2013年から連載されている「日本国召喚」ですが、実は最近打ち切りになったとの噂が流れています。
長期連載した「日本国召喚」。そんな人気作品が本当に打ち切りになるのでしょうか。本記事で深堀していきます。
「日本国召喚」作品情報
作品名 | 日本国召喚 |
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作者 | 著者:高野千春 原作:みのろう キャラクター原案:toi8 |
連載雑誌 | MFC |
出版社 | KADOKAWA |
~作品紹介~
ある日、日本は突然異世界に転移した。食糧難に陥った政府は付近の探索を開始、発展途上ではあるが異世界の国の存在を確認し、交渉を始める。しかし国交を樹立した国の戦争に巻き込まれ、日本は危機に直面する。
「日本国召喚」第1巻より引用
『日本国召喚』は、「みのろう」先生によるライトノベルおよびオンライン小説で、「高野千春」先生による同名のコミカライズも存在します。
2013年からブログや小説投稿サイトで連載され、2016年に第4回ネット小説大賞を受賞しました。
物語は、日本列島が異世界に転移するという設定。
異世界には魔法や竜が存在し、第二次世界大戦時相当の科学技術力を持つ国家など多様な文明が入り乱れており、日本は危機に直面してしまいます。
「日本国召喚」が打ち切りで完結?噂が流れる理由とは
- ①Web小説の更新が遅れることがあるため
- ②書籍版や漫画の発売が遅いため
- ③本編の掲載中に外伝が始まったため
噂の理由をまとめると、上記3つとなります。
それぞれ解説していきます。
①Web小説の更新が遅れることがあるため
“日本国召喚”は、Web小説投稿サイト「小説家になろう」に掲載されている作品で、2013年から定期的に更新されています。
しかし、週に1回更新されることもあれば、数ヶ月更新されないこともあるようです。
そのため、数ヶ月更新されなかった時には、「全然更新されないから打ち切りになったのかな」「もう更新されないのかな」など心配の声が続出しました。
しかし、「小説家になろう」は漫画や雑誌と違って連載ではなく、作者の好きなペースで更新することができます。
そのため、作者が忙しく新作を更新できない場合もあれば、毎週のように更新できるケースもあり、更新ペースは一定ではないことを読者は知っておくと誤解も防げたのかもしれません。
2024年6月現在、打ち切りの事実はなく、またWeb小説だけでなく書籍版や漫画も発売中です。
更新を気長に待ちながら、最新話を心待ちにしたいところですね。
②書籍版や漫画の発売が遅いため
“日本国召喚”はWeb小説の他に、書籍版や漫画も発売されているのですが、それぞれの発売ペースが遅めであることが、打ち切り説の浮上に繋がっているとも言われています。
書籍版は2017年3月に発売されて以来、1~3巻までは4ヶ月前後で発売されていたものの、4~6巻はおよそ1年ごとの発売となっています。
そして、2020年2月20日に6巻が発売されて以来、7巻目となる最新刊は発売されていない状況です。
また漫画においては、2019年1月に第一巻が発売されて以来、8~9ヶ月前後で新作が発売されていますが、他の漫画に比べるとやや発売ペースが遅めとなっています。
なかなか最新刊が発売されないと、新作を心待ちにしている読者は「まさか打ち切りになった?」と感じてしまうのも仕方ありません。
実際には打ち切りにはなっておらず、今後もストーリーが続くようなので、新作を楽しみにしたいところです。
③本編の掲載中に外伝が始まったため
“日本国召喚”は本編の他に外伝も発売されており、外伝の第一巻は2018年8月に公開されました。
本編が完結していない状況で外伝が発売され、また外伝の評判も良かったことから、「遂に本編は完結するのか」「本編が終わる予兆?」などと一部の読者が誤解をしてしまったようです。
それらの口コミが噂となり、打ち切り説の浮上に繋がってしまった可能性があります。
2024年6月現在、本編も外伝も両方発売されており、外伝も本編に劣らない面白さがあるため、両方の今後のストーリー展開にも注目したいところです。
まとめ
「日本国召喚」打ち切り説の理由
- ①Web小説の更新が遅れることがあるため
- ②書籍版や漫画の発売が遅いため
- ③本編の掲載中に外伝が始まったため