心が叫びたがってるんだ。の実写はひどい!とよく言われていますが、実際のところはどうなのか?本記事では徹底的に評価していきます。
心が叫びたがってるんだ。の実写版を見ようか悩んでいる人は必見です。
「心が叫びたがってるんだ。」の実写映画情報
~あらすじ~
高校3年の坂上拓実は、「地域ふれあい交流会」の実行委員に任命されてしまう。一緒に任命されたのは、おしゃべりが出来ない少女・成瀬順。彼女は幼い頃、自分の一言で、両親が離婚してしまい、それ以来誰にも心を開かなくなっていた。その他、優等生の仁藤菜月、野球部の元エース田崎大樹が選ばれた。実は拓実と菜月は元恋人で、2人は自然消滅した後、お互いに気持ちは確認できずにいた。担任の思惑で、”ふれ交”の出し物がミュージカルに決定。「ミュージカルは奇跡が起こる」という一言に、勇気を出した順は詞を書くことを決意し、さらに主役に立候補する。そんな彼女の姿に感化された拓実が曲をつけることに。順は拓実の優しさに好意を寄せるようになり、菜月は自分の想いを諦め、そして夢を追う順の姿に大樹は好意を寄せ始める。
「Amazonプライムより引用」
原作 | 超平和バスターズ |
監督 | 熊澤尚人 |
脚本 | まなべゆきこ |
主題歌 | 「今、話したい誰かがいる」乃木坂46 |
キャラクター | キャスト |
坂上拓実 | 中島健人 |
成瀬順 | 芳根京子 |
仁藤菜月 | 石井杏奈 |
田崎大樹 | 寛一郎 |
成瀬泉 | 大塚寧々 |
城嶋一基 | 荒川良々 |
「心が叫びたがってるんだ。」の実写映画はひどい?総合評価
Amazonプライムの心が叫びたがってるんだ。実写評価は、143件のグローバルレーティングで星4.2でした。
細かい内訳は下記のとおりで、星5つがもっとも多い結果となっています。
星5つ | 59% |
星4つ | 20% |
星3つ | 11% |
星2つ | 4% |
星1つ | 6% |
また、星4つ以上が79%で星3つ以下は21%であることから、心が叫びたがってるんだ。の実写映画は高評価であると言えるでしょう。
尚、心が叫びたがってるんだ。の実写版を実際に視聴した人の感想を、評価ごとで下記にまとめます。
「心が叫びたがってるんだ。」の実写映画はひどい?星5を付けた人の感想
母親の立場で観て、とても考えさせられる作品だった。何度も観て、何度も泣いてしまった。子供たちの立場で観たら、共感できるところや、すべての登場人物に自分を重ねて考えることができる作品だと思う。観終わった後は、前向きになれるし、爽快感もある。是非、学校で鑑賞してもらいたい。
Amazonプライムより引用
「心が叫びたがってるんだ。」の実写映画はひどい?星4を付けた人の感想
俳優さんたちが原作のキャラクターとかなり似ており、学生ならではの感情や言葉などがやけにリアルで、学生の頃に戻りたくなる作品でした。クラスメイト役の俳優さんたちも、よく見ると今人気の方がいたりするので、そこも面白かったです。個人的には一番最後のシーンが好きです。
Amazonプライムより引用
「心が叫びたがってるんだ。」の実写映画はひどい?星3を付けた人の感想
まずキャストがアニメそっくりの人ばかりで驚いた。よくここまで似てる役者選んだなと感心するレベル。ストーリーも変に改悪せず、アニメが好きなだけに悪い感じはしなかった。ただ、終盤でのホテルで罵倒するシーンが不完全燃焼かな。あそこはしっかり罵倒してほしかったし、ラストもそうだけど泣きが多すぎる気がするのが本音です。全体的に悪くはなかった。
Amazonプライムより引用
「心が叫びたがってるんだ。」の実写映画はひどい?星2を付けた人の感想
その時の自身の状況、考え方、捉え方の角度次第で次に観るときには違った感覚で観れる、色のある作品だと思いました。一人一人の心の動きが繊細に描かれていますが、感情を爆発させるシーンは流れからしても、キャラがぶれている様に感じ、極端過ぎるかなと思いました。
Amazonプライムより引用
「心が叫びたがってるんだ。」の実写映画はひどい?星1を付けた人の感想
地味に脚本いじってるわりには実写ならではのいいところなかったし、不自然になってた。アニメなぞるならちゃんとなぞればいいのに。
Amazonプライムより引用
「心が叫びたがってるんだ。」の実写映画がひどいと言われる理由
- ひどいと言われる理由①:原作と設定が異なっている
- ひどいと言われる理由②:キャスティングミス
- ひどいと言われる理由③:そもそもの設定に違和感を感じる
- ひどいと言われる理由④:キャストの演技力不足
- ひどいと言われる理由⑤:見ていてイライラする
心が叫びたがってるんだ。がひどいと言われる理由は上記の5つです。
それぞれ解説していきます。
「心が叫びたがってるんだ。」の実写映画がひどいと言われる理由①:原作と設定が異なっている
原作では、高校2年生の秋だった設定が、映画では高校3年生の春に変更となりました。
さらに、主人公は成瀬順だったのに対し、映画では中島健人さん演じる坂上拓実が主人公となり、大きな設定が変更したことに戸惑う人の声も多くありました。
なお、成瀬順は幼い頃に自分が発した言葉が原因で家族がバラバラになってしまったと感じ、それ以来言葉を発することができなくなってしまったキャラクターです。
そのため、映画での主人公を変更したことは「ある意味良かったのかも」という声も多数ありました。
しかし、話すことができない主人公であったからこそ感情移入が出来、感動するストーリーなのに、主人公が変わり目線が変わることで「期待外れだった」「残念すぎる」などひどいと感じる人の声も多く上がってしまいました。
重要な設定をガラリと変えてしまったことは、原作ファンにとってはマイナスな結果となってしまったようです。
「心が叫びたがってるんだ。」の実写映画がひどいと言われる理由②:キャスティングミス
映画では高校3年生の学生たちを描いているため、17~18歳のキャラクターの設定となります。
しかし、実際に演じたのは当時23歳の中島健人さん、当時20歳の芳根京子さん、当時19歳の石井杏奈さん、当時21歳の寛一郎さんたちでした。
制服を着ている彼らですが、「高校生には見えない」「無理がある」といった否定的な声が多数囁かれてしまいました。
また、劇中の中でミュージカル調の舞台が行われるシーンがあるものの、「これといって歌が上手い訳ではない」「歌よりも足音が煩くて気になる」など、気になるポイントが多かったようです。
「もう少し歌や踊りの練習をするべき」「編集でどうにかするべきでは」など、マイナスなコメントが相次ぎ、ひどいと言われる理由の一つとなってしまいました。
「心が叫びたがってるんだ。」の実写映画がひどいと言われる理由③:そもそもの設定に違和感を感じる
本作では、成瀬順が幼い頃に自分が発した言葉が原因で両親が離婚してしまったことをきっかけに言葉が話せなくなってしまい、話そうとすると腹痛が起きてしまう描写があります。
精神的なものとはいえ、「そこまで辛いなら早く病院へ行くべき」「観客を泣かせてお金や評判を取ろうとしてる」など、そもそもの設定に否定的な声が多く上がっていました。
また、成瀬順は話せないのにミュージカルに出演することが決まり、なぜか「歌うことは可能」といった不自然な設定にも違和感を感じる人が多くいました。
そんな中、最終的には言葉を発することが出来るようになったヒロインの成瀬順。
家族内での出来事がきっかけで失語症になってしまったものの、声を取り戻すきっかけが家族でなくクラスメートの坂上拓実であることも、「なんで?」「意味がわからない」など不満の声が多く上がってしまいました。
もう少し話が繋がるようなストーリー展開を期待していた人も多く、設定自体に「残念」「これはひどい」と感じる人も少なくはなかったようです。
「心が叫びたがってるんだ。」の実写映画がひどいと言われる理由④:キャストの演技力不足
本作に出演しているほとんどの俳優陣たちの演技力が「ひどい」「棒読み演技」「素人演技ばかりで白ける」というコメントが見受けられます。
中には「わざとらしいセリフが恥ずかしい」「歌もダンスも小学生の学芸会レベル」という声も。
原作漫画やアニメでの台詞をそのまま起用している部分も多く、漫画やアニメだから良かったものの、実写にするならもう少し違和感のない台詞にして欲しかったという意見もしばしば見られました。
アニメならではのあの温かさ、あの痛み、あの爽快感が感じられず、アニメの方が良かったという声は非常に多く、マイナスな評価を下す人も少なくはありませんでした。
「心が叫びたがってるんだ。」の実写映画がひどいと言われる理由⑤:見ていてイライラする
映画の終盤の見せ所となるミュージカルのシーンについて、ヒロインの成瀬順が主人公の坂上拓実に失恋したことによってミュージカルを欠席する姿に「責任感がなさすぎ」「ありえない」など批判的な声が相次いでいました。
みんなで作り上げてきた一つの舞台を、自分の内情で突然不参加となる姿に「実際にやられたら同情もできない」「小さなお子ちゃまじゃないんだから」などイライラするというコメントもしばしば…。
結果として、坂上拓実がヒロインを探しに行き一緒に舞台へ戻る…という流れになるものの、ヒロインの行動に対して否定的な声は多く、「ひどい」といった声へと繋がってしまいました。
また、全体的に終始うじうじしているヒロインに対しても「精神的な病気だと加味した上でも、イライラしてしまう」という声は多く見受けられました。
まとめ:「心が叫びたがってるんだ。」の実写映画はひどい
本記事では心が叫びたがってるんだ。の実写映画がひどいと言われる理由について解説しました。
結論、ひどいと言われる理由は下記のとおり。
- ひどいと言われる理由①:原作と設定が異なっている
- ひどいと言われる理由②:キャスティングミス
- ひどいと言われる理由③:そもそもの設定に違和感を感じる
- ひどいと言われる理由④:キャストの演技力不足
- ひどいと言われる理由⑤:見ていてイライラする