キャシャーンの実写はひどい!とよく言われていますが、実際のところはどうなのか?本記事では徹底的に評価していきます。
キャシャーンの実写版を見ようか悩んでいる人は必見です。
キャシャーンの実写映画情報
~作品紹介~
この地に生まれた、愛する人々に捧ぐ―――たった一つの命を捨てて、生まれ変わった不死身の体。 鉄の悪魔を叩いて砕く、キャシャーンがやらねば誰がやる。 『人間はなぜ争うのか?』 この重く普遍的なテーマを、エンターティメント性豊かに描き、誰も見たことのない、それでいて、懐かしい既視感(デジャビュ)を感じさせる映像世界。ここには未体験の世界とドラマがある。そうそうたるスタッフとキャストが、その才能の全てを結集させた。感性と想像力を刺激する豊潤なイメージを体感する映像叙事詩!
「Amazonプライムより引用」
原作 | 竜の子プロダクション |
監督 | 紀里谷和明 |
脚本 | 紀里谷和明、菅正太郎、佐藤大 |
主題歌 | 「誰かの願いが叶うころ」宇多田ヒカル |
キャラクター | キャスト |
東鉄也/キャシャーン | 伊勢谷友介 |
上月ルナ | 麻生久美子 |
ブライ | 唐沢寿明 |
東博士 | 寺尾聰 |
東ミドリ | 樋口可南子 |
上月博士 | 小日向文世 |
アクボーン | 宮迫博之 |
サグレー | 佐田真由美 |
バラシン | 要潤 |
内藤薫 | 及川光博 |
坂本 | 寺島進 |
上条将軍 | 大滝秀治 |
老医師 | 三橋達也 |
ブライの妻 | 鶴田真由 |
池上 | りょう |
関口 | 玉山鉄二 |
ルナの母親 | 森口瑤子 |
キャシャーンの実写映画はひどい?総合評価
Amazonプライムのキャシャーン実写評価は、550件のグローバルレーティングで星3.6でした。
細かい内訳は下記のとおりで、星5つがもっとも多い結果となっています。
星5つ | 38% |
星4つ | 20% |
星3つ | 19% |
星2つ | 9% |
星1つ | 13% |
また、星4つ以上が58%で星3つ以下は41%であることから、キャシャーンの実写映画は高評価であると言えるでしょう。
尚、キャシャーンの実写版を実際に視聴した人の感想を、評価ごとで下記にまとめます。
キャシャーンの実写映画はひどい?星5を付けた人の感想
21世紀の日本でのSF映画では、今のところこれがベストなのではないかと私は思います。音楽、映像やテーマなど非常にバランスのとれた、格調の高い秀逸なデザインのビジュアル感。日本独自のアニメや特撮ヒーロー映像では、近未来的なリアリティー感やオリジナリティーある、アニメーションや特撮の究極ではないでしょうか。チープ感が全く無く、海外の映像アイデアでも、かなりの影響をあたえたのではないかと思います。
Amazonプライムより引用
キャシャーンの実写映画はひどい?星4を付けた人の感想
それぞれのキャラクターが魅力的。描きたいもの、世界をギュッと凝縮して詰めたような作品、という印象。観終わって、もっと枝葉までていねいに観たいな、と思わせるのは、きっと魅力ある作品だったからなんだろうな、と。
Amazonプライムより引用
キャシャーンの実写映画はひどい?星3を付けた人の感想
ストーリーや脚本という点においては、多くの批判の通り、結果的に頭でっかちな印象が大きく説得力に欠け、薄っぺらさが目立つのですが、世界観や映像表現、役者の配役等、実験的な点で意義のある面も多く長い目で次に繋げられる期待を持ってみたい面もあると思いました。
Amazonプライムより引用
キャシャーンの実写映画はひどい?星2を付けた人の感想
キャストは豪華ですし、映像も17年前と思えないくらい綺麗です。とにかく長いです。新造人間と明確に敵対してるわけでもなく、いろいろな人間模様を描いているから関係性が分かりづらいし、最後目がうつろになってました。憎しみを嫌い、平和を願うアピールのごり押しもすごく、重たい内容でしたね。
Amazonプライムより引用
キャシャーンの実写映画はひどい?星1を付けた人の感想
衣装や映像処理は小賢しい程がんばっていますが、終始ミュージックビデオのような軽い映像で、肝心のドラマをしっかり見せ迫力のあるアクションを見せるという事では大分不満である。
Amazonプライムより引用
キャシャーンの実写映画がひどいと言われる理由
- ひどいと言われる理由①:重要な設定が変更されている
- ひどいと言われる理由②:人気キャラクターのフレンダーが登場しない
- ひどいと言われる理由③:内容が分かりづらい
- ひどいと言われる理由④:アクションシーンがひどい
- ひどいと言われる理由⑤:キャスティングミス
- ひどいと言われる理由⑥:それぞれのセリフが長い
キャシャーンがひどいと言われる理由は上記の6つです。
それぞれ解説していきます。
キャシャーンの実写映画がひどいと言われる理由①:重要な設定が変更されている
キャシャーンとなる主人公:東鉄也は、原作では汚名を着せられた父親の無念を晴らすために、自分の意思で己の体を捨て、新造人間となる道を選択します。
しかし、実写版では父親に反発し兵士になるものの不幸な事故で亡くなってしまい、父親が研究する新造細胞によって生き返るといった設定になっています。
本作の軸となる重要な設定を大きく改変してしまっていることに対して、原作ファンからは「原作へのリスペクトがない」「愛が感じられない」と批判的な声が相次ぎました。
「原作とは別物として観ればまだ良い」と言う声もあるものの、内容の軸が大きく変わってしまったことに否定的な意見が多く目立ち、ひどいと言われる大きな理由となってしまったようです。
キャシャーンの実写映画がひどいと言われる理由②:人気キャラクターのフレンダーが登場しない
原作で人気のある新造人間の相棒ともなるロボット犬のフレンダー。
キャシャーンの頼もしいパートナーであり原作でも存在感があったフレンダーですが、実写版では「フレンダーの無敵ぶりがあまりに漫画になってしまう」と言う理由から外されてしまいました。
フレンダーは人気キャラクターでもあり、実写化にあたり楽しみにしている原作ファンも多くいたものの、実写版には登場しなかったことで「ひどい」「あり得ない」といったマイナスな声が絶えませんでした。
また「あまりに漫画になってしまう」と言う理由があったものの、実写版のストーリーはどこから見ても「漫画そのもの」と言う意見もあり、尚のことフレンダーの未登場には憤りを感じる人も少なくはなかったようです。
キャシャーンの実写映画がひどいと言われる理由③:内容が分かりづらい
実写版「キャシャーン」の内容や展開が非常に分かりづらく「解説本無しでは何が何だかよく分からない」という意見がしばしば見られます。
分かりにくいセリフや仕草などから、「どう言うこと?」と疑問に思うシーンも多く、話がついていけないといった声も多く上がっていました。
キャシャーンのジャンルがSFであることや、原作そのものが難しいストーリーであるからこそ、初見の人でもスムーズに話が入ってくるようなストーリーにしてほしいと感じる人は多くいたようです。
キャシャーンの実写映画がひどいと言われる理由④:アクションシーンがひどい
アクションシーンが少ないことに、がっかり、期待外れなど批判的な声が多く上がっている他、アクションシーンの迫力のなさにもひどいと感じる人が多くいました。
PV出身の監督であるからこそスタイリッシュな映像になるかと思いきや、「画面で何が起こっているのか分からない」「アクション映画をなめすぎ」など、残念な仕上がりにがっかりした人も少なくはなかったようです。
また、アクションシーンでかかるBGMの選曲も最低…と厳しいコメントも見られました。
ハードロック系のBGMには「さすがにダサイ」「合わない」と否定的な声が相次ぎ、ひどいと言われる原因の一つとなってしまったようです。
キャシャーンの実写映画がひどいと言われる理由⑤:キャスティングミス
製造・技術部長であるアクボーン役を演じたのは元お笑い芸人の宮迫博之さんです。
宮迫博之さんはお笑い芸人であったため、頭脳派であるアクボーン役とは「イメージが違う」、「キャシャーンのシリアスな雰囲気には合わない」などのマイナスな声が多く上がっていました。
また「宮迫さんの登場はいちいち気になる」「物語の妨げになる」と言う厳しい声も。
宮迫博之さんの登場によって感情移入もしづらいと言う意見もあり、キャスティングミスだと感じる人は多かったようです。
さらに、内藤薫役を演じた及川光博さんの演技が「わざとらしい」と感じる意見や、東博士役を演じた寺尾聰さんは「博士らしく無い」などの声もあり、キャスティングミスだと感じられる役者さんもしばしば名前が上がっていました。
キャシャーンの実写映画がひどいと言われる理由⑥:それぞれのセリフが長い
それぞれの登場人物の劇中で話すセリフが「基本的にどれも説明口調で長い」と感じる人は多かったようです。
本来であれば、行動や仕草、視線などで気持ちを表現しながらストーリーが進んでいくものが、本作では全て口頭で状況や気持ち等が説明されていました。
まるで「演説を聞いているようだ」と感じた人も多く、ダラダラと説明を聞かなければならない状況に「退屈」「これは酷すぎる」とマイナスなコメントが相次ぎました。
キャストの演技どうこうと言うよりも、脚本や監督に対して不満を抱く人が少なくはなく、ひどい、つまらないといったマイナス評価へと繋がってしまったようです。
まとめ:キャシャーンの実写映画はひどい
本記事ではキャシャーンの実写映画がひどいと言われる理由について解説しました。
結論、ひどいと言われる理由は下記のとおり。
- ひどいと言われる理由①:重要な設定が変更されている
- ひどいと言われる理由②:人気キャラクターのフレンダーが登場しない
- ひどいと言われる理由③:内容が分かりづらい
- ひどいと言われる理由④:アクションシーンがひどい
- ひどいと言われる理由⑤:キャスティングミス
- ひどいと言われる理由⑥:それぞれのセリフが長い