どろろの実写はひどい!とよく言われていますが、実際のところはどうなのか?本記事では徹底的に評価していきます。
どろろの実写版を見ようか悩んでいる人は必見です。
どろろの実写映画情報
~あらすじ~
天下統一を果たすため自分の子供、百鬼丸の肉体を妖怪に売った景光(中井貴一)。秘術を使う医師(原田芳雄)によって仮の体を与えられた百鬼丸(妻夫木聡)は、自分の体を取り戻すために目に見えない妖怪と戦う旅に出た。旅の途中でひょんなことから女泥棒どろろ(柴咲コウ)と知り合い道中を共にすることになった。2人は様々な妖怪を打ち倒していくうちにお互いを信頼する仲になったが、出生の秘密が2人に影を落とすようになっていくのだった。
「Amazonプライムより引用」
原作 | 手塚治虫 |
監督 | 塩田明彦 |
脚本 | NAKA雅MURA、塩田明彦 |
主題歌 | 「フェイク」Mr.Children |
キャラクター | 声優 |
百鬼丸 | 妻夫木聡 |
どろろ | 柴咲コウ |
多宝丸 | 瑛太 |
醍醐景光 | 中井貴一 |
百合 | 原田美枝子 |
琵琶法師 | 中村嘉葎雄 |
寿海 | 原田芳雄 |
火袋 | 菅田俊 |
お自夜 | 麻生久美子 |
地獄堂の住職 | 山谷初男 |
鯖目 | 杉本哲太 |
鯖目の奥方 | 土屋アンナ |
チンピラ | 劇団ひとり |
チンピラ | インスタントジョンソン |
占い師 | きたろう |
飯屋の親父 | 寺門ジモン |
子捨て村の住民夫婦 | でんでん、春木みさよ |
どろろの実写映画はひどい?総合評価
Amazonプライムのどろろ実写評価は、344件のグローバルレーティングで星3.9でした。
細かい内訳は下記のとおりで、星5つがもっとも多い結果となっています。
星5つ | 48% |
星4つ | 17% |
星3つ | 20% |
星2つ | 5% |
星1つ | 9% |
また、星4つ以上が65%で星3つ以下は34%であることから、どろろの実写映画は高評価であると言えるでしょう。
尚、どろろの実写版を実際に視聴した人の感想を、評価ごとで下記にまとめます。
どろろの実写映画はひどい?星5を付けた人の感想
原作も好きで読んでいたのですが、原作と比べてどうとか言うよりも、一つの映画として素晴らしく、毎回泣いてしまいます。小さい頃からバケモノ扱いされ差別され辛くて心を亡くしたように生きてきた百鬼丸、親を亡くして一人で生きてきた親思いのどろろ。また、生きながらえる上で自分が拠り所としてきたものを手放してまでも、お互いのことを思うどろろと百鬼丸。”二人はどういう気持ちを抱えて生きてきたのか、今このシーンではどういう気持ちなのか”を想像しながら観ると、すごく感動します。
Amazonプライムより引用
どろろの実写映画はひどい?星4を付けた人の感想
10年以上前、現在のようにスマホが普及してる状況では無い中での作品としては色んな意味で良く出来てるという印象です。役者さんも大好きだった原田芳雄さんも見ることが出来たし、主演以外の脇を固める方々が特に印象深い。今の時点だから言える事ですが、大河ドラマの主役が3人も出ており、他の配役の方も大河ドラマに出演されるクラスの方なので感慨深いものがあります。
Amazonプライムより引用
どろろの実写映画はひどい?星3を付けた人の感想
邦画で漫画原作の映画は、原作と別物にして考えている私ですが満足できました。公開時のCG技術としても素晴らしかったのではないかと思います。途中に出てきた舌が特徴的な怪物や桜の怪物は朝のヒーロー戦隊みたいで正直納得いきませんでしたが、撮影場所が綺麗なのと、どろろは可愛かったので見てて楽しめました。OPの曲、好きです。
Amazonプライムより引用
どろろの実写映画はひどい?星2を付けた人の感想
いやぁ、妻夫木くんが美形で良かった!主演が他の人だったら途中で寝ていましたよ!内容は、一貫性のない世界観、微妙な妖怪たち、中だるみな展開と、途中で飽きてしまった・・。無駄に長いし、安っぽいし、新鮮味はないし、勢いやセンスも感じられなくて子供だまし。
Amazonプライムより引用
どろろの実写はひどい?星1を付けた人の感想
どろろを見たことが無い人も物語が理解出来ない雑な流れ。全てが中途半端。アクションも全てぎこちなくスピード感も緊迫感も何も無い。所詮は俳優の人気頼みのやっつけ映画という感じがした。
Amazonプライムより引用
どろろの実写映画がひどいと言われる理由
- リアリティがない
- 設定がおかしい
- キャスティングミス
- チープさが感じられる
- CGやアクションシーンがしょぼい
- BGMが合っていない
どろろがひどいと言われる理由は上記の6つです。
それぞれ解説していきます。
ひどいと言われる理由①:リアリティがない
どろろの映画の中では戦うシーンが多くあるのですが、その際に飛び散った血液などがあからさまに絵具などで作ったかのような色をしており、「本物の血液はこんな色ではない」「もろ朱色」など血液の色にリアリティがないという声が多く目立ちました。
また、お堂のシーンでは背中に矢が刺さっている状態であるにも関わらずのんびりと歩く姿や、均等に矢が刺さっていることも不自然すぎる…と、違和感を感じる人も少なくはありませんでした。
さらに、顔が汚れている割りには身につけている衣装が綺麗であることも気になる人も多く、「もう少しリアリティを出して欲しかった」「気になるところが多すぎてギャグ映画かと思った」といったコメントも見受けられました。
アクションのある映画などでは特にリアリティを求める人も多く、リアルに感じられることで感情移入できる、ストーリーに入り込みやすいという人も多い中で、どろろはリアリティに欠けることから、マイナス評価へと繋がる原因の一つとなってしまったようです。
ひどいと言われる理由②:設定がおかしい
原作では百鬼丸(妻夫木聡さん)は、肉体を妖怪に売られてしまい自分の体を取り戻すために旅に出るというストーリーです。
しかし、「声を取り返してもいないのに最初から喋っている」「不満に思う自分の体について、側からすると五体満足に見える」「目も見えている」などそもそもの物語の設定がおかしいと感じる人は非常に多くいました。
明らかにおかしい設定に「呆れた」「もうどうでもよく思えてきた」などの声が上がり、「ひどい」「期待外れ」といった意見が多発してしまいました。
ひどいと言われる理由③:キャスティングミス
どろろ役を演じた柴咲コウさんについて、キャスティングミスだという声は非常に多く見受けられました。
原作では、どろろは幼い少女として描かれているのにも関わらず、柴咲コウさんがキャスティングされたことで「なぜ子役を使わないのか」「妻夫木聡と柴咲コウの共演というセールスポイントが欲しいだけ」などといった声もあがってしまいました。
柴咲コウさんを起用するならば、せめて「柴咲コウの年齢に合わせて全体的にキャラ設定も変更するべきなのでは…」といったコメントもあり、残念、がっかりといった意見が多く、ひどいと言われるマイナス評価へと繋がってしまったようです。
ひどいと言われる理由④:チープさが感じられる
映画の後半へ進めば進むほど、敵役や脇役、通行人、群衆といった登場人物が徐々に減少していることに映画全体のチープさを感じる人が多く、しょぼい、残念すぎるなどといったマイナスな意見が多く囁かれてしまいました。
さらにセットも安っぽく、「金銭的に厳しかったのがわかる」「もう少しロケ地を選ぶべきだったのでは」といった声も見受けられました。
アクションシーンも多いことで、本来ならば気迫迫る演技や緊張感などが漂う中、周囲の環境のチープさによって「テンションが下がった」「見るに耐えない」などといった声が上がり、マイナス評価へと繋がってしまったようです。
スケールが大きいストーリーなだけに、元々の期待値が高いとされていたこともあり、余計にチープさを感じる人は少なくはなかったようです。
ひどいと言われる理由⑤:CGやアクションシーンがしょぼい
所々で出てくる妖怪やゴジラ系の怪獣などのCGがあまりにもひどい…という声が非常に多く見受けられ、明らかに不自然なCGに「小学生の子どもも笑っていた」というコメントもありました。
まるで「~レンジャー」レベル…という声も。
「外国映画に対抗したかのようなしょぼいCG…」「CGを使うならもっと怖さが滲み出てくる敵をだせ」など、CGのクオリティにがっかりした人は多かったようです。
さらに、早送りやワイヤーを使ったキレのないアクションはあまりにもひどい、迫力がなさすぎる…という意見も多く、アクションシーンが見せ所でもあるどろろに対して、残念に感じる人は少なくはありませんでした。
ひどいと言われる理由⑥:BGMが合っていない
実写映画で流れたBGMは、おちゃらけた雰囲気の曲調であり、どろろの映画の雰囲気と全く合っていないという指摘の声が多くありました。
またアクションシーンのおどろおどろしい感じの曲は、アクションの迫力を無くし余計につまらなくしているという意見もあり、BGMにも注目をする人も多くいました。
アクションシーンが多いだけに、BGMは少なからず盛り上がる要素にもなるため、「映像とBGMがマッチしない」「感情移入ができない」「全く感動しなかった」という声も囁かれてしまいました。
まとめ:どろろの実写映画はひどい
本記事ではどろろの実写がひどいと言われる理由について解説しました。
結論、ひどいと言われる理由は下記のとおり。
- リアリティがない
- 設定がおかしい
- キャスティングミス
- チープさが感じられる
- CGやアクションシーンがしょぼい
- BGMが合っていない