ダンボの実写はひどい!とよく言われていますが、実際のところはどうなのか?本記事では徹底的に評価していきます。
ダンボの実写版を見ようか悩んでいる人は必見です。
ダンボの実写映画情報
~あらすじ~
ディズニーとティム・バートン監督が、オリジナル脚本で贈る新たな「ダンボ」の物語。大きすぎる耳を持つ子象のダンボは、引き離された母を救うため、サーカス団の家族の力を借りて新たな一歩を踏み出す!自分のため、母に会うため、大事な仲間を救うため、ダンボは勇気を振り絞る。ひとつの勇気が、自分を、まわりを動かす、感動のファンタジー・アドベンチャー
「Amazonプライムより引用」
原作 | ヘレン・アバーソン、ハロルド・パール |
監督 | ティム・バートン |
脚本 | アーレン・クルーガー |
主題歌 | 「ベイビー・マイン」竹内まりや |
キャラクター | キャスト |
ホルト・ファリア | コリン・ファレル |
V.A.ヴァンデヴァー | マイケル・キートン |
マックス・メディチ | ダニー・デヴィート |
コレット・マーチャント | エヴァ・グリーン |
j.グリフィン・レミントン | アラン・アーキン |
ダンボの実写映画はひどい?総合評価
Amazonプライムのダンボ実写評価は、230件のグローバルレーティングで星4.1でした。
細かい内訳は下記のとおりで、星5つがもっとも多い結果となっています。
星5つ | 50% |
星4つ | 25% |
星3つ | 16% |
星2つ | 5% |
星1つ | 4% |
また、星4つ以上が75%で星3つ以下は25%であることから、ダンボの実写映画は高評価であると言えるでしょう。
尚、ダンボの実写版を実際に視聴した人の感想を、評価ごとで下記にまとめます。
ダンボの実写映画はひどい?星5を付けた人の感想
ダンボは好きでしたが、そのダンボをティムバートンが、監督ともなると、もう、感激した。ダンボの目の表情がいい。何度、観ても感動して涙が出る。ティムバートンの監督の映画では、ビートルジュースが一番好きなのだが、それを超える。
Amazonプライムより引用
ダンボの実写映画はひどい?星4を付けた人の感想
アニメに対するオマージュを踏まえながらも実写ならではの独自の物語を展開。アニメならではの話を実写映画というフォーマットに押し込む無理やりさは感じるもバランス良く見られるのはティム・バートンの手堅い力量あってこそ。映像が きれいで みていて夢がありました。
Amazonプライムより引用
ダンボの実写映画はひどい?星3を付けた人の感想
幼稚園の子供は怖かったようです。大人はそれなりに楽しめました、映像がきれいで、ストーリーもわかりやすく、人間の親子愛と象の親子愛を絡ませてる。象のCGがよくて、ダンボ可愛かった。
Amazonプライムより引用
ダンボの実写映画はひどい?星2を付けた人の感想
ティム・バートン感を期待していたので少し期待はずれでした。でもダンボは可愛いです。
Amazonプライムより引用
東京リベンジャーズの実写映画はひどい?星1を付けた人の感想
勧善懲悪、ハッピーエンドが基本のディズニー。本作品の結末も上記の型に当てはまるが、全体的に世界観が暗すぎて憂鬱な気持ちになった。
Amazonプライムより引用
ダンボの実写映画がひどいと言われる理由
- 主人公が変わっている
- 結末が人間のエゴでしかない
- ダンボの雰囲気が暗い
- ダンボが空を飛べるまでの過程が短い
- 動物の扱いがひどい
ダンボの実写映画がひどい理由は上記の5つです。
それぞれ解説していきます。
ダンボの実写映画がひどい理由①:主人公が変わっている
原作のダンボは、誰もが知る通り子象のダンボが主人公であり、引き離された母を救うためサーカス団の力を借りて新たな一歩を踏み出すストーリーとなっています。
しかし、実写版のダンボの主人公は小象のダンボではなく、ホルトとその子どもたちが主人公となり人間目線になって描かれていました。
物語の中心がサーカスの人間達となっていることから、原作とのズレが生じてしまい、本作で最も活躍するダンボに「あまり感情移入ができない」「ダンボがただの動物としてしか描かれていない」と残念に思う人は多くいたようです。
さらに、人間目線の美談にしかなっておらず、「イメージしていたのと違った」「すっきりしない」などの声も多く上がっています。
「ダンボ」といえば小象をイメージする人も多くダンボの活躍に期待をする人もいる中で、主人公がガラリと変わってしまったことに、ひどいと感じる人は多かったようです。
ダンボの実写映画がひどい理由②:結末が人間のエゴでしかない
実写版では、原作のダンボのストーリーを前半にダイジェストのように短縮し、後半では完全にオリジナルストーリーとして話が展開されています。
なお実写版の結末として、母親のジャンボと再会できたダンボを人間達が故郷に帰そうと奔走します。
故郷に帰すことが良いこと…という考えは勝手な人間のエゴであり、実際にはダンボが自然に帰りたいと訴えているわけではありません。
ダンボ自身の気持ちが描写されていないことで、人間を中心に話が進んでいき結果として故郷へ母子ともに帰されることに、「人間の印象が悪く映ってしまう」と残念に思う人は少なくはなかったようです。
もう少しダンボ自身の思いを汲み取ったり、ダンボ目線の描写があることで、ダンボの思いや願いが叶えられる結末となれば、このようなマイナスな意見は少なかったかもしれません。
ダンボの実写映画がひどい理由③:ダンボの雰囲気が暗い
実写版ダンボの監督を務めたのは「チャーリーとチョコレート工場」や「アリス・イン・ワンダーランド」などの監督も務めたティム・バートン。
ティム・バートン特有のダークファンタジーな世界観をダンボにも反映され、小象のダンボも暗い印象となっていることに「ダンボに合っていない」「可愛らしさがない」といった意見が多発してしまいました。
一方で「目がクリクリで可愛い」「ダンボが可愛い」という声もありました。
しかし「ティム・バートン」というネームバリューが大きく、テイム・バートン独特の雰囲気が全面に出てしまっていることから、ダンボの世界観と合わないという意見が多く上がってしまったようです。
登場人物も暗い印象があったり、サーカス団も汚らしい感じもすると思う人も多く、マイナス評価に繋がる理由の一つとなってしまいました。
ダンボの実写映画がひどい理由④:ダンボが空を飛べるまでの過程が短い
原作のダンボでは、耳が大きいことで周りからいじめられていたものの、その欠点を活かして空を飛べることに気づき、自分の強みとなっていく過程が丁寧に描かれています。
観ている人たちからも感動するシーンであり見どころだと感じる人は多かった場面ですが、実写版ではダンボが空を飛ぶまでの過程があっさりと描かれていました。
ダンボが登場してすぐに耳をバタバタさせて空中を舞い上がれることをホルトの子どもたちに気付かれており、ダンボが空を飛べるのは簡単、当たり前と感じてしまうような描写となっていました。
原作の一番の良さとも言える場面をあっさりと描かれてしまったことに「残念すぎる」「がっかり」という声は止まず、ひどいと言われる理由の一つとなってしまったようです。
ダンボの実写映画がひどい理由⑤:動物の扱いがひどい
サーカスで登場するオーナーや動物の飼育係たちによる動物の扱いが雑で「見ていられない」「かわいそう」といった声が多く上がっていました。
平気で象を鞭で叩いたり、ネズミを机の引き出しに長時間閉じ込めるなど、観ている人たちからすると虐待とも見える描写が非常に多くありました。
今の時代にわざわざ動物を扱う実写映画を作るにあたって、このような描写があって良いのか…と疑問に感じる人も多いようです。
中には「動物愛護団体からクレームなかったのかな…」と心配する声もありました。
またサーカスでは、ダンボと女性のパフォーマーを高い所まで登らせ、そこからダンボを飛ばすシーンがあり、下にネットも用意されていないことから、「虐待レベルではない」「空いた口が塞がらない」という声もありました。
ダンボを大切に想う人間の心情などが全く描かれておらず、ありえない、ひどいという声は多く目立ってしまいました。
まとめ:ダンボの実写映画はひどい
本記事ではダンボの実写映画がひどいと言われる理由について解説しました。
結論、ひどいと言われる理由は下記のとおり。
- 主人公が変わっている
- 結末が人間のエゴでしかない
- ダンボの雰囲気が暗い
- ダンボが空を飛べるまでの過程が短い
- 動物の扱いがひどい