実写版『君に届け』は本当にひどい映画なのか?その評価、真実はどこにあるのでしょうか。多くの方がこの疑問を抱いて、インターネットで調べています。あなたもその一人かもしれませんね。
実写映画への期待と不安、原作への愛着、それらが複雑に絡み合い、感じる違和感。それは、あなただけのものではありません。
この記事では、実写版『君に届け』に対する批判的な声の理由を深掘りします。キャスティングの問題、演出の違和感、原作とのギャップ……。これらの点について、詳しく解説するとともに、他のファンがどう感じているのか、その意見も集めてみました。
あなたがこの記事を読むことで、『君に届け』実写版への見方が変わるかもしれません。評価は人それぞれ、あなた自身がどう感じるか、その答えを見つける手助けになれば幸いです。では、一緒にその答えを探してみましょう。
君に届けの実写映画情報
~あらすじ~
黒沼爽子は、見た目が暗く何もしていないのに周りから怖がられ、「貞子」というあだ名まで付けられている。しかしその見た目とは裏腹に、とても健気で善意のかたまりのような女の子で、座右の銘は「一日一善」。ただし、周りのことを第一に考えすぎるため、自分のことをうまく伝えられず、クラスからは浮いた存在だった。そんな爽子のクラスメート・風早翔太は爽子とは正反対で、明るく誰に対しても分け隔てなく接する男の子で多くの人から好かれている。爽子に対してもみんなと同じように明るくフレンドリーに接してくれるため、爽子は憧れと尊敬の念を抱く。一方、風早はいつも人知れずクラスのために働く姿や、実はとっても前向きな爽子に特別な感情を抱いていたのだが、爽子の尊敬の眼差しにしばらくは恋愛感情をおいて温かく見守ることを誓う。
「映画.comより引用」
原作 | 椎名軽穂 |
監督 | 熊澤尚人 |
脚本 | 根津理香、熊澤尚人 |
主題歌 | 「君に届け」flumpool |
キャラクター | 声優 |
黒沼爽子 | 多部未華子 |
風早翔太 | 三浦春馬 |
吉田千鶴 | 蓮佛美沙子 |
胡桃沢梅 | 桐谷美玲 |
矢野あやね | 夏菜 |
真田龍 | 青山ハル |
城ノ内宗一 | 金井勇太 |
黒沼陽子 | 冨田靖子 |
新井一市 | ARATA |
黒沼喜多夫 | 勝村政信 |
『君に届け』の実写映画は、椎名軽穂による同名の漫画が原作です。この映画は、内気で人見知りの高校生・黒沼爽子が主人公。彼女は、暗くて怖い外見のためにクラスメイトから「貞子」と呼ばれ、孤立しています。
しかし、実際は心優しい少女。物語は、爽子がクラスの人気者である風早翔太に惹かれていく様子を描いており、風早は爽子の真実の性格を理解し、彼女を受け入れる数少ない人物。彼の優しさに触れ、爽子は徐々に自分を開いていきます。
この映画は、爽子の成長と自己受容の物語であり、風早との恋愛だけでなく、友情や家族との関係も描かれています。爽子は、風早や新たにできた友人たちとの交流を通じて、自信を持ち、周囲との壁を乗り越えていきます。
『君に届け』は、学校を舞台にした青春ドラマであり、登場人物たちの心の動きや人間関係の変化が丁寧に描かれている点が特徴です。恋愛だけでなく、自己成長や友情の大切さも感じさせるストーリーで、多くの人々に感動を与えています。
そんな「君に届け」の実写評価は、Amazonプライムで調査した結果、1,151件のグローバルレーティングで星4.6でした。
星5つ | 81% |
星4つ | 10% |
星3つ | 5% |
星2つ | 1% |
星1つ | 4% |
星5つがもっとも多い結果となっています。
また、星4つ以上が91%で星3つ以下は10%であることから、君に届けの実写映画は高評価であると言えるでしょう。
君に届けの実写映画がひどいと言われる理由
- キャスティングミス
- 原作が良かっただけに期待外れ
- リアリティがない
- 黒沼爽子のスカートが異常に短い
- 原作を端折りすぎてまるでダイジェスト版のようになっている
- 見ていて耐えられない
君に届けがひどいと言われる理由は上記の6つです。
それぞれ解説していきます。
ひどいと言われる理由①:キャスティングミス
君に届けの主人公・黒沼爽子役を多部未華子さん、風早翔太役を三浦春馬さんが演じました。
最も多くの意見があがったのは、黒沼爽子役がキャスティングミスだということ。
「爽子はこんなにもっさりしていない」「ふっくらしすぎ」「爽子がなぜ貞子と言われているのか考えて欲しい」などの声が多数見られ、イメージと合わないことからマイナスな評価となってしまいました。
また、「ここまで過剰に髪の毛を重くしていたらそりゃあ気持ち悪いでしょ…」と、大袈裟なヘアメイクにもマイナスな意見があがっています。
さらに、真田龍役を演じた青山ハルさんですが、アニメのイメージとは異なり話し方があまりにもハキハキ喋っていることに対し、「イメージが全然違う」「キャスティングミス」という声や「15歳にしては老けすぎ」という辛口なコメントも見受けられました。
ひどいと言われる理由②:原作が良かっただけに期待外れ
原作である君に届けの漫画は、累計3300万部以上も発行された超人気少女漫画です。
原作ファンも多く、漫画を読みながら涙する人もいるほど、多くの人たちから支持され愛されている作品です。
原作が良かっただけに、実写映画化に期待をする原作ファンも多く、観る前から期待値は非常に高い作品でした。
しかし、実際に観賞してみると「思っていたのと違った」「残念すぎる」「ひどい」といった声へと繋がる結果となってしまったようです。
あまりにも原作の人気が高かったことが故に、逆にマイナス評価となってしまいました。
ひどいと言われる理由③:リアリティがない
少女漫画にありがちな陰湿ないじめや肝試しであったりと、今時の高校生がそんなにも幼いものなのだろうか…と疑問に感じる人は多く、違和感がある、リアリティがないという声が多数見られました。
クラス全体の精神年齢が低く「高校生らしくない」という声も。
中学生ならまだストーリーとして成り立つような内容であり、高校生としては少し無理がある…とリアリティに欠けることによって「ひどい」「残念」という声へと繋がってしまったようです。
ひどいと言われる理由④:黒沼爽子のスカートが異常に短い
主人公である黒沼爽子役を演じた多部未華子さんの衣装について、「スカートが異常に短い」「爽子のスカートはそんなに短くない!」と指摘をするコメントも多数見られます。
君に届けの原作漫画ファンが非常に多いこともあり、それぞれがイメージしている黒部爽子そのものだったり、原作による黒部爽子のスカート丈など細かくチェックしている人も多いことから、見逃せないポイントとなったようです。
主人公のビジュアルや雰囲気は実写映画においてイメージがかなり左右されるため、衣装についても見逃さない原作ファンは非常に多くいました。
ひどいと言われる理由⑤:原作を端折りすぎてまるでダイジェスト版のようになっている
君に届けの原作である漫画は全部で30巻となっており、実写映画ではおよそ2時間程度にまとめられているため、原作で端折られている箇所が多いのも当然の結果となります。
しかし、原作ファンにとっては「大切なシーンがカットされていてショック」「展開を急ぎすぎている」という声も多く、まるでダイジェスト版のようになっていて内容が薄っぺらくなっていると残念に感じる人は多かったようです。
前編・後編に分けるなどして、それぞれの大切なシーンを丁寧に描写して欲しかったと、がっかりしたと感じた人も少なくはなかったようです。
特に、二人の思いがゆっくりと成就していく過程や雰囲気が全く伝わらず、楽しめなかったといった声も囁かれていました。
ひどいと言われる理由⑥:見ていて耐えられない
主人公の黒沼爽子は見た目が暗く何もしていないのに周りから怖がられ、「貞子」というあだ名まで付けられている女子高校生です。
クラスメイトからは「貞子」と直接言われたり、貞子の呪いの話を平気でされたりします。
担任もそれらの行動を止めることもない上に、むしろ呪いを試す始末。
肝試しの罰ゲームでは「爽子と一週間付き合う」といったことまでクラスの中で話題となるほど…。
これはただのいじめではないのか…こういったシーンを映画にして良いのか…など脚本や演出に疑問を感じる人は多く、「見ていて耐えられない」「ひどい」といった声に繋がりマイナス評価となってしまいました。
まとめ:君に届けの実写映画はひどい
本記事では君に届けの実写がひどいと言われる理由について解説しました。
結論、ひどいと言われる理由は下記のとおり。
- キャスティングミス
- 原作が良かっただけに期待外れ
- リアリティがない
- 黒沼爽子のスカートが異常に短い
- 原作を端折りすぎてまるでダイジェスト版のようになっている
- 見ていて耐えられない
映画のキャスティングや演出に関する批判点、原作との比較によるギャップなどが深掘りしました。
さらに、他の視聴者の意見も取り入れているので、『君に届け』実写版に対するあなた自身の意見を再考する機会にしてください。