2015年に「次にくるマンガ大賞」で8位となった「ヘルク」ですが、打ち切りだったとの噂が流れています。
本当に打ち切りなのか。ただのデマなのか。本記事で真相をまとめます。
「ヘルク」作品情報
作品名 | ヘルク |
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作者 | 七尾ナナキ |
連載雑誌 | 裏サンデー |
出版社 | 小学館 |
~作品紹介~
魔界のとある国。1人の勇者の手によって、魔王が倒された。「もう魔王におびえることはない」と人間達が笑みで溢れかえっていたころ、魔界では、新魔王の座をかけて熱きバトルが繰り広げられようとしていた!!そこに現れたのはまさかの…!?
「ヘルク」第1巻より引用
『Helck』(ヘルク)は「七尾ナナキ」先生による作品で、2014年から2017年まで『裏サンデー』および『マンガワン』で連載されました。
この作品は七尾先生のプロデビュー作であり、元々は2013年の『第2回連載投稿トーナメント』で総合2位となったことが連載のきっかけでした。
七尾先生はこの応募を力試しとして考えており、優勝を狙っていたわけではないと述べています。
2015年には「次にくるマンガ大賞」で8位、2017年には「100万人が選ぶ 本当に面白いWEBコミックはこれだ!」で5位を受賞しました。2022年2月にはアニメ化と新装版の発売が発表されました。
「ヘルク」は本当に打ち切りだった?
「ヘルク」はすでに最終回を迎えているのですが、打ち切りではなく円満完結と言われています。
漫画大賞こそ受賞はしていませんが、2015年には次にくるマンガ大賞で8位など、成績はかなり良い漫画です。
アニメ化にもなったことから打ち切りになるようなことはないのですが、一部のファンからは打ち切りで完結したと言われているのが現状です。
なぜ、人気のあった「ヘルク」に打ち切り説が流れているのでしょうか。詳しくは次の項で解説します。
「ヘルク」は打ち切り完結で最終回がひどい?噂が流れる理由とは
- 謎や伏線が回収しきれていない
- 終盤の終わらせにいってる感がすごい
- アニメの打ち切り説が出ている
- 検索予測に「ヘルク 打ち切り」がある
「ヘルク」が打ち切りになったと言われる理由は上記の4つが考えられます。
順番に内容を見ていきましょう!
謎や伏線が回収しきれていない
「ヘルク」は、最終回を迎えていますが謎や伏線が回収しきれていないことで有名です。
具体例を挙げると、「ヘルク」には四天王が存在しますが最終回を迎えているにもかかわらず、「ヴァミリオ」「アズドラ」の2人しか四天王が登場していません。
そのことから、「本来は四天王を4人描く予定だったが描けなかった=打ち切りになったのでは?」という声が読者やファンの間で上がり、打ち切り説に繋がったと考えられます。
四天王の残り2人はいつ出てくるのかと心待ちにしていた読者やファンが多かったと思うので、打ち切りが騒がれるのも理解できます。
終盤の終わらせにいってる感がすごい
「ヘルク」の終盤の急ぎ足なストーリーの進み方に、違和感を持つ読者が多くいるようです。
終盤にストーリーを詰め込んでいる作品は、「終わらせなくてはならなかったからストーリーが圧縮された」と読者に思われてしまうため、打ち切り説が出回りやすくなります。
中盤までのストーリーの進み方に比べると、終盤で一気にクライマックスに持っていった感は否めないので、こういった意見が出てしまうのも無理はないかもしれません。
アニメの打ち切り説が出ている
「ヘルク」は、2023年7月から同年12月までアニメ版が放送されていましたが、そのアニメ版「ヘルク」の打ち切り説が浮上しています。
原因はストーリーが途中で終了していることによるものですが、2クールによる公開が事前から決まっていたので、打ち切りになった可能性は低いです。
しかし、実際にアニメ版「ヘルク」の打ち切り説が騒がれているため、漫画版「ヘルク」の打ち切りに結びついてしまった可能性も否定できません。
検索予測に「ヘルク 打ち切り」がある
ネット上で「ヘルク」と検索しようとすると、検索予測に「打ち切り」の文字が出てきます。
検索予測の信憑性は低いものの、多くのネットユーザーはその文字の意味を真に受けがちなので、結果的に「ヘルク」の打ち切り説が拡散してしまうことになりました。
まとめ
「ヘルク」打ち切り説の理由
- 謎や伏線が回収しきれていない
- 終盤の終わらせにいってる感がすごい
- アニメの打ち切り説が出ている
- 検索予測に「ヘルク 打ち切り」がある