実写映画化にもなった「メタモルフォーゼの縁側」ですが、実は打ち切りで完結したと言われています。
映画化にもなるような作品が本当に打ち切りになったのでしょうか。本記事で徹底的に真相を解説します。
「メタモルフォーゼの縁側」作品情報
作品名 | メタモルフォーゼの縁側 |
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作者 | 鶴谷香央理 |
連載雑誌 | カドカワデジタルコミックス |
出版社 | KADOKAWA |
~作品紹介~
ふと立ち寄った書店で老婦人が手にしたのは1冊のBLコミックス。75歳にしてBLを知った老婦人と書店員の女子高生が織りなすのは穏やかで優しい、しかし心がさざめく日々でした。
「メタモルフォーゼの縁側」第1巻より引用
『メタモルフォーゼの縁側』は「鶴谷香央理」先生による漫画で、2017年11月から2020年10月までKADOKAWAのウェブコミックサイト『コミックNewtype』で連載されました。
物語は75歳の老婦人、雪が偶然書店で見つけたボーイズラブ(BL)コミックに魅了され、これをきっかけに書店でアルバイトする高校生、うららと出会います。
二人は共通の趣味を通じて交流を深め、同人誌即売会に参加するなどのエピソードが描かれており、単行本第3巻の帯には宇垣美里さんの推薦文が寄せられており、2022年には実写映画化もされました。
漫画「メタモルフォーゼの縁側」は打ち切りで最終回だった?衝撃の完結理由を解説
「メタモルフォーゼの縁側」は打ち切りで完結したわけではないのですが、以下の理由で打ち切りの噂が流れています。
- 終盤が急展開すぎる
- 検索予測に「メタモルフォーゼの縁側 打ち切り」がある
- 検索結果がややこしい
それでは、詳しく見ていきましょう!
終盤が急展開すぎる
「メタモルフォーゼの縁側」は全5巻で最終回を迎えていますが、終盤のストーリーの持っていき方が急展開すぎるとネット上で話題になっています。
というのも、終盤に入るまでは主人公「うらら」と老婦人「雪」との友人関係が深まっていく姿が繊細に描かれていたのに対し、最終回を迎えてみると急に5ヶ月も時が経っており、さらには2人の交流が今後ないであろうと思わせる描写で終わっているのです。
このことから、読者やファンの間で「打ち切りにするためにこの展開になったのでは」といったニュアンスの憶測が飛び交い、打ち切り説が出回ったと考えられます。
検索予測に「メタモルフォーゼの縁側 打ち切り」がある
ネット上で「メタモルフォーゼの縁側」と検索しようとすると、「打ち切り」の文字が出てきます。
これは、多くのネットユーザーが「メタモルフォーゼの縁側 打ち切り」で検索している結果であるため、不意に「打ち切り」の文字が目に入ったネットユーザーが「メタモルフォーゼの縁側」が打ち切りになったと思い込んでしまった可能性が高いです。
検索予測にある「打ち切り」をさらに検索して、記事を詳しく見れば打ち切りではないことが分かるのですが、多くのネットユーザーはそこまで検索しないので、勘違いしてる方が多く発生してしまっていると考えられます。
検索結果がややこしい
「メタモルフォーゼの縁側 打ち切り」で検索すると、まるで「メタモルフォーゼの縁側」が本当に打ち切りになったかのようなタイトルの記事が多くヒットします。
記事にアクセスして内容をしっかり見れば、打ち切りではないことが解説されているのですが、タイトルを見ただけで判断しようとすると、ほとんどの方が「メタモルフォーゼの縁側」は打ち切りになったと思うはずです。
記事タイトルはネットユーザーの目を引く手段の1つのため、事実とは異なる文字が並んでいることが多々あります。
なので、記事の中身まで目を通すことをおすすめします。
まとめ
「メタモルフォーゼの縁側」打ち切り説の理由
- 終盤が急展開すぎる
- 検索予測に「メタモルフォーゼの縁側 打ち切り」がある
- 検索結果がややこしい