アラジンの実写はひどい!とよく言われていますが、実際のところはどうなのか?本記事では徹底的に評価していきます。
アラジンの実写版を見ようか悩んでいる人は必見です。
アラジンの実写映画情報
~あらすじ~
世代を超えて愛され続ける『アラジン』をディズニーが空前のスケールで実写映画化! 貧しくも清らかな心を持ち、人生を変えたいと願っている青年アラジンが巡り合ったのは、王宮の外の世界での自由を求める王女ジャスミンと、3つの願いを叶えることができるランプの魔人ジーニー。果たして3人はこの運命の出会いによって、それぞれの本当の願いに気づき、それを叶えることはできるのか?胸躍る冒険アクションと、身分を超えた真実の愛を描いた、すべての人に贈る究極のエンターテイメント。
「Amazonプライムより引用」
原作 | 「アラジンと魔法のランプ」 |
監督 | ガイ・リッチー |
脚本 | ジョン・オーガスト、ガイ・リッチー |
主題歌 | 「A Whole New World」Regina Belle&Peabo Bryson |
キャラクター | キャスト |
アラジン | メナ・マスード |
ジーニー | ウィル・スミス |
ジャスミン | ナオミ・スコット |
ジャファー | マーワン・ケンザリ |
サルタン | ナヴィド・ネガーバン |
ダリア | ナシム・ぺドラド |
アンダース王子 | ビリー・マグヌッセン |
ハキーム | ヌーマン・アチャル |
アラジンの実写映画はひどい?総合評価
Amazonプライムの実写評価は、19,663件のグローバルレーティングで星4.5でした。
細かい内訳は下記のとおりで、星5つがもっとも多い結果となっています。
星5つ | 70% |
星4つ | 16% |
星3つ | 9% |
星2つ | 2% |
星1つ | 3% |
また、星4つ以上が86%で星3つ以下は14%であることから、アラジンの実写映画は高評価であると言えるでしょう。
尚、アラジンの実写版を実際に視聴した人の感想を、評価ごとで下記にまとめます。
アラジンの実写映画はひどい?星5を付けた人の感想
ストーリー、歌、踊り、衣装、撮影全てが素晴らしい。楽しさの中で人を信じる事や、夢を諦めない事の大切さを教えてくれる。
Amazonプライムより引用
アラジンの実写映画はひどい?星4を付けた人の感想
とにかくストーリーは言うことナシです!あの完成度、ジャスミンの熱唱シーン、感動します!!
Amazonプライムより引用
アラジンの実写映画はひどい?星3を付けた人の感想
アニメのアラジンを知ってしまっているからか、実写はなんか違う感じがしてしまった。やっぱり実写だとアニメ以上にミュージカルっぽくなって歌唱シーンが多くなりますね。イヤーゴが全然喋らなかったのが1番残念。
Amazonプライムより引用
アラジンの実写映画はひどい?星2を付けた人の感想
面白いのは認めるが、人に勧めるほど楽しいかと言われれば疑問を呈する。曲、映像は美しいがアニメバージョンの方が演出も俳優のくどさもなく私は楽しめました
Amazonプライムより引用
アラジンの実写映画はひどい?星1を付けた人の感想
ドイツ映画を見ているような気持ちになりました…ウィル・スミスの歌のシーンはとってもよかったです!
Amazonプライムより引用
アラジンの実写映画がひどいと言われる理由
- ひどいと言われる理由①:日本語吹き替え版の歌詞がひどい
- ひどいと言われる理由②:そもそも設定が良くない
- ひどいと言われる理由③:雰囲気がアニメとは大きく異なっている
- ひどいと言われる理由④:明らかにCG感がすごい
- ひどいと言われる理由⑤:ポリコレに配慮しすぎている
- ひどいと言われる理由⑥:イアーゴの印象が変わっている
アラジンがひどいと言われる理由は上記の6つです。
それぞれ解説していきます。
アラジンの実写映画がひどいと言われる理由①:日本語吹き替え版の歌詞がひどい
ひどいと言われる理由の最も多い意見が、日本語吹き替え版での歌詞の和訳がひどいという意見でした。
中でも、主題歌である「ホールニューワールド」や、「フレンドライクミー」の和訳に関しては“相当ひどい”という声が絶えませんでした。
英語で歌われている歌を日本語に和訳している実写版での曲は、「メロディーに合っていない」「字余りになっている」などの声が多く、違和感を感じる人も多数いました。
名曲なだけに、歌詞はそのままで良かったという意見が非常に多く、ひどいと言われる原因となってしまったようです。
アラジンの実写映画がひどいと言われる理由②:そもそも設定が良くない
主人公であるアラジンは、貧しいために日々盗みを働き、盗品を売ってその日の食事を得るという生活をして暮らしています。
最終的には、そんなアラジンが王女と結婚をしてハッピーエンドになる結末なため、「納得いかない」「主人公が盗人なんておかしい」という批判的な声が多く上がっていました。
「心が清い」「優しい青年」など言われているものの、泥棒であることは良いイメージではないため、実写版では今の時代に合わせて改変した方が良かったのでは…と感じる人は多くいたようです。
アラジンの実写映画がひどいと言われる理由③:雰囲気がアニメとは大きく異なっている
原作やアニメのアラジンは、アラビアンナイトをモチーフにした世界観であるにも関わらず、実写版での衣装やダンス、街の雰囲気などがインドっぽいと感じる人が多くいました。
そのため、「アラジンならではのアラビアンな世界観が台無し」と違和感を覚えた人が多い傾向にありました。
また、ジーニー役を演じたウィル・スミスは元ラッパーであったことから、ジーニーの歌唱シーンにおいてはヒップホップ調になっていた、と感じた人もいたようです。
所々でアニメとの違いが気になるという意見は多く、映画全体としての雰囲気がガラリと変わってしまったことに、ひどいと感じる人は多数を占めていました。
アラジンの実写映画がひどいと言われる理由④:明らかにCG感がすごい
ジーニーを実写化するにあたっては、CGが必要となることは誰もが想像できたことでしょう。
当然ながらジーニーの動きにはCGが使われ、他のシーンでもCGを駆使した箇所もありました。
現代のCGのクオリティは凄いと感じる一方で、やはり使われているのが丸わかりという点が、マイナスな声へと繋がっているようでした。
また、明らかに分かるCGを何度も使われていることで「コメディに感じた」という意見もありました。
映像にばかり目がいってしまい、内容が入ってこないという声もあり、もう少し自然に感じられる程度であれば良かったと、残念に感じる人も少なくはありませんでした。
アラジンの実写映画がひどいと言われる理由⑤:ポリコレに配慮しすぎている
現代では、一言で言うと“差別的な表現をなくしましょう”といった「ポリティカル・コレクトネス(ポリコレ)」を意識した上で、制作しなければならない問題が主流となってきました。
そのため、実写版アラジンでも様々なシーンでポリコレに配慮したことで、原作とは異なってしまった場面が多くありました。
例えば、劇中歌の「奴隷」「耳をそがれる場所」といった言葉が変わったり、ジャスミンのへそ出しスタイルが実写ではなくなっていたり。
また、鎖につながれたり、砂時計に閉じ込められたりするシーンもなくなっていました。
また、アニメ版では王女とは言え権限が強くあるわけではない、王女は王子と結婚しなければならないといった描写があります。
しかし、実写版では、自分が国王となり国や国民を守ると自信に満ち溢れたり、自分で法律を変えるなど、強い女性として描かれていました。
強い意志を持ち自立した女性として表現された実写版のジャスミンに対し「かっこいい」「今の時代に合っている」という声は確かにありました。
しかし、ポリコレを意識しすぎたために、そもそもの内容が原作と異なってしまっていることに、「がっかり」「これはひどい」「つまらない」など批判的な声が多く上がる結果となってしまいました。
アラジンの実写映画がひどいと言われる理由⑥:イアーゴの印象が変わっている
アラジンに登場する、賢明で口うるさいが臆病であり、小さくて肥満症のオウム「イアーゴ」。
イアーゴはジャファーの手下で、大きな富を得たいものなら何でも協力する悪徳者です。
立場的には「悪」のポジションでありながら、アニメファンからは人気があり、実写版でのイアーゴにも期待をする人も多くいました。
しかし、実際にはイアーゴは本物のオウムではなくCGで製作され、またCGで製作されたイアーゴは、コウゴウインコでした。
さらに、おしゃべりであることがイアーゴの特徴でありながら、実写版では片言で話すだけとなっており、「期待外れ」「全然キャラが違う」とがっかりし、ひどいと感じた人は多かったようです。
まとめ:アラジンの実写映画はひどい
本記事ではアラジンの実写映画がひどいと言われる理由について解説しました。
結論、ひどいと言われる理由は下記のとおり。
- ひどいと言われる理由①:日本語吹き替え版の歌詞がひどい
- ひどいと言われる理由②:そもそも設定が良くない
- ひどいと言われる理由③:雰囲気がアニメとは大きく異なっている
- ひどいと言われる理由④:明らかにCG感がすごい
- ひどいと言われる理由⑤:ポリコレに配慮しすぎている
- ひどいと言われる理由⑥:イアーゴの印象が変わっている