ガッチャマンの実写はひどい!とよく言われていますが、実際のところはどうなのか?本記事では徹底的に評価していきます。
ガッチャマンの実写版を見ようか悩んでいる人は必見です。
ガッチャマンの実写映画情報
~あらすじ~
21世紀の初め。謎の侵略者によって、わずか17日間で地球の半分は壊滅状態に陥った。絶滅を回避するため、人類は最後の望みをあるモノにかけた。それは【石】と呼ばれる不思議な結晶体。【石】の力を引き出せる「適合者」は800万人に1人。人類は「適合者」を探し始め、施設に収容し、特殊エージェントとして訓練を強制した。侵略者を殲滅するための、究極の兵器にするために――
「Amazonプライムより引用」
原作 | 吉田竜夫 |
監督 | 佐藤東弥 |
脚本 | 渡辺雄介 |
主題歌 | 「虹を待つ人」BUMP OF CHICKEN |
キャラクター | キャスト |
鷲尾健 | 松坂桃李 |
ジョージ浅倉 | 綾野剛 |
大月ジュン | 剛力彩芽 |
大月甚平 | 濱田龍臣 |
中西竜 | 鈴木亮平 |
ナオミ | 初音映莉子 |
カークランド博士 | 光石研 |
イリヤ | 中村獅童 |
南部博士 | 岸谷五朗 |
ガッチャマンの実写映画はひどい?総合評価
Amazonプライムのガッチャマン実写評価は、57件のグローバルレーティングで星2.9でした。
細かい内訳は下記のとおりで、星5つがもっとも多い結果となっています。
星5つ | 28% |
星4つ | 7% |
星3つ | 15% |
星2つ | 23% |
星1つ | 27% |
また、星4つ以上が35%で星3つ以下は65%であることから、ガッチャマンの実写映画は低評価であると言えるでしょう。
尚、ガッチャマンの実写版を実際に視聴した人の感想を、評価ごとで下記にまとめます。
ガッチャマンの実写映画はひどい?星5を付けた人の感想
作品そのものの善し悪しはわかりませんが、全身全霊で演技をしていた綾野剛さんの演技に涙が出ました。役者さんって凄い!! と思わせてくれた作品でした。
Amazonプライムより引用
ガッチャマンの実写映画はひどい?星4を付けた人の感想
しっかりリメイクされている。あの原作をよくここまで現代風に落とし込めたと感心。
CGも頑張り過ぎなくらいよく出来ている。松坂桃李も綾野剛も格好良い。剛力さんはなんやかんや言われやすいが可愛らしい。濱田龍臣はこの時こんなに小さかったんだねぇ。そして中村獅童はこのコスにノリノリで演技していたに違いない。
Amazonプライムより引用
ガッチャマンの実写映画はひどい?星3を付けた人の感想
ツッコミどころはいろいろあれど、嫌いじゃないです。綾野剛さん、この頃から役に対して全身全霊で、こういう役柄でもリアリティをもたせるってすごいと思うし、こういう役どころがすごく似合って美しいです。ナオミがもう取返しのつかない存在になったと気づいた時の哀しい表情、自分の身体もすごく辛いのに、そんなの関係なくてすごく切なかった。こういう演技を見られるだけで、見る価値ありの作品だったと思えました。個人的にはナオミ役の初音さんもすごく好きな女優さんです。ラストの「つづく」感もいいと思う。
Amazonプライムより引用
ガッチャマンの実写映画はひどい?星2を付けた人の感想
新しいキャラクターにしちゃえば良かったのに。話題狙いかなぁ。で、新しいキャラクターと心得て観れば良いんだろうけど、そうそう素直には観れない。ガッチャマンには、タツノコらしい、カラッとした明るさが良さだと思うんだけど、終末モノの妙な、恋バナの、ベルクカッツェはドロンジョ様だし、ガッチャマン達はドロ臭い戦い方するし。諸々のデザインは良いと思う。映像技術も素晴らしいと思う。特撮ヒーローモノの上級な感じ。やっぱ、別の作品にすれば良かったのに。
Amazonプライムより引用
ガッチャマンの実写映画はひどい?星1を付けた人の感想
ここまで劣化してしまうとは…ストーリーにメリハリがなく酷いです。いきなり長めの格闘シーンだったり…何でも実写化して漫画のイメージを壊すのはやめてほしい。
Amazonプライムより引用
ガッチャマンの実写映画がひどいと言われる理由
- コスプレ感がすごい
- アクションシーンが最初だけ
- 設定が謎すぎる
- 役名に合わないキャスティング
- 不必要な恋愛要素がある
- キャストの演技力不足
ガッチャマンの実写映画がひどい理由は上記の6つです。
それぞれ解説していきます。
ガッチャマンの実写映画がひどい理由①:コスプレ感がすごい
原作では魅力的なキャラクターたちを実写化したことによって「コスプレ同好会レベル」「ただのコスプレ大会」など、着ている衣装によって残念な結果になってしまったという意見が度々上がっています。
着ているスーツが現実離れしすぎていて、「ダサい」「アニメに寄せすぎて返ってひどい」などの辛口な意見もあり、結果としてアニメを実写化するのは無理がある…と言うマイナス評価となってしまったようです。
もう少し今風な衣装にするだけでも、衣装における違和感は拭えたのかもしれず、ヒーローとは言え非現実的なヘルメットや着心地の悪そうなスーツを不自然に感じる人は多かったようです。
ガッチャマンの実写映画がひどい理由②:アクションシーンが最初だけ
ガッチャマンと言えば戦隊ヒーローものという印象を抱いている人も多く、迫力あるアクションシーンに期待をしている人が多くいました。
実際にガッチャマンは地球征服を目論む謎の組織<ギャラクター>に立ち向かう話であり、選ばれし者たちが特別な訓練を受けて戦いに挑むシーンがあります。
しかし、見どころともなる戦闘シーンが序盤だけであり、中盤以降はほとんどアクションがなかったことから「つまらない」「がっかりした」という意見が多く上がってしまいました。
確かに序盤のアクションシーンは迫力があり、「面白い」「期待できそう」と感じる人が多かっただけに、物語が進んでいくにつれて盛り上がるシーンがなくなってしまっていることから、残念に思う人が多い傾向となってしまったようです。
ガッチャマンの実写映画がひどい理由③:設定が謎すぎる
そもそも何故謎の組織<ギャラクター>が地球征服を目論んでいるのかが意味不明…と、設定自体が理解しがたいものがあり、説明が不十分であるといった声が多く上がっています。
また、わずか17日で地球の半分を壊滅状態に陥ったのにも関わらず、何故主要都市であるニューヨークやリオ、東京などには手を付けずにいるのか…という疑問の声もありました。
緊迫な状況下であるはずなのに、舞台となっている日本がいつもと変わらずに普通の日常の光景が展開されていることに違和感を感じる人も多く、マイナスな評価へと繋がる理由の一つとなってしまいました。
ガッチャマンの実写映画がひどい理由④:役名に合わないキャスティング
ISOの科学者で、石の力を使った衛星兵器「モスコーン」を開発したカークランド博士。「カークランド博士」という名前でありながら、キャスティングされたのは俳優の光石研さんでした。
光石研さんはどちらかと言うと純和風な顔立ちであるため、「カークランド博士」と言う名前のキャスティングであることに違和感を感じる人が多かったようです。
不自然である似つかない名前によって「ストーリーに入り込めない」「全然カークランドっぽくない」といった声が上がり、ひどいと感じる人は多くいたようです。
ガッチャマンの実写映画がひどい理由⑤:不必要な恋愛要素がある
ガッチャマンは地球征服を目論む謎の組織<ギャラクター>に立ち向かう話であり地球を守るヒーローなはずが、ヒーローである主人公と、その仲間であるヒロインがくだらないカップル喧嘩をしているシーンが所々で見られます。
地球が危機的状況であり仲間もピンチな時もくだらない喧嘩をしている描写があり、「何を見せられているのか分からない」といった辛口なコメントもありました。
見ている側も緊迫感や悲壮感を感じている中、恋愛要素はいらないのでは…と疑問に思う人は少なくはなかったようです。
ガッチャマンの実写映画がひどい理由⑥:キャストの演技力不足
ガッチャマンに出演したキャストの演技力不足にもマイナス評価が多く見受けられました。
具体的には主人公の鷲尾健役を演じた松坂桃李さんは、目を細めながらボソボソと喋るので、何て言っているのかが聞こえづらい。
ジョージ浅倉役を演じた綾野剛さんは、常に息苦しそうに話しているのは何故か。中西竜役を演じた鈴木亮平さんは、何を演じても鈴木亮平さん。子役の演技は、ただセリフを棒読みしているだけで表情などが固い…など。
キャストの演技力不足によって、ガッチャマンの実写映画全体のイメージが下がってしまい、ひどいと言われる理由の一つとして上がってしまいました。
まとめ:ガッチャマンの実写映画はひどい
本記事ではガッチャマンの実写映画がひどいと言われる理由について解説しました。
結論、ひどいと言われる理由は下記のとおり。
- コスプレ感がすごい
- アクションシーンが最初だけ
- 設定が謎すぎる
- 役名に合わないキャスティング
- 不必要な恋愛要素がある
- キャストの演技力不足