ジョジョの奇妙な冒険の実写はひどい!とよく言われていますが、実際のところはどうなのか?本記事では徹底的に評価していきます。
ジョジョの奇妙な冒険の実写版を見ようか悩んでいる人は必見です。
ジョジョの奇妙な冒険の実写映画情報
~あらすじ~
<スタンド>と呼ばれる特殊能力を持つ高校生、仗助(ジョジョ)。彼の住む杜王町では、最近、変死事件が続発していた。仗助は偶然、同じくスタンド使いであり一連の事件に関わる凶悪犯アンジェロの犯行を邪魔してしまったことから、次の標的にされてしまう。アンジェロは水を操る能力「アクア・ネックレス」を駆使して、執拗に仗助を追う。その狡猾な手口によって、ついには大切な祖父の命が奪われる。家族と町を守るため、アンジェロと戦うことを決意した仗助。彼のスタンドは、触れるだけで他人のケガや壊れたものをなおすことができる「クレイジー・ダイヤモンド」。そんな最も優しい力を持つ仗助は、彼に危険を知らせに来た承太郎と共に、最凶の力を使うアンジェロに立ち向かう。
「Amazonプライムより引用」
原作 | 荒木飛呂彦 |
監督 | 三池崇史 |
脚本 | 江良至 |
主題歌 | 「VOODOO KINGDOM」SOUL’d OUT |
キャラクター | キャスト |
東方仗助 | 山崎賢人 |
広瀬康一 | 神木隆之介 |
山岸由花子 | 小松菜奈 |
虹村形兆 | 岡田将生 |
虹村億泰 | 新田真剣佑 |
片桐安十郎 | 山田孝之 |
空条承太郎 | 伊勢谷友介 |
東方朋子 | 観月ありさ |
東方良平 | 國村隼 |
ジョジョの奇妙な冒険の実写映画はひどい?総合評価
Amazonプライムのジョジョの奇妙な冒険実写評価は、827件のグローバルレーティングで星3.2でした。
細かい内訳は下記のとおりで、星5つがもっとも多い結果となっています。
星5つ | 29% |
星4つ | 18% |
星3つ | 19% |
星2つ | 12% |
星1つ | 22% |
また、星4つ以上が47%で星3つ以下は53%であることから、ジョジョの奇妙な冒険の実写映画は低評価であると言えるでしょう。
尚、ジョジョの奇妙な冒険の実写版を実際に視聴した人の感想を、評価ごとで下記にまとめます。
ジョジョの奇妙な冒険の実写映画はひどい?星5を付けた人の感想
公開当時に荒木先生のコメント等はほぼ全て見たつもりだが、先生がこだわったとおっしゃっていた”CGでのスタンド表現”は確かに見事。アニメも全シリーズ見ている自分としては、アクア・ネックレスの透明感を、実際にいるかのようなクオリティで表現してくれたのは、ジョジョファンとして最高に嬉しい。
Amazonプライムより引用
ジョジョの奇妙な冒険の実写映画はひどい?星4を付けた人の感想
海外で撮影したとあって、やはり街並みは美しく、ジョジョ云々抜きで楽しめます。他の方も書いてある通り、戦闘シーンは手に汗握る仕上がりです。スタンドのリアル感も一見の価値ありと思います。安っぽい演出もなく、硬派なアクション映画として、私は非常に満足でした。
Amazonプライムより引用
ジョジョの奇妙な冒険の実写映画はひどい?星3を付けた人の感想
舞台装置、登場人物は原作に遜色ない出来栄えでした。特に山岸由花子は原作そのままのオーラを纏っていて広瀬康一とのエピソードをぜひ見たかったです。
Amazonプライムより引用
ジョジョの奇妙な冒険の実写映画はひどい?星2を付けた人の感想
演出や俳優、スタンドの造形などビジュアルは期待以上に良かったです。ただストーリーがあまり…原作の美味しいとこを剥ぎ取っていらない場面を追加した感じでもやもやばかりでした。
Amazonプライムより引用
ジョジョの奇妙な冒険の実写映画はひどい?星1を付けた人の感想
脚本が悪い。悪すぎる。原作知ってるの、読んだことあるの?役者さんが可哀そうです。全てはの低評価は脚本がひど過ぎるからでしょう。
Amazonプライムより引用
ジョジョの奇妙な冒険の実写映画がひどいと言われる理由
- 作品自体が実写映画に向いていない
- 説明不足でストーリーについていけない
- 広瀬康一の設定変更
- 役作りが見られない
- 画面が全体的に暗い
ジョジョの奇妙な冒険がひどいと言われる理由は上記の5つです。
それぞれ解説していきます。
ジョジョの実写映画がひどい理由①:作品自体が実写映画に向いていない
ジョジョの奇妙な冒険は、超能力を具現化したスタンド同士の激しい戦いが次々と展開されていきます。
実写化に伴い必須となるCGや激しいアクションなどを再現するのは難しい上に、派手で個性的なビジュアルのキャラクターなどの再現などにも無理があるのでは…と映画公開前から多くの人たちから囁かれていました。
実写化したことで、登場人物はやはり違和感を感じるものも多く、「非現実的である」「ただのコスプレ大会」などといったマイナスな口コミが多く上がってしまいました。
独特の世界観を持つジョジョの奇妙な冒険は、そもそもが実写化するには不向きな作品であるといった声が多く、ひどいと言われる理由の一つとなってしまったようです。
ジョジョの実写映画がひどい理由②:説明不足でストーリーについていけない
ジョジョの奇妙な冒険の実写映画の中では、原作を読んだ人だからこそ分かる内容となっている部分も多く、「原作を知らない人には分かりづらいのでは…」という声も多々ありました。
主人公の東方仗助が持つスタンド能力や矢の存在などの説明が不十分であり、詳しく説明しなければ理解し難い要素が多くあります。
しかし、実写版での登場人物のセリフや言い回しなどを原作からあまり改変せずに起用していることもあって、「どういうこと?」「意味がわからない」などと内容が分かりづらくストーリーに入り込めない人も多かったようです。
原作に忠実であるセリフなどは原作ファンにとっては喜ばれる部分ではあったものの、原作を読んだことがある人向けとなってしまっている部分に、「残念だった」「がっかり」「わかりにくい」などのマイナスな意見が原作未読の人たちから多数上がってしまいました。
ジョジョの実写映画がひどい理由③:広瀬康一の設定変更
原作では、広瀬康一は東方仗助の同級生で、彼の友人として普段から行動を共にしている存在として描かれています。
また、4部においては東方仗助に並ぶ影の主人公とも言えるほどの主要キャラクターとなっていますが、実写映画版では同級生ではなく転校生という設定になっていました。
さらに転校翌日にも仗助には名前すら覚えられていない存在となり、原作ファンにとっては「なぜ転校生にしたのか」「東方仗助と広瀬康一の関係性が浅く見える」など、キャラクター設定の変更にひどいと感じる人が多くいました。
また、原作では山岸由花子と広瀬康一はスタンド使い同士惹かれ合う描写がありますが、実写版では転校生である広瀬康一の世話係となった山岸由花子が、出会ってすぐに広瀬康一に付きまとう流れとなってしまい、明らかに不自然さが増してしまっていました。
中途半端に設定が変わってしまったことで、違和感を感じる部分も大きく、中でも広瀬康一の設定変更には戸惑う人も多く、マイナスな評価へと繋がってしまいました。
ジョジョの実写映画がひどい理由④:役作りが見られない
ジョジョの奇妙な冒険はアクションシーンも多く、見どころの一つとも言える迫力満載のアクションも魅力的な作品です。
しかし、主人公の東方仗助を演じる山崎賢人さんをはじめ、形ある超能力<スタンド>を使う登場人物のほとんどが、体型がヒョロヒョロである…と、容姿に不満を感じる人が多くいたようです。
日頃から激しい動きをしているであろう人たちの体型はガッチリしている印象を抱く人も多いものの、演じた役者は割と細身な人たちばかりで「もう少し役作りをして欲しかった」「せめて半年くらい筋トレして臨んで欲しかった」といった声が上がってしまいました。
ジョジョの奇妙な冒険の独特な世界観を実写するにはなかなか難しいものもありますが、少しでも原作に寄せられるようキャストの努力が見られれば、こういった意見はあまり上がらなかったのかもしれません。
ジョジョの実写映画がひどい理由⑤:画面が全体的に暗い
実写映画の序盤から終盤まで全体的に画面が暗い印象を受ける人が多く、それは「CGを誤魔化すためだろう」「衣装のチープさを誤魔化すためだろう」などと推測する人も少なくはありませんでした。
また「画面内に黒が多く陰気臭い」「それだけでジョジョじゃない感じ」と全体的な雰囲気によってマイナス評価の声も多く上がってしまい、「見づらい」「ひどい」と言われる理由の一つとなってしまいました。
同時に、衣装にも注目をする人も多く、登場人物の衣装が「フェルトでできているみたい」「肩幅が合っていない」「ただのコスプレにしか見えない」などといった辛口な意見も度々見られました。
「衣装のチープさを誤魔化すために画面全体を暗くしている」といった声も納得できる作品となってしまい、残念な結果へと繋がってしまいました。
まとめ:ジョジョの奇妙な冒険の実写映画はひどい
本記事ではジョジョの奇妙な冒険がひどいと言われる理由について解説しました。
結論、ひどいと言われる理由は下記のとおり。
- 作品自体が実写映画に向いていない
- 説明不足でストーリーについていけない
- 広瀬康一の設定変更
- 役作りが見られない
- 画面が全体的に暗い