カウボーイビバップの実写はひどい!とよく言われていますが、実際のところはどうなのか?本記事では徹底的に評価していきます。
カウボーイビバップの実写版を見ようか悩んでいる人は必見です。
カウボーイビバップの実写情報
~あらすじ~
金はなくても流儀は崩さず。仕事とあれば、危険を承知で太陽系を駆けめぐる賞金稼ぎのスパイク、ジェット、フェイ。そんな3人に、スパイクの過去がつきまとう…。
「NETFLIXより引用」
原作 | 矢立肇 |
監督 | アレックス・ガルシア・ロペス、マイケル・ケイトルマン |
脚本 | クリストファー・ヨスト |
主題歌 | 「Tank!」SEATBELTS |
キャラクター | キャスト |
スパイク・スピーゲル | ジョン・チョー |
ジェット・ブラック | ムスタファ・シャキール |
フェイ・ヴァレンタイン | ダニエラ・ピネダ |
ビシャス | アレックス・ハッセル |
ジュリア | エレナ・サチン |
アントニオ | アーサー・ランフォード |
カルロス | ルイス・ムランダ |
ジョビン | ルッツ・ハルプヒューブナ |
カウボーイビバップの実写版がひどいと言われる理由
- アニメが良かっただけに比較してしまう
- キャスティングミス
- アクションのチープさ
- 原作との時代の違いに違和感がある
- シーズン1で打ち切りとなった
カウボーイビバップの実写版がひどい理由は上記の5つです。
それぞれ解説していきます。
理由①:アニメが良かっただけに比較してしまう
カウボーイビバップの実写ドラマも良かったという声は多数あるものの、ドラマよりも先に放送されていたアニメの評判が高く、「アニメの方が良かった」と比較してしまう声が多く上がっていました。
アニメ版では、第一話から主人公である「スパイクの死」が宣言されており、見ている人も「主人公なのに死んじゃうの?」「これからどういう展開になるの?」と先のストーリーに期待をする人が多かったようです。
しかし、ドラマ版の第一話ではそのような宣言はなかったことから、「盛り上がりに欠ける」「アニメの方が良かった」と始まってすぐにマイナスな意見が囁かれてしまいました。
アニメが高評価であり、さらに第一話という重要な部分の違いも重なり、ひどいといった声が多く上がってしまいました。
理由②:キャスティングミス
主人公のスパイク・スピーゲル役を演じたのはジョン・チョー。原作でのスパイク・スピーゲルは27歳と設定されていますが、演じたジョン・チョーの当時の年齢は49歳でした。
スパイク役として抜擢された際には、ジョン・チョー本人も大きく歳が離れた役柄を演じることについて「最も恐れていたことは、自分が歳を取りすぎていること」と語っていたようです。
確かに、実写版の場面写真が初公開された際には、一部の原作ファンの間ではスパイク役に対して心配の声が多く上がっていたようです。
実際に「スパイクがおじさんすぎてキツかった」という声もあります。
30代のキャスティングならまだしも、もうすぐ50歳になる俳優のキャスティングには流石に違和感を感じる人が多く、マイナス評価となってしまいました。
また、チャイニーズ・マフィア「レッドドラゴン」の幹部であるビシャス役を演じたのはアレックス・ハッセル。原作でのビシャスは27歳と設定されていますが、実写版で演じたアレックス・ハッセルは41歳。
スパイク役を演じたジョン・チョーと同様に「おじさんすぎる」「イメージが合わない」といった声が多く、大幅な年齢の違いがひどいと言われる理由の一つとなってしまいました。
理由③:アクションのチープさ
カウボーイビバップのストーリーの中でアクションや格闘シーンが所々にあり、見どころとも言える盛り上がるシーンとして期待している人は多くいました。
しかし、動き全てが受動的で相手の動きを待ってから動いているため、「テンポが悪い」「もたついている」「迫力がない」といった声が多く囁かれています。
もう少しリアリティを追求したり、演技指導に力を入れて欲しかった…と残念に思う人は多く、ひどいという声へと繋がってしまいました。
理由④:原作との時代の違いに違和感がある
カウボーイビバップのアニメはテレビ東京系などで1998年に放送され、2001年には劇場作品「カウボーイビバップ 天国の扉」が公開されました。
なお、原作は2071年の火星を中心とした太陽系を舞台に、おんぼろ宇宙船「ビバップ号」に乗って旅する賞金稼ぎのスパイク・スピーゲルら乗組員の活躍を描くスペース・ウェスタンアニメ作品となっています。
しかし、アニメが公開された1998年の段階では発明に近かった作品コンセプトが、2021年に実写化されたことで現代にしては少なからず古びてしまっている点が気になるという声も上がっていました。
年々様々な技術が進化を遂げている中で、さらに2071年にはより技術も進んでいるのを仮定すると、「現代的でない」「リアリティがない」「古臭い」といった声が多発してしまいました。
また、アニメだから非現実的な内容であっても楽しく観れたものの、実写化したことで一気に現実味がなくなり面白さに欠けてしまったと感じる人も多かったようです。
理由⑤:シーズン1で打ち切りとなった
ドラマの最終話では、次への期待を持たせた終わり方となっていたにも関わらず、シーズン1で打ち切りとなってしまいました。
それも、ドラマが配信開始してから1ヶ月も満たないうちにシーズン1での幕引きが決定されることとなり、ドラマを見始めた人たちからも戸惑いの声は止みませんでした。
早い段階での打ち切り決定の発表の理由として、「原作ファンの不支持」「批評家からの厳しい声」「制作コストと評価が見合っていなかったこと」などが挙げられます。
公開前のビジュアルが解禁された際のキャストに対する不満を始め、第一話の内容改変などを含め総合的に打ち切りといった結果となり、残念、がっかりといったマイナスな声が多く広がってしまったようです。
まとめ:カウボーイビバップの実写版はひどい
本記事ではカウボーイビバップの実写版がひどいと言われる理由について解説しました。
結論、ひどいと言われる理由は下記のとおり。
- アニメが良かっただけに比較してしまう
- キャスティングミス
- アクションのチープさ
- 原作との時代の違いに違和感がある
- シーズン1で打ち切りとなった