「実写版『覆面系ノイズ』がひどいって本当?どこがダメだったの?」と言ったような疑問を抱いていませんか?
原作の魅力に引き込まれたファンなら、その実写化に対する期待と不安は計り知れないもの。しかし、時には期待が裏切られることもありますよね。
そこで本記事では、実写版『覆面系ノイズ』が批判される主な理由をまとめました。キャスティングの問題、物語の展開、原作との違い……などなど。なぜファンから否定的な意見が出たのかを探ります。
この記事を読むことで、『覆面系ノイズ』実写版に対するあなたの見方が変わるかもしれません。新しい発見や考え方を得るために、ぜひ最後まで読んでみてください。きっと、あなたの疑問に答えるヒントが見つかるはずです。
覆面系ノイズの実写映画情報
~あらすじ~
歌うことが大好きなニノ(中条あやみ)は転校先の高校で、幼馴染の男の子・ユズ(志尊淳)に再会。ニノを想うユズは、思わぬ再会に気持ちを募らせるが、ニノは幼いころに離れ離れになった幼馴染・モモ(小関裕太)に今でも思いを寄せていた。モモに歌声を届けるため、練習を重ねるニノは、とあるオーディション会場でモモと再会!が、モモからは冷たい一言が。そんな時、ユズの所属するバンド・イノハリでボーカルを担当することになったニノ。それぞれの恋する気持ちが交差する中でニノが気づく本当に大切なひととは!?
「映画.comより引用」
原作 | 福山リョウコ |
監督 | 三木康一郎 |
脚本 | 横田理恵、三木康一郎 |
主題歌 | 「Close to me」in NO hurry to shout; |
キャラクター | 声優 |
有栖川二乃 | 中条あやみ |
杠 花奏 | 志尊淳 |
榊桃 | 小関裕太 |
黒瀬歩 | 磯村勇斗 |
悠埜佳斗 | 杉野遥亮 |
珠久里深桜 | 真野恵里菜 |
久瀬月果 | 中島亜梨沙 |
梁井壬散 | 渡辺大 |
『覆面系ノイズ』の実写映画は、福山リョウコによる同名の漫画が原作です。この物語は、幼少期に別れた初恋の相手・桃瀬を探し続ける女子高生・仁坂ニノの物語。ニノは幼い頃、桃瀬に「いつかお前の歌声を必ず見つける」と約束されたことをきっかけに、歌を歌い続けてきました。
物語の中で、ニノは高校で幼馴染の由宇と再会します。由宇はバンドを組んでおり、ニノもそのバンドに加わることになります。しかし、バンドのもう一人のメンバー、黒瀬は実は桃瀬で、彼もまたニノを探し続けていました。
映画は、ニノと桃瀬、由宇の複雑な三角関係と、彼らが音楽を通じて抱える様々な感情や葛藤を描いています。特に、ニノの歌声が彼らの間で重要な役割を果たし、彼女自身の成長と自己発見の旅にもつながります。
『覆面系ノイズ』は、青春、恋愛、音楽を軸にした物語で、登場人物たちの内面の揺れ動きと成長が感動的に描かれています。また、彼らが抱える過去の傷や未来への希望など、深い感情が音楽とともに表現されているのが特徴です。
そんな実写版『覆面系ノイズ』の評価は、Amazonプライムでは以下のとおり星5つがもっとも多い結果となっています。
星5つ | 43% |
星4つ | 18% |
星3つ | 13% |
星2つ | 15% |
星1つ | 12% |
総合評価は星3.7。
また、星4つ以上が61%で星3つ以下は40%であることから、覆面系ノイズの実写映画は高評価であると言えるでしょう。
覆面系ノイズの実写映画がひどいと言われる理由
- メインキャストが同年代に見えない
- ストーリーがシンプルすぎる
- バンドのシーンでは同じ曲ばかりで飽きる
- 衣装がチープすぎる
- セリフに違和感がある
- インパクトが無い
覆面系ノイズがひどいと言われる理由は上記の6つです。
それぞれ解説していきます。
ひどいと言われる理由①:メインキャストが同年代に見えない
覆面系ノイズは、歌うことが好きなニノ(中条あやみさん)と、幼馴染みのユズ(志尊淳さん)、幼い頃に離れ離れになった幼馴染みのモモ(小関裕太さん)の3人の恋愛を描いた学園青春ストーリー。
全員が同年代である設定にも関わらず、「モモ役を演じる小関裕太さんだけが一回り年上に見える」という声が非常に多く見受けられました。
当時の実年齢は中条あやみさんは20歳、志尊淳さんと小関裕太さんは同じ22歳。
そもそも高校1年生の役を演じることに全体的に違和感はあったものの、メインキャストとなる3人の年齢にはさほど差はありません。
童顔であったり、大人っぽく見えるなどの違いからそのような声があがってしまったのだと思われます。
ひどいと言われる理由②:ストーリーがシンプルすぎる
覆面系ノイズというタイトルからすると、「何か起きるのかな?」とひねりを期待する人も多かったようですが、実際にはひねりもオチもないシンプルな終わり方だった…と残念に感じる人も多かったようです。
新旧の音楽仲間である二人の男友達との三角関係が描かれており、主人公のニノの揺れ動く恋心が見所とも言える内容ではあるものの、「結局どっちを取るか?」の二択であり、予想外のことが起きることもなく予想通りの結末だったという意見も多数見られました。
タイトルからの期待値や先入観があったが故に、「期待外れだった」「ひねりがなく面白さに欠けていた」といったマイナスな意見があがってしまったようです。
ひどいと言われる理由③:バンドのシーンでは同じ曲ばかりで飽きる
覆面系ノイズは、3人の恋愛模様を描きつつもバンド活動に励むストーリーでもあります。
バンド演奏に関しては初めは良いなと思ったものの、「思ったよりバンド演奏のシーンが少なかった」「同じ曲ばかりで見ていて飽きる」など残念に感じる人も少なくはなかったようです。
せっかくなら様々な曲を演奏したり歌う姿をもっと見たかったという声も多く、がっかりした、残念…とマイナス評価へ繋がる原因の一つになってしまったようです。
また、バンドのシーンでの楽器の弾き方が酷かったという声もあがっています。曲はカッコよくても弾き方が不自然で違和感がすごく、「そこに目がいってしまい、ストーリーに入り込めなかった」という声も。
演技指導であったり、キャストの努力があまり見られずにがっかりした人も多くいたようです。
ひどいと言われる理由④:衣装がチープすぎる
「覆面系ノイズ」というだけあって、バンドで舞台に立つ姿は派手な衣装に眼帯をつけ、明らかに不自然なカツラをかぶっているニノやその他のメンバーたち。
高校生には似合わないような衣装の選択や衣装の安っぽさが感じられて、「せめて眼帯だけでもよかったのでは」「ビジュアルが良いから顔を隠す必要がない」など様々な声が囁かれていました。
また、一回り年上に見えると多くの声があがっているモモ役を演じる小関裕太さんに対して「せめて学ランではなく、ブレザーにしてあげて欲しかった」という声もありました。
衣装に注目をする人も多いため、一つ一つの衣装やメイクなどにはこだわって欲しかったとがっかりする人も多かったようです。
ひどいと言われる理由⑤:セリフに違和感がある
原作漫画に忠実に沿ってそのままのセリフを俳優陣が言葉にしていることもあってか、「キャストのセリフに違和感を感じた」という意見が多々見られました。
漫画で読む分には心に響くシーンやぐっとくるセリフかもしれないものの、実写化で同じ言葉をいうのは「ちょっと違う」「そこは普段の喋り口調で良いのでは」といった声が多数見受けられました。
原作に忠実であることは、作品のイメージを変えることなく好印象であることに越したことはありませんが、あまりにも不自然な言い回しやセリフにどうしても違和感を抱いてしまう人は多かったようです。
ひどいと言われる理由⑥:インパクトが無い
実写版覆面系ノイズを鑑賞後の感想として「特にインパクトが無かった」という声も見受けられました。
ストーリーが淡々と進んでいき、「シーン一つ一つの印象がどれも薄かった」「起承転結が欲しかった」「なんだか物足りなかった」という意見も目立ちました。
3人の恋心にも注目するポイントがあり、バンド活動に励む姿など一見見所は多そうにも感じますが、実際に映画を観た後の感想としては「今一つ盛り上がりに欠ける」という声…。
これといったインパクトが無いことも、ひどいと言われる原因の一つとなってしまったようです。
まとめ:覆面系ノイズの実写映画はひどい
本記事では覆面系ノイズの実写がひどいと言われる理由について解説しました。
結論、ひどいと言われる理由は下記のとおり。
- メインキャストが同年代に見えない
- ストーリーがシンプルすぎる
- バンドのシーンでは同じ曲ばかりで飽きる
- 衣装がチープすぎる
- セリフに違和感がある
- インパクトが無い
賛否両論のある実写映画になりましたが、完ぺきな映画は存在しません。高評価がある以上、低評価も当然あります。
結局は視聴したあなた自身がどう感じるかなので、まずは一度視聴してみてください。