魔女の宅急便の実写はひどい!とよく言われていますが、実際のところはどうなのか?本記事では徹底的に評価していきます。
魔女の宅急便の実写版を見ようか悩んでいる人は必見です。
魔女の宅急便の実写映画情報
~あらすじ~
魔女の血を引く少女キキは13歳になり、一人前の魔女になるための決まりに従い、黒猫のジジとほうきに乗って旅に出る。やがて辿り着いた海辺の町コリコでキキを待ち受けていたのは、パン屋の女将・おソノや、空をとぶことを夢見る少年・とんぼら、個性豊かな住人たち。キキはおソノのもとに居候し、お届け物屋「魔女の宅急便」を始めるのだが…。
「Amazonプライムより引用」
原作 | 角野栄子 |
監督 | 清水崇 |
脚本 | 奥寺佐渡子 |
主題歌 | 「Wake me up」倉木麻衣 |
キャラクター | キャスト |
キキ | 小芝風花 |
トンボ | 広田亮平 |
おソノ | 尾野真千子 |
フクオ | 山本浩司 |
すみれ | 吉田羊 |
ナヅル | 新井浩文 |
タカラ・カミ | YURI |
イツ先生 | 浅野忠信 |
オキノ | 筒井道隆 |
コキリ | 宮沢りえ |
ジジ(声) | 寿美菜子 |
ラジオパーソナリティー(声) | LiLiCo |
魔女の宅急便の実写映画はひどい?総合評価
Amazonプライムの魔女の宅急便実写評価は、498件のグローバルレーティングで星3.0でした。
細かい内訳は下記のとおりで、星5つと星1つがもっとも多い結果となっています。
星5つ | 28% |
星4つ | 16% |
星3つ | 13% |
星2つ | 14% |
星1つ | 28% |
また、星4つ以上が44%で星3つ以下は55%であることから、魔女の宅急便の実写映画は低評価であると言えるでしょう。
尚、魔女の宅急便の実写版を実際に視聴した人の感想を、評価ごとで下記にまとめます。
魔女の宅急便の実写映画はひどい?星5を付けた人の感想
上手く実写化出来ています。小芝風花さんの可愛さ満開です。ただトンボはもう少しおっとり系で優しく描いて頂きたかったと思います。良くここまで実写化出来たなと思います。でも、重みではジブリ作品を超えるのは難しかったようです。
Amazonプライムより引用
魔女の宅急便の実写映画はひどい?星4を付けた人の感想
ジブリアニメ版しか観たことがない小芝風花さんファンです。イマイチという評判だけでこれまで観たことがなかった。でも、期待以上の作品でした。全然良いじゃない!観てよかった!!空を飛んでる感じも想像した以上にワクワクします。まだあどけない、というか垢ぬけてない小芝風花だけど、演技力の片鱗は垣間見れます。原作者の方が、実写版のキキに絶賛されていたのがよくわかる。
Amazonプライムより引用
魔女の宅急便の実写映画はひどい?星3を付けた人の感想
出演している役者さんたちはとても良かったと思います。ジブリ版の魔女の宅急便が大好きなので、実写版を避けていましたが面白かったです。でも、キキが報われているシーンがあればもっと良かったと思います。
Amazonプライムより引用
魔女の宅急便の実写映画はひどい?星2を付けた人の感想
私の好きな魔女の宅急便と世界観が違い過ぎる。昭和初期?戦後?みたいな女の子と両親と町の人達が出てきて、キキが旅に出たけど、普通のごく普通の日本でホウキで空を飛ぶのも実写化したらあーこうなっちゃうのね…て感じで実写化してはいけない作品だなと思いました。
Amazonプライムより引用
魔女の宅急便の実写映画はひどい?星1を付けた人の感想
主人公キキ役が可愛いから観ていられると思ったけどきつかった。ずっとビニールを噛み続けるような苦痛。原作やアニメと比較は一切せずピュアに観ようと思っていたので、初期設定(日本ぽいどこか)はむしろ良いと思った。下手にヨーロッパ設定にするとすべてがグダグダなのでここは潔いというか適切。
Amazonプライムより引用
魔女の宅急便の実写映画がひどいと言われる理由
- ひどいと言われる理由①:アニメの実写版ではない
- ひどいと言われる理由②:キャスティングに違和感がある
- ひどいと言われる理由③:CGのクオリティが低い
- ひどいと言われる理由④:東洋の雰囲気が全く感じられない
- ひどいと言われる理由⑤:カメラワークやテンポが悪い
魔女の宅急便がひどいと言われる理由は上記の5つです。
それぞれ解説していきます。
魔女の宅急便の実写映画がひどいと言われる理由①:アニメの実写版ではない
スタジオジブリのアニメ「魔女の宅急便」の原作は児童文学「魔女の宅急便」であり、原作に見られた童話ならではのファンタジー性は比較的抑えられながら描写されている作品となっています。
一方、実写版「魔女の宅急便」は一見アニメのリメイク版かと思う人も多かったようですが、実際は実写版も児童文学「魔女の宅急便」を原作として描写されていました。
その為、実写映画はジブリ作品のアニメと同じ児童文学「魔女の宅急便」を映像化したものである為、それぞれが全くの別物として捉えなければならないものの、どうしてもアニメと比較してしまう人は多くいたようです。
よって、反響の大きかったアニメ版との相違に「ひどい」「全然違う」と戸惑う人も多い傾向となってしまいました。
原作に近いのはアニメ版よりも実写版と言われていますが、宮崎駿監督が携わっているジブリ作品のアニメ「魔女の宅急便」のファンが非常に多い為に、実写版に対してマイナスな声が多く上がってしまったようです。
魔女の宅急便の実写映画がひどいと言われる理由②:キャスティングに違和感がある
実写映画では東洋の町が舞台となっているものの、出演しているキャストが全員日本人であることに違和感を感じる人は多くいました。
また、アニメのイメージが強く固定概念を持った上で実写映画を見ると、どうしてもアニメとのビジュアルを比較してしまう人も多かったようで、「イメージが違う」「もっと俳優さんをしっかり選んで欲しかった」という声も多くありました。
さらに、13歳の主人公のキキを当時16歳の小芝風花さんが演じたことに対して「可愛い」という声が大半を占めているものの、「子どもらしくない」「13歳には見えない」という声も上がっていました。
魔女の宅急便はアニメのイメージが強いだけに、実写化にはキャスティングを始め批判的な声が多く見受けられる結果となってしまったようです。
魔女の宅急便の実写映画がひどいと言われる理由③:CGのクオリティが低い
魔女の宅急便の主人公キキは魔法使いであり、ホウキを使って空を飛んだり、黒猫のジジが話すシーンも多く盛り込まれており、CGは必須となる作品でもあります。
しかし、実写映画を観た人からすると「CGのクオリティが低い」「安っぽい映像」といったCGにおける批判的なコメントが多数上がっていました。
中でも、キキがホウキを使って空を飛ぶシーンでは「爽快感がない」という声や、CG全体に対して「酷すぎて映画の世界に浸るのは無理」といった厳しい声も見受けられました。
また、黒猫のジジやカバなどの動物のCGも酷すぎて、ひどいCGのせいで泣けなかった…という声もありました。
本作が公開されたのは2014年でしたが、CGは1990年頃から発達していることもあって「もう少し質の高い映像になってもおかしくはない」「残念だった」といった声が止まず、マイナス評価へと繋がる理由の一つとなってしまったようです。
魔女の宅急便の実写映画がひどいと言われる理由④:東洋の雰囲気が全く感じられない
実写版「魔女の宅急便」の舞台は、東洋のとある町こと「コリコの街」と言われています。
魔女の宅急便を営む拠点として“風車があるこぢんまりとしたカフェ”「グーチョキパン店」がある海辺の街ですが、撮影されたのは香川県の小豆島。
「地中海をイメージしているかと思えば、時に戦時中の日本に見えるところがある」「なんで魔女が漁村に!?」といった声が上がるほど、時代背景が分かりにくく、世界観がイマイチ…という声は目立っていました。
「東洋の雰囲気はまるでなく田舎臭い」という辛口な意見もあり、アニメのイメージを強く抱いている人にとっては、雰囲気がまるで別物というような声が多数を占めていたようです。
魔女の宅急便の実写映画がひどいと言われる理由⑤:カメラワークやテンポが悪い
「カメラの切り替えが不自然」「人に寄りすぎ」などといったカメラワークにおけるマイナスなコメントも多数見受けられました。
まるで昭和のような古臭さ…といった厳しい声もあり、全体的に陰気な印象を感じる人も少なくはなかったようです。
さらに、映画の2/3くらいまでだらだらと面白くないシーンが続いており、前振りだということは分かりつつも「苦痛だった」「つまらなかった」という声も非常に多く上がっていました。
他にも、素人が撮ったとも思えるほどの残念な作品である…という辛口なコメントも見受けられました。
テンポが悪い為に興味がそそられない、ペース配分が間違っているといった声もあり、見ていて面白くなかった、これはひどいと感じる人が多かったようです。
まとめ:魔女の宅急便の実写映画はひどい
本記事では魔女の宅急便の実写映画がひどいと言われる理由について解説しました。
結論、ひどいと言われる理由は下記のとおり。
- ひどいと言われる理由①:アニメの実写版ではない
- ひどいと言われる理由②:キャスティングに違和感がある
- ひどいと言われる理由③:CGのクオリティが低い
- ひどいと言われる理由④:東洋の雰囲気が全く感じられない
- ひどいと言われる理由⑤:カメラワークやテンポが悪い