打ち切りが噂されている「望郷太郎」ですが、デマなのでしょうか。もしくは、本当に打ち切りなのでしょうか。
気になる「望郷太郎」の打ち切り説について、本記事で徹底的に解説します。
「望郷太郎」作品情報
作品名 | 望郷太郎 |
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作者 | 山田芳裕 |
連載雑誌 | モーニング |
出版社 | 講談社 |
~作品紹介~
大寒波襲来、壊滅的打撃、世界初期化。人工冬眠から500年ぶりに目覚めた舞鶴太郎(まいづるたろう)は、愛する家族も財産も全て失った。絶望の淵から這い上がり、理想の暮らしと生きがいを求めて、祖国「日本」を目指す。ヒトのと文明の歴史をさかのぼるグレートジャーニー。人類よ、これが未来だ。
「望郷太郎」第1巻より引用
「望郷太郎」は打ち切りで最終回?完結したと言われている理由とは
「望郷太郎」が連載終了や打ち切りしたと言われているのですが、結論は打ち切りではありません。
しかし、以下の理由で打ち切りの噂が流れています。
- 作者の過去作品が打ち切りになっていた
- 一般的ではない連載方法をとっている
- 検索予測が誤解を招いている
詳しく内容を確認していきましょう!
作者の過去作品が打ち切りになっていた
「望郷太郎」の作者「山田芳裕」さんの過去作品「度胸星」が打ち切りになっていたことが確認できました。
原因は、掲載雑誌「週刊ヤングサンデー」側との方向性の違いによるもののようですが、人気が伸び切らなかったこともあり「山田芳裕」さん自身も打ち切りに納得していたようです。
作者の過去作品が打ち切りになっていたとなると、「望郷太郎」の読者やファンの間では「望郷太郎も打ち切りになってしまうかも」というファンの声が上がるので、結果的に「望郷太郎」の打ち切り説に繋がったと考えられます。
一般的ではない連載方法をとっている
「望郷太郎」は週毎に連載しておらず、「ブロック連載」という連載手段をとっています。
「ブロック連載」とは、数話執筆してその数話を一気に毎週連載し、その後また数話執筆するために長期休載に入る、という連載手法です。
連載が始まってしまえば、数週間は毎週連載が約束されているため読者やファンにとってはありがたいのですが、逆に言うと数週間読めないタイミングもあるということです。
つまり「望郷太郎」が「ブロック連載」であることを知らない読者やファンが、休載タイミングに連載雑誌「モーニング」を購入してしまい、「望郷太郎」が打ち切りになったと勘違いしてしまった可能性が予想されます。
検索予測が誤解を招いている
ネット上で「望郷太郎」で検索しようとすると、検索予測に「打ち切り 理由」が出てきます。
「打ち切り 理由」の検索予測が出てくるということは、「望郷太郎」が打ち切りになったのが前提で「理由」が表示されているように感じてしまうため、多くのネットユーザーがより誤解しやすい内容と言えます。
これは、作者「山田芳裕」さんの過去作品「度胸星」が打ち切りになったことと「望郷太郎」がこんがらがってしまい、多くのネットユーザーが「望郷太郎 打ち切り 理由」で検索していると考えられます。
まとめ
「望郷太郎」打ち切り説の理由
- 作者の過去作品が打ち切りになっていた
- 一般的ではない連載方法をとっている
- 検索予測が誤解を招いている