カルタ漫画と言えば「ちはやふる」ですが、実は最終回がひどいと有名です。
全50巻とかなりの長編作品でしたが、どのような最終回だったのか。なぜひどいと言われているのか。
本記事では、「ちはやふる」の最終回がひどいと言われる理由を、徹底的に解説します。
「ちはやふる」のリアルな評価を知りたい人は必見です。
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漫画「ちはやふる」の作品紹介
作品名 | ちはやふる |
作者 | 末次由紀 |
巻数 | 全50巻 |
連載雑誌 | BE・LOVE |
連載期間 | 2007年12月28日-2022年8月1日 |
~あらすじ~
まだ“情熱”って言葉さえ知らない、小学校6年生の千早(ちはや)。そんな彼女が出会ったのは、福井からやってきた転校生・新(あらた)。おとなしくて無口な新だったが、彼には意外な特技があった。それは、小倉百人一首競技かるた。千早は、誰よりも速く誰よりも夢中に札を払う新の姿に衝撃を受ける。しかし、そんな新を釘付けにしたのは千早のずば抜けた「才能」だった……。まぶしいほどに一途な思いが交差する青春ストーリー、いよいよ開幕!!
「ちはやふる」第1巻より引用
『ちはやふる』は末次由紀先生による作品、2008年から2022年まで『BE・LOVE』誌で連載。競技かるたでクイーンの座を目指す少女・綾瀬千早の成長と挑戦を中心に展開。
作品としては千早がクイーン戦の場面でスタートし、彼女の小学校時代から高校時代のエピソードが綴られます。
登場人物たちの個性と成長、競技かるたの詳細で魅力的な描写が特徴で、多くの読者に支持された作品です。その影響は、かるたのアニメ化や実写映画化、さらには競技かるたの現実世界での普及にまで及びました。
連載終了後の2022年12月号では、千早たちの卒業後の瑞沢かるた部を描く番外編「はなのいろは ちはやふる番外編」が掲載され、新たな展開が加えられました。
累計発行部数は2022年2月時点で2700万部を超えるなど、商業的にも大成功を収めました。
漫画「ちはやふる」の最終回(結末)はどんな話?衝撃の最後をネタバレ!
激戦のクイーン戦と名人戦が終わり、新クイーンには千早。そして新名人は新となりました。予想通りと言うか、そうでなければ終われませんよね。ひとまず良かったです。
そして、そんな二人を見た太一は、置いてけぼりにされて惨めな気持ちになっているようでしたが、最後は笑顔で抱きしめあっていました。太一は最後までかっこいいですね。
場面は変わり、卒業式。先生、同級生とひとしきり話した後、千早は太一と二人きりに。そして手を握り、想いを告げていました。好きだよと。まさかの太一エンド(笑)
当然新はショックを受けていましたが、28歳は俺が隣にいると意気込んでいるようで。それまで童貞かい(笑)
とまぁイチャコラした後で、最後は全日本選手権の開始の話。正真正銘の日本一を決める大会で、原田先生や理音ちゃんも出場するそうで。熱いね!
そして最後は、全員で「さ、かるたしよっさ」と声を上げて幕を閉じました。
「ちはやふる」の最終回がひどいと言われる5つの理由
- ひどいと言われる理由①:“千早と新の物語”なのに太一エンドになっていた
- ひどいと言われる理由②:真島太一を贔屓しすぎている
- ひどいと言われる理由③:千早の選択にがっかりした
- ひどいと言われる理由④:打ち切りの噂が多く上がっていた
- ひどいと言われる理由⑤:最終回なのに雑に描かれている
ちはやふるがひどいと言われる理由は上記の5つです。
それぞれ解説していきます。
①“千早と新の物語”なのに太一エンドになっていた
作者による初期のインタビューで“ちはやふる”は、「千早と新の物語」「カルタになぞらえて遠距離でも想い合う千早と新のカップルがテーマ」と話しています。
しかし、最終回では主人公の綾瀬千早は綿谷新と結ばれることはなく、千早は幼なじみの真島太一と結ばれる結末となりました。
これまでに発刊されてきた漫画の中で、千早と新は両思いであることが描かれていたために、「なぜ太一ルートに路線変更したのか納得できない」と否定的な声が多く上がりました。
さらに、結ばれなかった新の扱いが雑すぎることや、太一エンドの伏線が少ない上に唐突すぎた結末なことも不満に思う人は多く、「ひどすぎる」「編集者が止めるべき」などマイナス評価が多く目立ちました。
誰もが千早と新が結ばれる結末を想像していただけに、「期待外れだった」「拍子抜けした」「今まで見てきたものは何だったのか」などの声も鳴り止みませんでした。
②真島太一を贔屓しすぎている
先述したとおり、最終回では主人公の綾瀬千早と結ばれた真島太一。
真島太一は作中では整っている顔立ちに頭脳や家柄も良く、完璧であり何でも手に入れられている不自由ないキャラクターとして描かれています。
最終回でも思いを寄せていた幼なじみの千早と結ばれた結末になったことで、「作者は太一を贔屓しすぎだ」という声が多く上がっていました。
読者としては、「全てが完璧な太一が、唯一手に入れられないのが千早…というのが良かったのに」と残念に思う人も少なくはなかったようです。
また、綿谷新の存在があまりに可哀想すぎると、新ファンからはブーイングの嵐となってしまったようです。
真島太一は、初めはそうでもなかったものの、途中から急に人気が出始めたモブキャラとしても話題になりました。
そのため、「だから路線変更したのか…」と不満に感じる人も多数いたようです。
③千早の選択にがっかりした
作中では、“綿谷新”と“カルタ”に一途な千早の姿が強く描かれています。
新とは離れていても思い合っている姿に感動や共感をしていた読者も多くいました。
しかし、何度も重複しますが、最終回で千早が選んだのは、綿谷新ではなく真島太一。
長年憧れを抱いていた綿谷新ではなく、顔立ちが整っていてハイスペックな太一を選ぶヒロインに、「がっかりした」「これはひどい」「結局見た目なのか」といった声が相次ぎました。
鈍感である主人公の綾瀬千早でも、新を思う気持ちは最後まで貫いて欲しかったと残念に思う人は多く、千早の選んだ結末には否定的な声が多く上がってしまいました。
④打ち切りの噂が多く上がっていた
作者である末次由紀さんは、過去に度々盗作疑惑が浮上していました。
ちはやふるの連載以前には、某有名漫画家の作品の構図をトレースして自身の作品に使用したり、素人の方の短歌をちはやふるの連載に無断で使用したことがありました。
さらに、別人を装い自身の盗作行為を擁護する書き込みをすることもあったようで、これらの疑惑がツイッター等で広まり、一気に作者の末次由紀さんのイメージはダウンしました。
悪質な内容であることから、「これは打ち切りになっても仕方ない」といった声は多く、実際は打ち切りではないようですが、世間では打ち切りになったと言われることとなってしまったようです。
作者への不信感は強まるばかりで、再び信頼を得るまでにはそれなりの時間がかかるかもしれません。
⑤最終回なのに雑に描かれている
主人公の千早と幼なじみの真島太一が付き合うことになった報告を新にした際のあっさりとした感じや、新に「遠恋大丈夫か?」と言われてボケる千早…。
三角関係であったからこそ、新に報告をするシーンには読者はハラハラドキドキしていた部分ですが、あまりのあっさり具合に「ちょっとがっかりした」という声が多く上がりました。
もう少し丁寧に描くべき部分だったと感じる人も多く、ただでさえ49巻で完結する予定だったところ、50巻に延長した背景があるために、いっそのこと51巻まで延長して、その後の3人の姿をもう少し丁寧に描いて欲しかったという意見もありました。
最終回だからこそ、読者がすっきりするような終わり方や描かれ方、各キャラクターの思いなどにスポットを当てて欲しかったと、残念に思う人は多かったようです。
まとめ:「ちはやふる」の最終回・終わり方がひどいと言われる真相
本記事では、「ちはやふる」の最終回・終わり方がひどいと言われる理由について解説しました。
ポイントを以下にまとめます。
- 理由①“千早と新の物語”なのに太一エンドになっていた
- 理由②真島太一を贔屓しすぎている
- 理由③千早の選択にがっかりした
- 理由④打ち切りの噂が多く上がっていた
- 理由⑤最終回なのに雑に描かれている
「太一エンド」になっていることが大きな理由にはなりますが、とはいってもマイナス評価はごく一部です。
全体を通してみれば評価の高い作品なので、まだ読んだことがない人は一度読んでみてください。
尚、「ちはやふる」のように最終回がひどいと言われる漫画を知りたい方は、以下の記事をどうぞご覧ください。