弱虫ペダルの実写はひどい!とよく言われていますが、実際のところはどうなのか?本記事では徹底的に評価していきます。
弱虫ペダルの実写版を見ようか悩んでいる人は必見です。
弱虫ペダルの実写映画情報
~あらすじ~
千葉から秋葉原にママチャリで通う、運動が苦手で友達がいない高校生・小野田坂道(永瀬廉)。念願のアニメ研究部に入ろうとしたが、休部を知りショックを受ける。そんな時、坂道の自転車の走りを見た同級生の今泉俊輔(伊藤健太郎)からレースの勝負を申し込まれる。自転車で走る楽しさを初めて感じた坂道は、秋葉原で出会った同級生・鳴子章吉(坂東龍汰)に誘われて自転車競技部に入部する。マネージャーの寒咲幹(橋本環奈)や部長の金城真護(竜星涼)、巻島裕介(栁俊太郎)、田所迅(菅原健)ら尊敬できる先輩たちとの出会いによって、自転車選手としての思わぬ才能を発揮する坂道。そして迎えた県大会。レギュラーメンバーに選ばれた坂道は、初めて出来た「仲間」とともに、インターハイ出場を懸けたレースに挑む。
「Amazonプライムより引用」
原作 | 渡辺航 |
監督 | 三木康一郎 |
脚本 | 板谷里乃、三木康一郎 |
主題歌 | 「Key of Heart」King & Prince |
キャラクター | 声優 |
小野田坂道 | 永瀬廉 |
今泉俊輔 | 伊藤健太郎 |
寒咲幹 | 橋本環奈 |
鳴子章吉 | 坂東龍汰 |
巻島裕介 | 栁俊太郎 |
田所迅 | 菅原健 |
杉本照文 | 井上瑞稀 |
金城真護 | 竜星涼 |
寒咲幸司 | 皆川猿時 |
弱虫ペダルの実写映画はひどい?総合評価
Amazonプライムの弱虫ペダル実写評価は、607件のグローバルレーティングで星3.9でした。
細かい内訳は下記のとおりで、星5つがもっとも多い結果となっています。
星5つ | 50% |
星4つ | 17% |
星3つ | 14% |
星2つ | 8% |
星1つ | 11% |
また、星4つ以上が67%で星3つ以下は33%であることから、弱虫ペダルの実写映画は高評価であると言えるでしょう。
尚、弱虫ペダルの実写版を実際に視聴した人の感想を、評価ごとで下記にまとめます。
弱虫ペダルの実写映画はひどい?星5を付けた人の感想
近年で最も漫画原作に忠実かつ不自然じゃない程度に再現した、実写化の大正解を行く映画作品だと思いました。配役がまぁまぁ合っていたことはもちろん、役者さん達のお芝居がコミック寄りになりすぎず、もしもあの漫画の世界が私たちが住む現実世界にあったらこんな感じだろうと想像を膨らますことが出来る実写です。またCG一切無しとのことですが、主演の小野田坂道を演じた永瀬廉さんのハイケイデンスや上り坂を登るシーンは圧巻でした。
Amazonプライムより引用
弱虫ペダルの実写映画はひどい?星4を付けた人の感想
2.5次元映画かと思ったら丁寧に作られている&めっちゃ熱くてとてもよかった。伊藤君の今泉がハマってていい意味で裏切られた。その他の主要キャラも原作に寄せようとする制作側の意志を感じた。鳴子は最適解。今泉への葛藤もちよっとだけだけど描かれたし。カンザキの兄ちゃんが父ちゃんになってたのでここをちゃんと兄ちゃんにして反町隆史にしとけば最高だったと思う
Amazonプライムより引用
弱虫ペダルの実写映画はひどい?星3を付けた人の感想
アニメのレースのルールはマラソンの駅伝みたいであまり好きじゃなかったのですが、これは実際のロードレースらしくて映像の臨場感があってそこが良かった。
Amazonプライムより引用
弱虫ペダルの実写映画はひどい?星2を付けた人の感想
主人公の身長も違いすぎるし登場人物のビジュアルがコミックとは別物。台詞もここの場面じゃないよ!だった。コミックファンは見ない方が良いと思う。ただ俳優たちがCGを使わず自分で自転車をこいでいたのが感心した。健太郎の脚を見て頑張ったのがわかった。
Amazonプライムより引用
弱虫ペダルの実写映画はひどい?星1を付けた人の感想
漫画、アニメ、映画等をみているため、展開が早いことやキャラ設定が微妙に違い、色々なシーンで違和感を覚える。ドラマ版の方が断然面白いし、俳優陣も演技も演出も。原作ファンとしては改変されるのは受け入れがたいですね
Amazonプライムより引用
弱虫ペダルの実写映画がひどいと言われる理由
- キャスティングミス
- 先輩たちの強さが伝わらない
- 迫力やリアリティがない
- リアリティがない
- ライバル校が登場しない
弱虫ペダルがひどいと言われる理由は上記の5つです。
それぞれ解説していきます。
弱虫ペダルの実写映画がひどい理由①:キャスティングミス
最も多くの意見が出たのが、主人公である小野田坂道役を永瀬廉さんが演じたことはキャスティングミスではないかということ。
というのも、原作では小野田坂道はママチャリに乗りながら毎週秋葉原に通い詰めるアニメオタクとして描かれています。
しかし、小野田坂道を演じた永瀬廉さんは実際に国宝級イケメンランキングにランクインしたことがある、いわゆるイケメンでありアイドルです。
原作との大きなキャラ設定の相違に、「イメージが合わない」「原作とかけ離れている」「オタクに見えない」などキャスティングミスだという声が多く上がってしまいました。
中には、集客目当てでジャニーズである永瀬廉さんをキャスティングしたのでは…という声もあり、ひどいと言われる大きな理由の一つとなってしまいました。
また、主人公である小野田坂道と、伊藤健太郎さんが演じるチームメイトの今泉俊輔の身長差が原作では16センチとして描写されています。
原作の今泉俊輔は身長が181センチで小野田坂道よりも大きいはずが、実写映画での二人の身長差はなんと5センチのみ。
今泉が小野田を見下ろしながら話すシーンが原作では多いことから、「二人の並びに違和感がある」「イメージが違って話に入り込めない」などの声もあり、身長差にも注目をする人も多くいました。
弱虫ペダルの実写映画がひどい理由②:先輩たちの強さが伝わらない
実写映画の弱虫ペダルは、およそコミックの10巻分以上のストーリーを約2時間にまとめられている作品です。
原作漫画を映画にしようとすると、どの作品であってもカットせざるを得ない部分があるのは仕方のないこと。
しかし、弱虫ペダルは実写にしたことで大事な部分がカットされ、ひどいと言われてしまう声が多い結果となってしまいました。
中でも、憧れとなる3年生の先輩の存在があまり描写されていなかったことが大きく左右したようです。
原作では主に金城、田所、巻島の3人の先輩が登場し、個人練習やインターハイ予選、合宿などで先輩ならではの強さを後輩である小野田、今泉、鳴子たちに見せつけるシーンがあります。
実写映画でも先輩たちの強さを見て憧れを抱くシーンは描写されるのですが、先輩たちが努力をした末に得た強さの背景があまり映し出されませんでした。
そのため、もう少し3年生の活躍する場面が見たかった、カットしないで欲しかったといったマイナスな意見が目立ってしまったようです。
弱虫ペダルの実写映画がひどい理由③:迫力がない
弱虫ペダルはロードバイクでレースやインターハイに出場したり、合宿での特訓などが繰り広げられるストーリーです。
しかし残念ながらロードバイクに乗っている際の迫力やスピード感がないという声が多く、がっかりといった声も囁かれていました。
大人数で集団で走るシーンはまだ迫力が感じられたものの、単独でのロードバイクに乗るシーンはぎこちなさや乗り慣れていない感じがあったり、スピード感がなかったという声もありひどいと言われる理由の一つとなってしまったようです。
CGを使わないことや安全面に配慮した結果なのかもしれませんが、原作で感じた迫力を映画で感じることができずにマイナス評価となってしまいました。
弱虫ペダルの実写映画がひどい理由④:リアリティがない
ロードバイクに乗るシーンが多いだけに、天候も気になるポイントとなる人も多くいました。
ただただ青い空の下でロードバイクに乗っているのなら気にならないとは思いますが、実写版でのインターハイ予選ゴール前5キロ地点辺りのシーンでは、視界最悪となる濃霧になったかと思えば、次のカットでは晴天に…。
レースの同じシーンであるにも関わらず、カットごとに天気が目まぐるしく変わるのには呆れた、リアリティがないといった声も多数見受けられました。
また天候以外にも、小野田坂道は小柄で体重が軽いからクライマーに向いてるのでは?役作りされていないような脚の筋肉など、ママチャリやロードバイクに毎日乗っているような人には見えないといった声も多数見受けられました。
弱虫ペダルの実写映画がひどい理由⑤:ライバル校が登場しない
ライバル校の存在があることで、お互いに切磋琢磨していきながら成長をしていく小野田坂道。
しかし、原作では登場するライバル校の存在が、実写版では登場せずに「ライバル校があってこそのストーリーなのに」と残念に感じる人も少なくはありませんでした。
なぜライバル校が登場しなかったのかというと、ライバル校が登場する大会は映画では描写されていないからです。
実写版では他県との大会に出る前までの千葉県大会がストーリーのクライマックスとなっています。
そのため、ライバル校の登場はないものとなってしまいました。続編があるなら期待したいという声も多く、ライバル校との関係性に注目をしている原作ファンも多くいる印象を受けました。
まとめ:弱虫ペダルの実写映画はひどい
本記事では弱虫ペダルの実写がひどいと言われる理由について解説しました。
結論、ひどいと言われる理由は下記のとおり。
- キャスティングミス
- 先輩たちの強さが伝わらない
- 迫力やリアリティがない
- リアリティがない
- ライバル校が登場しない