファントムハイブ伯爵の存在が、実写映画では女性の幻蜂清玄(汐璃)に変更され、その役を剛力彩芽さんが演じました。
性別が変わったことに対し「なんで?」「どういうこと?」と戸惑いや疑問を感じる人が多く、原作からの大きな改悪にひどいと感じる人が非常に多くいました。
いくら時代設定が変わったとはいえ、キャラクターや性別が変わることは不自然であり、がっかりした、ひどいと言った声へと繋がってしまいました。
ひどいと言われる理由④:主人公の名台詞の改悪
原作ファンにとって、キャラクターのセリフは重要なポイントとなります。
主人公のセバスチャンには主に「イエス、マイロード」「あくま(悪魔)で執事ですから」という2つの名台詞があります。
しかし実写映画では「イエス・マイロード」というセリフを「御意」と変更しています。
原作ファンからは「御意ってふざけるな」「このセリフを聞いた瞬間に一気に駄作感…」「あり得ない」など、多くのマイナスな意見が上がってしまいました。
確かに主人公が日本人へと変更されているものの、名台詞なだけに「そこだけは変えて欲しくなかった」「名台詞くらい原作に沿って欲しかった」という声が多数見られました。
ひどいと言われる理由⑤:キャラクターの雰囲気が崩れている
主人公であるセバスチャンは、原作では黒髪のストレートヘアです。
しかし、実写映画でのセバスチャンの髪の毛はパーマがかかっており、「こんなのセバスチャンではない」「主人公なんだから忠実に原作に雰囲気を似せるべき」と言った声が多く、批判される結果となってしまいました。
セバスチャン役を演じた水嶋ヒロさんは「自分なりのセバスチャンを演じた」とのことですが、原作ファンにはその思いは届かなかったようです。
ひどいと言われる理由⑥:剛力彩芽さんの演技力不足
キャストの演技力について多数の意見が上がっていますが、中でもダントツに名前が上がったのが剛力彩芽さんの演技について。
剛力さんの演技は他の作品でもマイナス評価が多く、「不自然すぎる演技にストーリーが入ってこない」「演技がひどくて見ていられない」などといったマイナスな意見がとても多く、ひどいと言われる理由の一つとなってしまいました。
なお、「声の感じはアニメによく似ていた」というプラスな評価も少数ですがありました。剛力彩芽さんなりに幻蜂清玄(汐璃)役を表現し、認められた部分でもあったようです。
ひどいと言われる理由⑦:ロケ地がひどい
黒執事の実写映画で撮影されたロケ地は、日本国内の北九州が中心となりました。
資料館、宮殿などヨーロッパをイメージさせるような建物が使われており、「日本にもこんな所があるんだ!」と驚く人の声もありました。
しかし、それらの言葉とは反対に、廃工場でのシーンや、何かと階段ばかり使う、困ったら屋上で撮影…など、まるで戦隊ヒーローのテレビを見ているかのようだったという声も上がっています。
原作と実写映画での時代や舞台が異なる設定となり、背景や撮影場所に混乱したり、戸惑うなど世界観に入り込めなかったという声が多数上がっていました。
まとめ:黒執事の実写映画はひどい
本記事では黒執事の実写がひどいと言われる理由について解説しました。
結論、ひどいと言われる理由は下記のとおり。
- 時代設定が変更されている
- 主人公が日本人へと変更
- 性別が変わっているキャラクターがいる
- 主人公の名台詞の改悪
- キャラクターの雰囲気が崩れている
- 剛力彩芽さんの演技力不足
- ロケ地がひどい