ヲタクに恋は難しいの実写はひどい!とよく言われていますが、実際のところはどうなのか?本記事では徹底的に評価していきます。
ヲタ恋の実写版を見ようか悩んでいる人は必見です。
ヲタクに恋は難しいの実写映画情報
~あらすじ~
26歳OLの桃瀬成海は、転職先の会社で、幼馴染の二藤宏嵩と再会する。ルックスが良く仕事もできる宏嵩は、実は廃人クラスの重度のゲームヲタク。そして成海もまた、マンガ・アニメ・BLをこよなく愛する隠れ腐女子であった。周りの人々にヲタクだとバレる「ヲタバレ」を何よりも恐れている成海はその本性を隠しており、真実の自分をさらけ出せるのはヲタク友達の宏嵩の前だけ。会社が終われば2人はいつもの居酒屋でヲタ話に花を咲かす。男を見る目がない事を嘆く成海に対して宏嵩は「ヲタク同士で付き合えば快適なのでは?」と交際を提案。こうして2人はお付き合いすることに。お互い充実したヲタクカップルライフを始めるはずだったが、時に恋愛とは我慢、妥協、歩み寄りが必要なもの。"恋愛不適合"な2人には、数々の試練や困難が待ち受けていた!
「Amazonプライムより引用」
原作 | ふじた |
監督 | 福田雄一 |
脚本 | 福田雄一 |
主題歌 | 「いっさいがっさい SAVE THE WORLD」高畑充希、山崎賢人 |
キャラクター | キャスト |
桃瀬成海 | 高畑充希 |
二藤宏嵩 | 山崎賢人 |
小柳花子 | 菜々緒 |
樺倉太郎 | 斎藤工 |
坂元真司 | 賀来賢人 |
森田悠季 | 今田美桜 |
未来 | 若月佑美 |
バーのマスター | ムロツヨシ |
石山邦雄 | 佐藤二朗 |
内田真礼 | 内田真礼 |
ヲタクに恋は難しいの実写映画はひどい?総合評価
Amazonプライムのヲタ恋実写評価は、1,317件のグローバルレーティングで星3.3でした。
細かい内訳は下記のとおりで、星5つがもっとも多い結果となっています。
星5つ | 34% |
星4つ | 17% |
星3つ | 16% |
星2つ | 10% |
星1つ | 23% |
また、星4つ以上が51%で星3つ以下は49%であることから、ヲタクに恋は難しいの実写映画は高評価であると言えるでしょう。
尚、ヲタクに恋は難しいの実写版を実際に視聴した人の感想を、評価ごとで下記にまとめます。
ヲタクに恋は難しいの実写映画はひどい?星5を付けた人の感想
ヲタクの世界を全く知らなかった私には、ただただめっちゃ面白かった。福田監督の笑いのツボに、更にファンになった。
Amazonプライムより引用
ヲタクに恋は難しいの実写映画はひどい?星4を付けた人の感想
ヲタクの世界や原作を知らない自分からすると「ふふっ」と笑えるいつもの福田監督の作品でした。これ以上オタクの世界を出されるとおそらく全く分からなくなったと思います。ちょうどいいオタク作品でした。
Amazonプライムより引用
ヲタクに恋は難しいの実写映画はひどい?星3を付けた人の感想
福田組の作品としてはギャグ要素少なめで残念。失敗とまではいかないが、残念な結果になった最大要因は「ミュージカル」仕立てにしたこと。普通のセリフにすれば数秒、または数十秒で済むことが、数分かけることになり、話の展開が遅くなっている。
Amazonプライムより引用
ヲタクに恋は難しいの実写映画はひどい?星2を付けた人の感想
ミュージカルというには歌うたってるだけって感じで場面とか感情を盛り上げてるわけではない。。つまらないというには高畑充希のテンションと山崎賢人の淡々とした王子様感が面白い。他のキャストとの絡みももっと観たい。歌はいらなかったなぁ。
Amazonプライムより引用
ヲタクに恋は難しいの実写映画はひどい?星1を付けた人の感想
別な監督で作ったほうがもっと面白くなった事だろう。笑いどころで笑えないほど滑っている。演技を魅せれるキャスティングなのに、この演出ではとにかくもったいない。
Amazonプライムより引用
ヲタクに恋は難しいの実写映画がひどいと言われる理由
- ひどいと言われる理由①:原作にはないミュージカル要素が盛り沢山である
- ひどいと言われる理由②:ヲタクに偏見があるように感じさせられる
- ひどいと言われる理由③:福田組メンバーの無駄遣い
- ひどいと言われる理由④:リアリティがない
- ひどいと言われる理由⑤:ヲタクのイメージが古い
ヲタクに恋は難しいがひどいと言われる理由は上記の5つです。
それぞれ解説していきます。
ヲタクに恋は難しいの実写映画がひどいと言われる理由①:原作にはないミュージカル要素が盛り沢山である
原作となった「ヲタクに恋は難しい」の漫画では、ミュージカル要素は一切ないのにも関わらず、実写映画では随所に歌を歌うシーンやダンスを踊るシーンが組み込まれていました。
原作を知っている人からすると「え?」「なんで?」と戸惑いの声が鳴り止まず、「これはひどい」といった感想へと繋がってしまったようです。
本作が公開された3年ほど前に「ラ・ラ・ランド」というミュージカル映画がヒットしましたが、「便乗しなくていい」「ヲタ恋にミュージカル要素は必要ないのでは」と不満の声が続出しました。
なお、本作の監督を務めたのは「銀魂」や「今日から俺は!!」の監督を務めた福田雄一さんです。福田雄一さんは、「ヲタクじゃない人にも観てもらいたい」「アニメと音楽は親和性が高い」といった考えがあったようです。
しかし、視聴者からは「おかしい」「違和感しかない」など否定的な声が圧倒的に多く、マイナス評価となってしまいました。
ヲタクに恋は難しいの実写映画がひどいと言われる理由②:ヲタクに偏見があるように感じさせられる
「ヲタクに恋は難しい」というタイトルからして、“ヲタクだから恋はできない”というのは「偏見なのではないか」と不満に感じる人が多かったようです。
原作で描かれている“ヲタク”は、ヲタクのあるある部分がよく描かれており共感する場面が多いことから面白さを感じる人が多くいました。
しかし、実写映画では“オタクは気持ち悪い”といった考えを全面に押し出している上に、その気持ち悪さをひたすら強調し、それを覆すこともないストーリーとなっていました。
原作ファンからすると、「不愉快だった」「ヲタクに対して作り手がそう思っているんだなと伝わってくる」などと感じ、ヲタクを笑い者のようにしている扱いに憤りを感じる人もいました。
原作リスペクトが全く感じられない点もマイナス評価となり、ひどいと言われる理由の一つとなってしまったようです。
ヲタクに恋は難しいの実写映画がひどいと言われる理由③:福田組メンバーの無駄遣い
本作の監督を務めた福田雄一さんは、自身が監督を務める作品には大体決まったキャストを起用することが多く、常連の俳優陣たちは「福田組」とも呼ばれています。
中でもムロツヨシさんや佐藤二朗さんは常連キャストとしてほぼ全ての作品に出ており、本作にも当然ながら出演していました。
しかし、本作を視聴している人からすると「また出てる」「どうにかしてその二人をねじ込みたいという傲慢さには呆れる」などの声が殺到し、マイナスな評価を下す人も多くいました。
なお、原作には本作で演じているムロツヨシさんや佐藤二郎さんが演じているキャラクターがそもそも存在しません。
そのため、わざわざ彼らを出演させたいがために新しい登場人物を追加していることにも不満の声が続出していました。
さらに、賀来賢人さんも福田組の一員であり本作に登場しているものの、原作にはないキャラクターとして起用されました。
「呆れた」「もっといい演技ができるのに、なんであんな役ばかりやらされているのか」とがっかりする人の意見も多く、「酷すぎる」といった否定的な声へと繋がってしまっているようでした。
ヲタクに恋は難しいの実写映画がひどいと言われる理由④:リアリティがない
主にメインキャラクターとなるのは、高畑充希さん演じる桃瀬成海、山崎賢人さん演じる二藤宏嵩、菜々緒さん演じる小柳花子、斎藤工さん演じる樺倉太郎の4人です。
原作では、その4人に対しピンク、青(紺)、オレンジ、グリーンとイメージカラーで配色されており、髪色もイメージカラーの通りとなっています。
それらのメイクや衣装などに関しては原作に忠実に沿っており、原作ファンにとっては喜ばれるポイントとなった部分ではありますが、「現実ではありえない」「リアリティがない」と不満の声も続出しました。
漫画やアニメだからこそ良しとされるピンク色のスーツやバッグも、現実的には違和感があることにもう少しリアリティさを求めて欲しかったと残念に感じる人も少なくはなかったようです。
ヲタクに恋は難しいの実写映画がひどいと言われる理由⑤:ヲタクのイメージが古い
原作では、主人公である桃瀬成海たちが「だお」「おk」「デュフッ」などのオタク用語を会話の中で自然と使っています。
実写映画でも原作同様にそれらの言葉を話すシーンが組み込まれていますが、漫画だから良いのであって「現実でそんな言葉はあまり言わない」「古臭い」といったコメントが多くありました。
また、法被にハチマキ姿、手にはペンライトを持つヲタクの姿も、「今はあまりいない」「昔のイメージのまま」など現代のヲタクとは少し違った印象に古臭さを感じる人も多くいたようです。
監督のイメージしている「ヲタク」や、原作を忠実にしている部分に関して、「もう少し今風に演出してほしかった」と残念に感じる人も多く、期待外れといった意見も多数上がっていました。
まとめ:ヲタクに恋は難しいの実写映画はひどい
本記事ではヲタクに恋は難しいの実写映画がひどいと言われる理由について解説しました。
結論、ひどいと言われる理由は下記のとおり。
- ひどいと言われる理由①:原作にはないミュージカル要素が盛り沢山である
- ひどいと言われる理由②:ヲタクに偏見があるように感じさせられる
- ひどいと言われる理由③:福田組メンバーの無駄遣い
- ひどいと言われる理由④:リアリティがない
- ひどいと言われる理由⑤:ヲタクのイメージが古い