シンデレラの実写はひどい!とよく言われていますが、実際のところはどうなのか?本記事では徹底的に評価していきます。
シンデレラの実写版を見ようか悩んでいる人は必見です。
シンデレラの実写映画情報
~作品紹介~
ディズニー・アニメーションの名作「シンデレラ」の実写映画。シンデレラの愛と勇気を圧倒的な映像美で贈る、ディズニーの王道ラブストーリー。
「Amazonプライムより引用」
原作 | シャルル・ペロー「シンデレラ」 |
監督 | ケイ・キャノン |
脚本 | ケイ・キャノン |
主題歌 | 「Strong」ソンナ・レレ |
キャラクター | キャスト |
シンデレラ | カミラ・カベロ |
ヴィヴィアン | イディナ・メンゼル |
ロバート王子 | ニコラス・ガリツィン |
ベアトリス女王 | ミニー・ドライバー |
ローワン王 | ピアーズ・ブロスナン |
ファビュラス・ゴッドマザー | ビリー・ポーター |
マルヴォリア | マディ・バイリオ |
メリッサ | シャーロット・スペンサー |
ロメシュ | ロメシュ・ランガナタン |
ジェームズ | ジェームズ・コーデン |
ジョン | ジェームズ・アカスター |
タウン・クライヤー | ドック・ブラウン |
ウィルバー伯爵 | ジェネット・リー・ラーチュアー |
グウェン王女 | タッラー・グリーヴ |
グリフ | ルーク・ラッチマン |
ヘンチ | フラ・フィー |
ローラ王女 | メアリー・ヒギンズ |
プリンセス | ナカイ・ワリカンドワ |
シンデレラの実写映画はひどい?総合評価
Amazonプライムのシンデレラ実写評価は、337件のグローバルレーティングで星4.5でした。
細かい内訳は下記のとおりで、星5つがもっとも多い結果となっています。
星5つ | 72% |
星4つ | 14% |
星3つ | 7% |
星2つ | 2% |
星1つ | 4% |
また、星4つ以上が86%で星3つ以下は13%であることから、シンデレラの実写映画は高評価であると言えるでしょう。
尚、シンデレラの実写版を実際に視聴した人の感想を、評価ごとで下記にまとめます。
シンデレラの実写映画はひどい?星5を付けた人の感想
大人になると世の中の現実や汚い事を見て、心が荒んできますが、この映画を観ると心が全てリセットされて洗われるような感覚になります。自分の中では最強のラブストーリーです!
Amazonプライムより引用
シンデレラの実写映画はひどい?星4を付けた人の感想
知っているストーリーなのにとても綺麗で作り込まれた映像に引き込まれました。(語弊があるかもしれないけども)全ての乙女の心を持つ人に見て欲しい作品。見終えたときに外見も内面も少し美しく優しくなれたような気がする…。きっと何度観ても感動すると思う。
Amazonプライムより引用
シンデレラの実写映画はひどい?星3を付けた人の感想
さすがディズニー様というだけあって衣装や背景、といった身の回りを固める装飾には手抜きがありませんでした。エンディングまで見ましたが、カボチャの形をした馬車がとても美しかったです。そのシーンだけでも見て欲しいです。
Amazonプライムより引用
シンデレラの実写映画はひどい?星2を付けた人の感想
子供向けの映画の域を出なかったのが残念でした。美女と野獣の実写版にはアニメ版には無いシーンが組み込まれていたり、ストーリーをより深く描写していて、大人が見ても楽しめる作りだったので、この作品にも期待したが、そういう点では期待はずれだった。でも、衣装等の映像は美しかった。
Amazonプライムより引用
シンデレラの実写映画はひどい?星1を付けた人の感想
星1を付けた人はいませんでした。
シンデレラの実写映画がひどいと言われる理由
- ひどいと言われる理由①:日本語吹き替え版の声優がマッチしていない
- ひどいと言われる理由②:物語や演出が単調である
- ひどいと言われる理由③:キャスティングミス
- ひどいと言われる理由④:ドレスの色が濃いブルーになっている
- ひどいと言われる理由⑤:ミュージカル要素がなくなっている
- ひどいと言われる理由⑥:ネズミたちの出番が少ない
シンデレラがひどいと言われる理由は上記の6つです。
それぞれ解説していきます。
シンデレラの実写映画がひどいと言われる理由①:日本語吹き替え版の声優がマッチしていない
日本語吹き替え版の声優としてキャスティングされたのは、シンデレラ役に女優の高畑充希さん、王子役に俳優の城田優さんです。
その他のキャラクターについては、ほとんどがプロの声優として活躍されている方たちばかりでした。
「どうしても画面とシンクロしていない感が否めない」「それぞれ高畑充希さんが、城田優さんが喋っているように見えてしまう」など、違和感を感じる人も多く、ストーリーに入り込めなかったという声もありました。
タレントを起用するにしても、そう少しキャスティングには気をつかって欲しかった…という声も多数囁かれ、ひどいと言われる理由の一つとなってしまったようです。
シンデレラの実写映画がひどいと言われる理由②:物語や演出が単調である
王道でひねりのない台詞やストーリーなため、「アナと雪の女王」や「塔の上のラプンツェル」のようなユーモアに富んだシーンがないことに、物足りなさを感じる人が多くいました。
演出もとにかく単調であるため、途中で眠くなるという人も…。
日本語吹き替え版でのキャスティングがプロの声優ではないことも退屈さに拍車をかけていると感じる人もおり、もう少し物語や演出の方法に工夫を感じられると良かったと残念に感じる人も少なくはなかったようです。
シンデレラの実写映画がひどいと言われる理由③:キャスティングミス
シンデレラのストーリーの中でも、とても重要人物となる「フェアリーゴットマザー」。
涙に暮れていたシンデレラの頭を優しく撫でるシーンが印象的で、魔法を使ってシンデレラを見事に変身させるキーパーソンとなります。
アニメでは、ふくよかで優しい60歳くらいの老婆の姿として描写されているものの、実写映画では当時49歳のヘレナ・ボナム=カーターが演じました。
決してふくよかではなくスラっとした体型、そして優しいオーラに包まれた老婆とは似ても似つかないような印象のヘレナ・ボナム=カーターに、「イメージが全然違う」「何故若い人を起用したのか」と不満の声が相次ぎました。
「フェアリーゴットマザーはおばあちゃんの姿だからこその包容力のあるセリフで泣けるのに…」と残念に思う人は多く、ヘレナ・ボナム=カーターの起用に対しひどいという声が多く上がってしまいました。
シンデレラの実写映画がひどいと言われる理由④:ドレスの色が濃いブルーになっている
シンデレラといえば、魔法によって素敵なドレスを身にまとうシーンが印象的であり、ドレスの美しさや華やかさに魅力を感じる人が多くいます。
しかしアニメではシルバーのような、淡くて薄い水色のような落ち着いた色のドレスであったにも関わらず、実写映画では濃いブルーのドレスとなっていました。
なお、ドレスの色が変わった背景に「新しいシンデレラのドレスとして売り出したい」という商業的な意味合いがあると言われています。
しかし、原作ファンにとっては「ありえない」「最悪」という声が多数を占める結果となってしまい、ひどいという声へと繋がってしまいました。
シンデレラの実写映画がひどいと言われる理由⑤:ミュージカル要素がなくなっている
1950年に公開されたアニメ版「シンデレラ」はミュージカル映画としても人気を誇り、アニメの中でも様々なシーンで多くの歌が歌われていたり、BGMが流れています。
実写化することでそれらのミュージカル要素に期待をする人も多くいた中で、実写映画ではミュージカル要素がなくなっており、歌のシーンがほとんどカットされていました。
それに対し「期待外れだった」「最悪」といった否定的な言葉が多く上がり、ひどいと言われる理由の一つとなってしまいました。
歌が上手いことでも有名な高畑充希さんをキャスティングしたのに、歌うシーンがほとんどないことも「何故?」と疑問に思う人も多く、「がっかりした」という声が鳴り止みませんでした。
シンデレラの実写映画がひどいと言われる理由⑥:ネズミたちの出番が少ない
シンデレラと言えば、アニメの中に出てくる「ガス」と「ジャック」のネズミたちも印象的なキャラクターです。
ネズミたちは人間のように言葉を話し、シンデレラが舞踏会に行くためのドレスを縫ったり、継母の飼い猫であるルシファーと戦うなど、所々見どことなるシーンで活躍をします。
しかし、実写映画ではネズミたちは登場するものの、言葉を発することはありません。悪役となる飼い猫のルシファーも、一度ネズミたちを追いかけただけでアニメのような悪役感はありませんでした。
実写化することでリアリティを強く求められていたことも分かりますが、アニメでのポイントとなる動物たちのキャラクターにも期待する人が多かったからこそ、出番の少なさや言葉を発さないことに残念に感じる人も多くいました。
まとめ:シンデレラの実写映画はひどい
本記事ではシンデレラの実写映画がひどいと言われる理由について解説しました。
結論、ひどいと言われる理由は下記のとおり。
- ひどいと言われる理由①:日本語吹き替え版の声優がマッチしていない
- ひどいと言われる理由②:物語や演出が単調である
- ひどいと言われる理由③:キャスティングミス
- ひどいと言われる理由④:ドレスの色が濃いブルーになっている
- ひどいと言われる理由⑤:ミュージカル要素がなくなっている
- ひどいと言われる理由⑥:ネズミたちの出番が少ない