デスノートの実写はひどい!とよく言われていますが、実際のところはどうなのか?本記事では徹底的に評価していきます。
デスノートの実写版を見ようか悩んでいる人は必見です。

デスノートの実写映画情報
~あらすじ~
警視庁の刑事部長を父に持つエリート大学生・夜神月(やがみライト)は、ひょんなことから「このノートに名前を書かれた人間は死ぬ」と書かれた死神のノートを手に入れる。試しに有名殺人犯の名を書き込んでみると、翌日の新聞にはその男の獄中死が報じられていた。ノートの力が本物だと悟った月は、自らの手で犯罪者を裁き、新世界の神になることを決意。月はキラと名乗り世界中の犯罪者に制裁を加えて行くが…。
「Amazonプライムより引用」
原作 | 大場つぐみ、小畑健 |
監督 | 金子修介 |
脚本 | 大石哲也 |
主題歌 | 「Dani California」レッド・ホット・チリ・ペッパーズ |
キャラクター | 声優 |
夜神月 | 藤原竜也 |
L/竜崎 | 松山ケンイチ |
南空ナオミ | 瀬戸朝香 |
秋野詩織 | 香椎由宇 |
FBI捜査官レイ | 細川茂樹 |
夜神幸子 | 五大路子 |
夜神粧裕 | 満島ひかり |
宇生田 | 中村育二 |
松田 | 青山草太 |
模木 | 清水伸 |
相沢 | 奥田達士 |
佐波 | 小松みゆき |
松原 | 中原丈雄 |
佐伯警察庁長官 | 津川雅彦 |
バス運転手・佐々木 | 田中要次 |
恐田奇一郎 | 皆川猿時 |
渋井丸拓男 | 顔田顔彦 |
日比沢有介 | 渡来敏之 |
リューク | 中村獅童 |
弥海砂 | 戸田恵梨香 |
ワタリ | 藤村俊二 |
夜神総一郎 | 鹿賀丈史 |
デスノートの実写映画はひどい?総合評価

Amazonプライムのデスノート実写評価は、487件のグローバルレーティングで星4.3でした。
細かい内訳は下記のとおりで、星5つがもっとも多い結果となっています。
星5つ | 65% |
星4つ | 17% |
星3つ | 11% |
星2つ | 4% |
星1つ | 4% |
また、星4つ以上が82%で星3つ以下は19%であることから、デスノートの実写映画は高評価であると言えるでしょう。
尚、デスノートの実写版を実際に視聴した人の感想を、評価ごとで下記にまとめます。
デスノートの実写映画はひどい?星5を付けた人の感想
デスノートは全作品見てますが、やっぱり藤原竜也、松山ケンイチのお二人の演技は最強ですね!何年経っても脳裏に残って何回も見たくなる!名作です!
コミックの実写化は、少し安っぽくなるイメージを持っていますが、この作品はクオリティが高い。キャスティングが良く、演技の方も流石としか言いようがないハマりっぷり。今でも数多くの人から支持される理由は見ればわかると思います。
Amazonプライムより引用
デスノートの実写映画はひどい?星4を付けた人の感想
配役が絶妙で、脚本からストーリーテリング、演出に至るまで妥協の感じられない作品。何度観ても視聴に耐えうるプロットや構成には制作陣の凄い熱意を感じる。邦画も捨てたもんじゃないと思わせてくれた素晴らしい作品。
Amazonプライムより引用
デスノートの実写映画はひどい?星3を付けた人の感想
漫画「デスノート」は、言うまでも無く日本のコミックスの歴史に残る大傑作ですが、それを「実写映画化」するというのは、無茶だと思っていました。なぜなら、「デスノート」の魅力はページ1枚1枚にびっしりと詰め込まれた台詞による心理描写。それを時間枠内に収め、かつ複雑なデスノート世界のルールを説明しつつストーリー展開しなくてはならないからです。とすると、映画は「大胆な編集」をするか、すくなくとも3部作以上にしなくてはならないのではと思っていたのでした。ところがこの、実写版デスノート「意外にも」上手に原作のポイントを押さえ、あの濃い原作ストーリーの序盤部分をテンポよく見せてくれる、なかなかの作品でした。CGによるリュークは素晴らしく、主要な登場人物も原作イメージに比較的忠実で、コミックスのファンであれば、そのビジュアルは満足いくものだと思います。ワタリなんて、これ以上の適役はいないでしょう。
Amazonプライムより引用
デスノートの実写映画はひどい?星2を付けた人の感想
細かい所で逐一「あ~なんかそこ原作っぽくない」っていう小さな不満がポツポツ。それでも全体的に見れば大人も子供も楽しめるギリギリのラインが絶妙だった。「これは映画ではない、テレビドラマの延長線上にある」と割り切れば、チープなカメラワークも気にならなくなった。
Amazonプライムより引用
デスノートの実写映画はひどい?星1を付けた人の感想
単純な悪口になってしまいますが、L役松山さんがハマり役でビジュアルも凄く良かったのにたいして、月役の藤原さんは…見ててかっこよくないです。もっとビジュアル的にライトにふさわしい俳優を起用した方が良かった様に思えます。演技は良いとは思うんですが…
Amazonプライムより引用
デスノートの実写映画がひどいと言われる理由
- 主人公である藤原竜也さんの演技にがっかり
- 弥海砂(戸田恵梨香)の声が残念
- デスノートに書かれる字が汚い
- リアリティがない
- 原作と異なる細かな演出
- 主人公は一体何がしたいのかわからない
デスノートがひどいと言われる理由は上記の6つです。
それぞれ解説していきます。
ひどいと言われる理由①:主人公である藤原竜也さんの演技にがっかり
デスノートの実写映画の主人公(夜神月)を演じたのは藤原竜也さんです。
藤原竜也さんの演技はどの作品の役を演じても「藤原竜也でしかない」という意見が多く、脚本の役になりきる演技ではなく俳優「藤原竜也」がかりそめの役を演じている感が満載という声が多数見受けられました。
というのも、藤原竜也さんが出演する映画やドラマは毎度の如く髪型やメイクが同じであり、全くと言って良いほど役作りをしているようには見えない…という声も囁かれています。
さらに、大学生である主人公の役を当時24歳の藤原竜也さんが演じていることも、「童顔でもないので大学生には見えない」「もう少し原作の雰囲気に合ったキャストが他にいたのでは…」という声も多く上がっていました。
「気迫迫るシーンなどはリアリティがあって良かった」という声もあるものの、「藤原竜也でしかない」という意見の方が大いに上回り、結果として「ひどい」と言われることに繋がってしまいました。
ひどいと言われる理由②:弥海砂(戸田恵梨香)の声が残念
弥海砂役を演じた戸田恵梨香さんの声に対して残念、ひどいと言った声が多数見受けられました。
「いちいち悲鳴が耳障り、ただの騒音マシーン」「酒焼けで喉を潰したおばさんみたいな声」など、ビジュアルに関しては高評価であったものの、声の低さに対してはマイナスな意見が多く上がっていました。
原作では弥海砂は人気アイドルであることから、アイドルらしい高い声ではなく、どちらかというと低い声である戸田恵梨香さんの声に「アイドルらしくない」と批判の声が囁かれてしまったようです。
ひどいと言われる理由③:デスノートに書かれる字が汚い
デスノートの映画では、大まかにいうと死神のノート(デスノート)と呼ばれる本に人物名を書き込むと、名前を書かれた人は死ぬ…と言ったストーリーです。
デスノートをひょんなことから手にした主人公の夜神月は、次々と犯罪者の名前をデスノートに書き込むのですが、夜神月役を演じる藤原竜也さんの字が汚い点において、「読みにくい」「汚すぎて、そこに目がいってしまう」などマイナス評価に繋がる声も多々見られました。
なお、藤原竜也さんも「自身の字には自信がない」とコメントしているようです。
しかし、エリート大学生役であることからも、「頭が良い人でも字が汚い人はいるけど…」「字が綺麗な人に書いて貰えば良かったのでは…」などと言った声は絶えず、ひどいと言われる理由の一つとなってしまいました。
ひどいと言われる理由④:リアリティがない
冒頭から早速、大量の犯罪者裁きのシーンから始まるデスノート。
リアルタイムで「速報」とし、「たった今入ってきたニュースです」「また犯罪者の不審死事件が起こりました」などを大型モニターで放送される展開となります。
その際のエキストラ含むキャスト全体の臨場感、緊迫感の無さに、リアリティがない、ひどいといった意見が多く上がっています。
冒頭シーンなだけに、「もう少し気迫迫る演技であって欲しかった」「恐怖心などが感じられずストーリーに入り込みにくい」と言った声が多数見受けられました。
ひどいと言われる理由⑤:原作と異なる細かな演出
原作では、デスノートの存在を他人に見られないよう、ノートの隠し場所などにとても気を使っていた夜神月。
しかし、実写映画では、堂々と人目のつくところでノートを取り出して名前を記入しています。
安易にノートを取り扱う演出に「この映画のキーとなるデスノートの取り扱いは原作を大切に忠実にしてほしかった」という声が多く、残念、がっかり、ひどいと言った声に繋がってしまいました。
ひどいと言われる理由⑥:主人公は一体何がしたいのかわからない
デスノートを手にした主人公の夜神月は、初めは法律では裁けない犯罪者たちを罰していく言わば正義のための殺害として、デスノートを使用していました。
しかし、次第に自分を追い詰めていく結果となり、終盤では自分の彼女である秋野詩織(香椎由宇)をデスノートに記名し殺害してしまいます。
元々は尊敬している父親と同じ警察官僚を目指していた超エリートなのにも関わらず、最終的にはサイコパスのような人柄へと変化していき、果たして主人公は何がしたいのか、この映画は何を伝えたいのかわからない…などと言った意見が多く上がり、マイナス評価へと繋がってしまいました。
まとめ:デスノートの実写はひどい
本記事ではデスノートの実写がひどいと言われる理由について解説しました。
結論、ひどいと言われる理由は下記のとおり。
- 主人公である藤原竜也さんの演技にがっかり
- 弥海砂(戸田恵梨香)の声が残念
- デスノートに書かれる字が汚い
- リアリティがない
- 原作と異なる細かな演出
- 主人公は一体何がしたいのかわからない